「北極星に願いをこめて」 (右脳のひらめき)

I'm your polar star in the journey of life.

私がバロックが好きな訳  ~贖罪意識~

2010年03月20日 20時48分53秒 | 銀の風(霊能力・霊視・念力・霊聴・透視)
こんばんは。

私、子供の頃に母親に、「お前なんか生まれてこなければよかったのに」と言われて、凄い原罪意識を持って成長したんです。無論ですが、今のACの人達は、原罪意識が凄く強かったんだと思います。あの頃の母親が、拙かったと言う事もありますが、だから自身が呪われた存在だと思う人も多いんです。

今も昔も出産ってイベントは、命懸けで行うんですが、やはりそれで命を落とす母もいたり、きっかけになる人は本当に私を含めて多いんですよ。怯える人もいますが、それを含めて体験した後に、初めて気が付くんですよ。親が、それを言わざるを得なかった状態を。

私もね、親の言う事はほんと理解できませんでしたよ。けれど、ほんと子供視線で聞いていた時は、理解できなかったんですよ。親を責めましてね。自分は被害者だと思っていましたよ。完全なる被害者だと。

けれど、自分が子供を産んでみて、産むだけではなく育ててみて分かった事があるんです。主人の母に対しても、理解できない事がありましたよ。けれど、子供を育てていくうちに、理解できる視点を持ったんです。それ程、経験と言うのは大事かと申しますと、視野が広がるからこその経験でね。

で、若い頃は、教会音楽にのめっていましてね。そうですね、日曜のミサで聞いた曲や、教会音楽などを図書館で借りましてね。ついでに言えば、聞いてたり、それを演奏している時や、歌っている時に、「無意識」に自分が許しを請うているんだと気がついて、積極的になった時期があるんです。演奏する事で救いを求めていたんです。

バロックには、相当のめりましたね。クラシックなんて殆ど実は知らないんですよ。けれど、バロックや教会音楽は、かなり詳しいです。で、自分がトランスに入りながら演奏していたんですが、神がかりだと言われましてね(苦笑)。

まぁ、チャネリングしながらの演奏で、自分はその時はその曲を演奏する事で、罪の贖いをしている気になったり、自身の存在について対話をするような、「重い」考えをする人間でした。

けれど、自分が親となって、どうしようもない状態を親になって、不条理を息子に押し付ける形になった時、ほんと、親が自分に重なるんですよ。嫌だとか、思う気持ちはそこにはなかった。

許せなくて許せなくて、あなたのような人にはなりたくないと願い続けた。けれど、私は、あなたの娘なんだなと思う事が出来て、その時、自分の原罪意識が解除された気になったんです。つまり、自分が子供にしてしまった事が、図らずもであった。それは、親も同じだった。で、親と同じには残念ながらならないけれど、病気で子供に余波を押し付けるような真似を絶対しないでおこうと思った事は、阿梵された。でも、それで、親の本当の気持ちが分かった気がした。

その時、親を許せる気がしたんです。

それから、原罪意識や、贖罪の意味で聞いていた音楽は、単なる趣味の域の音楽に変わってしまった。かなり本格的に勉強したんで、メソッドが良く分かる。だけに、その頃が懐かしく思えてくるようになった。それだけ、がむしゃらに知りたかった答えは、実は自分の中に合って、経験で分かった。

ただ、私の救いは、親と同じ境遇に陥ってしまって子供に負担をかけた時、「自分を責めなかった」事にあると思っています。自分が悪いんだと思う人は多い。けれど、正直、どこをどう考えても、出産というイベントは、血にまつわるし、無害である人が少ない。事実、出産して、癌になって闘病して亡くなる人のどれほど多い事か。

だから、そういう事も考えて、私は自分を責める気にはなれなかった。自分を悪いと思っていない親に頭にきた事もあったが、親目線を得たら、なるほどそうだなと思う。憶測より、経験の方が、人の気持ちはよく理解できる。だから、今日も私は、理不尽を承知で、経験を積みたくて、突っ込んで行く。

私は割と、子供の頃、周りがクリスチャンだったんで、教会音楽が詳しい。けれど、後に、坊さんの読経の和音を聞いた時には痺れた。心底惚れた。ここでも、最初の頃かな、増上寺の読経に痺れて、毎月通った事があった。

そんなこんなして、今だにバロックは好きだ。
ヘンデルは、チャネリングして作曲していたんじゃないかという逸話があったが、なんとなくうなずける面が、本当にある。神業だね。

だからこそ、時々自分が歌う時、清らかにただ清らかに、祈り続け歌い、神がかり的になる事で、その歌が、聴こえていない多くの人にも無意識で幸せの波動を伝えられるようになる為に、練習を積んでいる。



・・・・・・・ところでさ、霊障がサロンで起きた時なんか、私歌うと、止まっちゃうの。瞬間芸で(涙)。
今のところ多くの霊に、幸せの波動が伝えられるレベルまで達したのかと思う反面、「ちょっとぉ、上がらずに聞いて行きなさいよぉ、そんなに不愉快なの?」と思う面がある(笑)。清らかな声が出るよう、練習を続けていきたいと思う。そう言えば友人が歌を始めた。

久々に会った時、とても綺麗で迷いのない表情をしていた。この人は、ひとつ、女神の階段を登ったんだなと思った。

私も頑張らなくっちゃ。




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