こんばんは。
休日の予定ですが、基本24時間休みなしのブラック勤務朋です。
部隊のある奴と、他の奴が、東京ではないところで、現地集合となり、宿泊を兼ねることになりました。
一方、A君。基本は体力がないので、近場ばかり。
一方、B君。前日まで、時差ある国へ出張からの、日本入り。
A君とB君が、同日宿泊するホテルの申請で、B君の申請したホテルでは、翌日、そこから、長距離移動し、数日飛び回るので、グレードを上げました。
ところが、A君は、自分の申請したホテルと、B君との差に気づき、自分もアップグレードしてくれと言い出しました。
あのな。会社は、慈善事業じゃないんだ。
君、幾ら調子の悪いわたしでも、その場所なら、7000円あれば十分だ。幽霊ドンとこいだ。むしろ、ネタ歓迎だわ。でも、たった1泊で、その待遇を激務のB君と同じにしろとはよく言ったもんだね。
「んじゃ、自腹でアップしなよ。」
休日、しかも、まだまだ仕事と格闘してるわたしは、素っ気ない。
あれだこれだ、電話口で言うA君に、ついに、こう言いました。
「つーかさ、身体弱いんでしょう。だったら、日帰り圏内で移動。そこ、十分日帰りだから、日帰りして、寝なれた自分の枕で寝なさい。」
「でも、色々なこと、まだ、調査したくて。」
「うん。君の頑張ったのは、職場近辺レポートで、わかった。んじゃ、あれこれ、言うなら、自由席で行って、差額を使ったら?」
「でも、でも、」
「わかった。んじゃ、君の出張なしね。君が、そこに泊まれないと体調を崩しやすいのであれば、問題だね。だったら、往復の交通費もかかるから、別の人に頼むよ。君は、できる範囲でいいから。」
瞬間、ヤバいと思ったらしい。
「あの、あの、当初の予定でいいです。」
「いい。行かなくて。必要ないよ。大事な人材を体調不良にさせられないし、いいかい、ひとつ、警告しておく。
今日の君は、ディールに失敗した。これは、君にとってどの位の致命的ミスか分からんが、相手をよく見て、ディールしなきゃ、使える人材になれないよ。
その臨機応変さえもないなら、他の仕事でいいよ。君が嫌いで、でも、近場しかっていうリクエストに応えられる仕事、あったじゃん。とにかく、ディールに失敗したんだ。」
うなだれた声で、A君は電話を切った。
しかし、B君は、恐らく、体調ガタガタだろう。余裕のある観光気分のA君は役に立つだろう。ただ、どんなホテルでも、過緊張気味のA君は、帰ってきて、2日位死んでるけどな。
それで、数時間後、メール。「申請通りの安宿で、出張を命ずる。」
今度は、B君から電話がかかってきた。
「Aを寄越してくださってありがとうございます。」
君は、面倒見いいね。でも、八方美人。いい加減にしなさい。そこは、A君に任せて、次へ体力を蓄えとけ。
と言うところで、B君は、自腹でアップデートすると言い出した。
裕福なご家庭のご子息は、実は、A君。(笑)
B君の案を却下して、経費持ち。理由は、B君の宿には、自腹で食える美味しい日本食屋がある。A君のところは、無料のビジネス朝ご飯だ。帰国したてのB君には、それが1番。
まあ、上司の配慮分かんねーよなあ。ってか、A君。自腹と言っても、数千円だぞ。
格差って言うのも、頑張ってる人の健康管理って結構大事やねん。物見遊山と、ちゃうねん。スーパーホテル、良いと思うけどな。どこでも、外れないよ。
今からでも、良いとこ取れるよ。
という訳で、「マダムの気性荒いのは、納期前の殺気だ」と、みんなが先程、チャットで話ししてた。ブラタモリ見てて、入り損ねたわ。
プレゼンは、基本一発勝負。
十分、意見通したいなら、それなりに準備してこい。無防備だわ。
朋