「北極星に願いをこめて」 (右脳のひらめき)

I'm your polar star in the journey of life.

ねえ、これあげる ~ダイヤモンドを放り出して逃げた女~

2011年06月03日 17時42分40秒 | 精神哲学 ~魂の筋力をつける朋塾~

こんにちは。

サイコホラーのようなことを書くと幾らでも書けそうなネタはあるんですがね。若い頃とはいっても、20歳のころですかね。働いてた喫茶店がありました。自分はそこで食べたサンドイッチが美味しかったので、そのサンドイッチの極意を学びに行ったつもりでした。春休みだったかな、そこで集中して働いたので、一ヶ月お給料は結構な額になったんですよ。

そこには、既に古参の女性がいて、私より年上なんですね。

朋ちゃんはかわいいから、あれもあげる、これもあげる、あぁしてあげたい、こうしてあげたいと言うのですが、実際にモノは持ってこない。そもそも、そういう口先のひとって、親戚見てて分かりますからね。あぁ、口先の人なんだなと思って、その人をそのままにしておいたんですね。実際、20で若い類に入るってどんな喫茶店?って思われますが、私が入るちょっと前まで、実は、揉め事があるので、男性しか働けない店でした。

そこのマネージャーが、女癖が悪くてね。恐らく、古参の人と出来てたんじゃないかってような雰囲気はあったんですね。

何も言わないで仕事していましたけれど、ある日、マネージャーが、古参の女性がシフトにない日に、みんなで店を休んで遊びに行こうって言い出すんですよ。あとで聞いてみたら、有名な坊なんですね。大きな家の資産家ぼん。お金が有り余って、経営していた店。男性主義。だったけれど、年もそろそろだし、結婚しようかなと思ったらしいんですよ。

まぁ、みなさん、ここでの展開は慣れているでしょうけれどね。結局、みんなで遊びに行って、皆を送って、私だけ最後になった。んで、送って貰う途中、あれこれ、言うんですね。まぁ、分かっていたので、初めから助手席には移らなかったんですが、それがつれなく思えて、更に燃え上がったのか、ある日、シフトがあって出勤したんですね。

「おはよ。マイスイート。」

「?????あぁ、おはようございます。」

「今日はさ、君に贈り物があるんだ。」

「あぁ、マスター、今日の一押しはマンデリンでいいですか。」

「・・・・・・・・・・今日はね、君にとってのスペシャルデイなんだよ?」

「・・・・・・・・?え?キリマンジャロですか?。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」後ろに隠した手で、いきなり、ダイヤの立て爪指輪を出してきて、ニッコリ笑う。

「・・・・・・・・・・・・・・・」すげー、もう、今日はここで最悪か。バイト、オワタ。(大涙)

「君にとっての新しい人生が始まるんだ。受けてくれるね?」

「貰っていいんですか。」

「あぁ、もちろんさ(多少、腐敗臭のするミッチー風味)」

「んじゃ、貰っておきます。んで、今日は、何にしますか?」

「え?え?やっぱ、いきなり渡したんで、照れてる?ねぇ、ルームに行ってよく見て来て。」

「あぁ、ハイ。」(既に、そこでのバイトが終了したと考えている。どうやって帰ろうか、どうやって逃げようか。)

 

・・・・・・・・・・・・・・・控え室に入ること、およそ5分。あっという間に、着替え、あっという間に、荷物をまとめた。指輪はどうする。換金したら高そうだが、換金したら、かなりセクハラされるだろう。もう、いい。もう・・・こーんな指輪、すててやれ。捨ててやれ!えいっ。

 

あっ

 

気がついたときには、マネージャーが必死になって、部屋の中を探していた。自分は、本日で辞める事、明日給料を受け取りに来る事、、本日早退のことを伝えて、さっさと家へ帰った。

母にそんなことがあったと言って見たら、大笑いに笑って、「あそこの次男坊と来たら、馬鹿ねぇ。お嫁さん探ししてたのぉぉ笑笑お嫁さんは、そうやって探すもんじゃないのに。」だった。「かなり、真剣だったよ?」と言って見たら、翌日、嫌でも給料を貰いに来ましたって言って行って見なさいと言われた。翌日、嫌々ながら、整理しに行った。無論、部屋に放り投げたダイヤの指輪が見つからなかった時の弁償も考えていた。

ところが、相手はその上を行っていて、既に、その店に、その日朝から働く16歳の女の子が着ていた。マネージャーは、私が何を言っても、絶対に振り向かない。どころか、あからさまな求愛を16歳に行っている。また、その16歳の、「男あしらいが上手」すぎる能力を見て、自分の中で、20歳のスルー度を恥じた。

そのまま、横を向いたマネージャーは、お給料を払わないので、スタッフの男の人から、お給料を貰って家に帰った。

家には、しばらく、「おばちゃん」達が、あれこれ、出たり入ったりして、その次男坊の結婚の行方を考えていた。結局、そのダイヤは、持ち主を流浪して流浪して、そして、マネージャーより2歳ほど若い女性の手で終わりを告げるはずだったらしい。まぁ、そんな婚活が上手に行くわけもなく、相変わらず、身が定まらないと、先日聞いた。あとで、思ったが、ダイヤは、2キャラあったと思う。1キャラの大きさではない。

芸能人がよく、指のダイヤの大きさを魅せていた時代だから、それ=結納金だったような感じかな。

 

最近、気がついたけれど、私は、人がかなり狂った行動を取るまで、ヲチしている癖がある。相手に矛盾点が出てきて、自滅するまで待っているところはある。だからこそ、こういう人につけいられるんだと思いながら、まぁ、そこの資産は、次男が相続しても結構あったので、自分よりかなり年上のオヤジに嫁ぐ事もある程度視野に入れたら、きっと財産家の妻になれたのかもしれないが、私のストレートゾーンは、かなり狭く、

 

実は、2歳年上が一番の理想だった。

 

なので、主人はとても貴重な存在であったわけ

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 男は名前をつけて保存 女は... | TOP | 占いタウンを辞めました »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | 精神哲学 ~魂の筋力をつける朋塾~