当日書きそびれましたが。
1/17は阪神大震災から10年となった日でした。
私が10年前の当日、何をしていたかはほとんど覚えていませんが、
朝起きて、テレビを見ていたらどうも関西の方で何かあったらしい。
そして、あの高速の倒壊の映像が飛び込んできました。
報道されたいろんなこと。
テレビと新聞で知る情報が、私が当時認識していた震災の全てでした。
そして時は流れて、就職したあと。
寮に住むようになって、何かの用事で同期の部屋に行きました。
その同期はプラモデルのアメリカ兵なんかが好きで、
玄関の下駄箱上なんかに沢山置いてありました。
「おー、これすごいねえ~」
「あ~、でもなー、前はもっとあったんよ。地震で沢山つぶれてしまったからな~」
何気ない話ですが私には結構ショックでした。
他の同期も言ってました。
「地震の時はなー、本棚が倒れてきて死ぬかと思った」
私が知っているのはこれくらいです。
でも普通に関東で生活している私でさえ、こんな話に触れることがあるのです。
そのとき、なにがあったか。どれだけ多くの人が関わったか。
想像するだけでも苦しい。
ということでおすすめしたい漫画があります。
『神戸在住』 木村紺 アフタヌーンKC 講談社
関東から神戸に移り住み、神戸の大学に通う女の子が主人公の物語です。
主人公の視点から様々なことが語られます。
私の大事なもののひとつです。
震災はこの物語の中でも重要な位置を占めています。
興味がありましたらぜひ。現在6巻まで刊行中。