運転免許にみる安全と経済

先日、船舶免許の更新講習を受けてきた
船舶免許2級の更新だ

しかしながら、そもそも船舶免許とはいかなるものなのか？
関係の無い人にはわからないと思うが、世界の国で船舶免許制度を設けているのは数えるほどなのだ
つまり、ほとんどの国は無免許運転である

日本の場合、車もそうだけど結構厳しいライセンス制度となっている
昔、大学の教授がアメリカで車の免許講習に行った時、広い荒野に連れて行かれ、いきなり「とりあえず走ってみろ」と言われ冷や汗かいた
という話をしていた
今はそんなことはないと思うが、世界では運転免許制度はかなり緩いのだ

なぜか・・・？
あまり厳しくすると、乗る人が減り、結果的に車や船が売れなくなるからだ

だから、日本での大型バイクの免許試験も緩くなり、船舶免許制度もアバウトになった
安全は大切だが、経済も重要なのである
安全を確保しつつ、どうすれば簡単に免許が取れるか？
ここに随分と知恵を絞っている感じがする

ただちょっと腑に落ちないのは、外圧のせいで運転免許制度を簡単に変更するのはどうなのか？というところ
あんまり、「いいなり」というのはちょっと引っ掛かるのです