私が自律神経失調症、手の震え、書痙など苦しんでいた時、岩波英知先生にお世話になった頃と比べ、岩波先生の技術(脳覚醒技術とかトランス誘導技術といわれる)は進化していると多くの人に絶賛されています。
その進化は、受け手側である我々の体感の進化とリンクしていて、まだ誘導の入り口もとてもスムーズになって、いつのまにかトランス状態に入っているなんてことが軽々できるようになっていると評価されています。
最近通った人は、同じ体の固さの人が過去に深い変性意識状態・トランス状態に入るのに要する苦労や努力に比べると、恵まれていると言われてるようです。
岩波英知先生のトランス誘導技術の進化前に、同レベルの深い意識体験ができるための努力が10必要として、今は2か3の量ぐらいでいいと聞きました。
個人差はあるにせよ、かなり技術的に受けやすくなっているのは間違いない。
それは本当なのか、やはり百聞は一見にしかずということで、私も進化したと言われている技術を機会があって受けてみました。
本当に楽でスムーズに、そしていつの間にか何の苦しさも抵抗感も不安感もなく、トランス状態に入ることができ、マイルドなのに深いという矛盾した感覚を味わいました。
以前は深くトランスに入るためには、インパクトの有る体感が必要だったが、マイルドでまろやかなまま、深い意識の流れに入ってくれます。
これは個人差があるし、私は呼吸法をかなりやり込んだため、脳が忘れていないこともありますが、それでも言葉を失うぐらいのすごい体験と効果を味わうことができました。
岩波先生が誘導した決定的な脳内体験が、何年断っても劣化することはないことはよくわかるし、以前より飛躍して突き抜けてくれることも実体験でわかりました。
他の人の誘導された時の感動や反応を見ても、別次元の技術がさらに別次元の域に達していることがわかります。
誘導への不安感が少ない、いや殆ど無かったことは、大変良いことだと思いました。
防衛本能が強い人ほど、トランス誘導技術の時に体を固くし、より深いトランスへの入りを自分で妨げていました。
それもなくなり、体が固い人でも、初回や二回目の人でも深いトランスを味わえ、深い感情の世界に微睡めるということは、それだけトラウマ、抑圧浄化処理が可能になったということ。
たくさんの呼吸法をして、ストレッチをして体を柔らかくして、岩波先生による脳の条件付けが積み重なって、脳の奥深くがパカっと開く手順が以前はありました。
現在では、初回の人でも(何度も言いますが個人差はある)そうなれるようになったことは、受ける人にとって大きな進歩でしょう。
それだけ負担が心身ともに少なくなっているからです。
だが、呼吸法やストレッチはそれでもやってきたほうがいい!
これは声を大にして言いたい。
なぜサボってくるのか私にはよくわからないが、やればいいのに岩波先生の技術レベルの高さに乗っかるだけなのは良くない。
他力本願で先生に任せっきりで取り組んではいけないことは、いつの時代もそうです。
自分の内面と向き合い、浄化させられるのは、本人しかいないのだから。
岩波先生の脳覚醒技術は、強力な触媒となる。
それによる化学反応がどこで起きるのかというと、自分の脳内の中だ。
決して岩波先生の脳の中でも腕の中でもない。
先生も暗示をかけたり、心に染みる成長するためのアドバイスを、トランス後の魔法の時間に語ってくれるが、自分の無意識に語りかけるのは、本人しかいない。
心の抑圧が出てくるが、これを向き合うのも自分自身だし、そこで乗り越える気づきを得られるのも、深いトランス状態に入った時の自分の脳なのだ。
そして、防衛本能、メンタルブロックは自分自身が持っている邪魔な要素だ。
岩波先生の技術が受け手側の防衛本能やメンタルブロックを一瞬で外せる神業になっているとはいえ、自分の内面と向かい合う時、「変わりたいのに変わりたくない」矛盾した心をどうにかするのも自分の思考だ。
だから、ドリームアートのプログラムに主体性が大事だといわれるのはそこなのだ。
誘導されるときは主体性を捨てて、すべて先生に身を任せれば簡単だが、自分を乗り越えるのは自分の人生なのだから主役は自分だと思ってほしい。
かなり話が脱線してしまいました……
私が体験して感じた岩波英知先生の技術が進化した効果のもう一つの要素───
先生がトランスの深さや質の種類や衝撃の大小を自由自在に操れるようになったということだと思う。
おそらく私が当時受けていた時には、そこまでのコントロールはできなかったと思います。
体感の種類の幅が狭い中で、深くなって、質が高まっていく感じだったと思う(これも個人差なので、私がそう思っていただけなのかもしれない)
トランス体験が深い浅いの調節はできたかもしれないが、トランスの質や種類や味わいまで変えることはできなかったと思います。
施術者である先生が自在にコントロールできるということは、どんな意味があるのか?
人によって性格や捉え方から生い立ちまで様々で、人それぞれ反応が違っていて、画一的に誘導してしまうと、どこかでひずみが来ると思います。
受ける側に防衛本能の強弱もあれば、覚悟の量も違う。
体が柔らかい人、硬い人、怯えやすい人、鈍感な人、精神世界への教養がある人、全く知識がなく心構えがない人、知恵を使ってしまう人、とりあえず任せることができる人、たくさんの種類の人がいるでしょう。
その人の特質に一番合った誘導法が先生の方でできるようになったのは、受ける人にとってありがたいことです。
知恵を使って状況判断をし始めると、人は脳も体も固くし、防衛本能を稼働させてしまう。
そういう癖がある人を無理にトランスに誘導すると、どこかでひずみが来るものだと思う。
そのひずみが受ける側の負荷となってしまったりする。そうなると、質のいいトランスには入れず、インパクトオンリーで終わってしまう。
(大事なのはインパクトの大きさよりも、余韻の長さと質の深さ。しかし最初は誰もが通る道だから問題はまったくない)
しかし、いち早くその人の特性にあった誘導法を瞬時に見極められて、調節できるようになった(と先生が言っていました)ことは、質のいいトランスに入るためにはとてもいいことでしょう。
怯えやすい人でも、マイルドに誘導したほうが防衛本能が発動せず、逆に深いトランスと長い余韻状態を引っ張り出せることが可能になったということ。
インパクトがあっても、それでも深く強烈なトランスを味わいたい人は、その人の希望を聞いて、誘導したりできます。
ずっとマイルドにやってもらいたい人、常に強烈にやってもらいたい人、交互に味わいたい人、まずは不安感と恐怖心を少なくしたい人、それぞれの希望に叶えられることは、私はとても良いと思う。
その人の脳の動きの隅々まで、岩波先生は把握できるようになったという。
微妙な目の動き、指先から伝わる感覚、呼吸の質、何を考えているのか、知恵を使ってしまったのか、自分で入ろうとしてしまったのか、すべてを感覚的に悟ることができるようになり、深いトランスにスムーズに、誰でも誘導できるようになったとのこと。
この誘導技術は岩波先生しかやってはいけないことは、口を酸っぱくして言いたい。
他の人が誘導技術の本質をわからず真似てやっていたら、医師として止めます。
岩波先生の天才的な感覚が技術を進化させることができたわけであって、他の人がやるべきものではない。
逆に岩波先生だから危険はまったくなく、安心してすべてを委ねていいと思います。
そちらのほうが何の緊張もなく入れるし、トランス状態に入ったあとは天国の夢見心地なのだから。
岩波先生は夢があると言っていた。
そのために常に技術を進化させようと頑張っている。
私も先生に負けないように、本業で頑張りたいと思う。
すごく刺激になりました。
そして、改めてつくづく思ったことがある。
失った時間は取り戻せないってことを。
私はもっと先生に出会っていたら、もっと早く苦しみから抜け出せただろう。
しかし、今後失った時間以上の密度ある人生を送って行きたいと思った。
願わくば、先生と出会った人は、時間を大切にして生きて欲しいと思います。
悩んで苦しんだ時間は取り戻せないが、これから先の時間は、いくらでも有意義に使えるのだから。
苦しんだからこそ、それを反動にして、頑張って欲しいと思います。
人生は一度しかないのだから、無駄な時間を低空飛行で浪費するよりも、強い気持ちを持ってチャレンジしてほしいと思います。
その気持ちがあるからこそ、突破口が開け、生きていてよかったという思いに繋がります。
応援しています。
まとめ