おいらが唯一と言っても過言でない、
食べられないものとして『桜餅』があります。
まぁ、別に桜餅が食べられないからと言って、何か大きな支障を来たすこともないんですが、
40代後半に差し掛かり、季節品を食べられないというのは、
何となく人生を少し損している気がしたので、
克服しようかなー、という軽い気持ちでいた訳ですよ。
克服をしようと試みたのですが、
今のところ2戦全敗。
その後、チャレンジすることもせず、
今日に至るという。
桜餅を食べ過ぎて髪が桜餅色になってしまった、甘露寺さんに悲しまれるというか、
その近くにいる伊黒さんに確実に怒られるパターンが目に浮かびます。
で、
昨日のアレですよ。
お客さんからべこ餅を提供されたついでに、
『これも人気だから食べて!』と
役員直々に出されたこれ。
…。
マジか。
『いやーー、そんな勿体ないですから、
べこ餅だけでいいですよーー。』と交わしたんですが、
『ねずみさん、せっかくですから。』
ニコニコ笑って一歩も引かない役員さん。
他の方々もおいらに全集中常中で見ています。
完全に生殺与奪の権を奪われたおいら。
口下手な冨岡さんに叱責されること間違いなし。
最初にべこ餅を食べるとして、
桜餅を食べてから、饅頭に行こう。。
何かあっても饅頭がカバーしてくれる。
そもそも、饅頭を一回に3個食べるのもあり得ない状況。
スイーツ柱の不死川さんならともかく、
普通そんなに甘いものは食べられない。
とはいえ、
お客様から勧められてる手前、断れない。
ええぃ、ままよ!と覚悟を決めて、
べこ餅を食べたあと、桜餅にいくおいら。
まだまだ寒い北海道で一人脂汗を流すおいら。
しくじった…。
べこ餅の話を振ったがための、この状況。
まさに、
万力の握力を使い、赫刀を出したものの
失神してしまった伊黒さん状態。
→大袈裟すぎます。
口に放り込む案もあったのですが、
全てリバースする可能性も恐れ、
小さめの一口で。
パクっ。
モシャモシャ…
ん?
あれ?
旨いかも。これ。
イヤミじゃない位のほんのりとした香りと、塩味と柔らかい甘味でバランスが
いいです。
あっさり克服。
あっさり透き通る世界に到達した伊黒さん並みにビックリ。
こうやって乗り越えられるんですね。
でもね、
その夜食べ過ぎで、胃を痛め、
しかも下痢になるという最悪な状況に追い込まれるというオチが待ってました。
→朝はお粥にしました。