そんな訳で、続き話です。
※過去の話はこちらから
正直なところ、彼が移動を望む地域には事業所もないし、そもそも技術職が別拠点で業務をすることは前代未聞。
正直社長からも、いい顔はされなかった訳ですよね。
困った…。
と思ってたら、人事部長から吉報が入る。
人事部長『ねずみくん、うちのグループ会社で新たにサテライト事務所を近く立ち上げることになってね。
その場所が、Yくんが移動したがってたところなんだよね!
その話を別のグループの部長に言ったら、スペース空いてるし、いいんじゃん?となってね。で、どう?ねずみくん』
おおおお!!
凄い隠し球!!
これならば辞めずに働き続けて貰える!!
二つ返事で賛成し、日取りから部内へのアナウンス、社内アナウンスの段取りをして、いい方向に話がまとまりました。
副部長に話をしたところ、あんまり納得していない様子。そりゃ。勝手すぎるもんな…。
おいらだってこのクソ忙しいときにこれでだいぶ時間を取られてるしな…。
とはいえ、この人手不足。
次がすぐに見つかる可能性は低い。
副部長にそう話をして、しぶしぶ承知してくれました。
Yさんも、納得してくれたので、ひとまず。
あ、でもさ、紹介してくれたN先輩にはちゃんと言うべきだよ、と鍵をさすおいら。
YさんはしぶしぶLINEで、N先輩に『ねずみくんから聞いているかと思いますが…』と報告したそうです。
翌日、N先輩からLINEの返信が入ったそうです。
N先輩『益々のご活躍をお祈り申し上げます。』とだけ入ってたそうな。
((((;゚Д゚)))))))ビジネス文書テンプレ、
怖すぎますけど…。
あの時のことが蘇ります。
※あの時のことはこちらから。
静かに怒ってるのか、忙しくてひとまずそう返したのかは謎ですが、
まぁ、しょうがないよね。
(この話はまだ続きます)