鰺ヶ沢で31分間の停車の後、五能線の普通列車は、私が目指す五所川原までの、最後の区間のスパートに入ります。
<<北を目指す旅-15>
東能代から鰺ヶ沢までの区間で、ほぼずっと寄り添うように走ってきた日本海の沿岸を離れ、五能線は鰺ヶ沢から内陸へと、進路を転じます。
これまでの海の風景とは一変、田園風景の中を駆け抜けて五所川原へ到着。
所要時間4時間を超す、五能線の旅が終わりました。
<五能線>
五能線の主要駅の一つ、鰺ヶ沢(あじがさわ)に停車中の、東能代発弘前行の普通列車。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
東能代から3時間10分を掛け、10時33分に到着したここ鰺ヶ沢で、31分もの長時間停車を行なっています。
じっと車内に籠もっているのも退屈なので、しばらく車外へ出て、ブラブラすることに。
鰺ヶ沢の駅舎。
すっきりとした三角屋根の駅舎は、町の玄関口に相応しい風格を纏っています。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
涼やかな青色の屋根が、青空とも良くマッチしていて、素敵ですね^^
駅の中は、出発を待つ列車に乗車する多くの人々が、改札が始まるのを待っていました。
改札が始まると同時に、私も再びホームへと戻ります。
駅舎と反対側に目を遣ると、岩木山が悠然とした姿を見せていました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
山頂周辺には雲が掛かり、「津軽富士」とも称される秀麗な山容全体を望むことはできませんでしたが、裾野の美しい稜線は、一見の価値ありです!
鰺ヶ沢に停車して、約20分程が経った頃、五所川原方面から列車がやって来ました。
画像左側が、私の乗車している五所川原方面へと向かう列車(3両編成)、画像右側が、五所川原方面から到着した列車(2両編成)です。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
ホーム上も、乗降する人達で、束の間の賑わいを見せていました。
8時31分に出発した岩館から施錠、閉鎖されていた3両編成の最後部の車両も、ここ鰺ヶ沢から再び開放。
(施錠、閉鎖時間は、実に2時間以上…!)
鰺ヶ沢から乗車する、多数の乗客に対応します。
この切符による行程も、残りわずか…。
前日に出発した新潟県の上越地方から、日本海沿岸をひたすら北上する、五所川原行の乗車券です。
前日は糸魚川出発でしたが、糸魚川から直江津までは、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの区間なので、えちごトキめき鉄道の乗車券を別途購入(670円)しました。
弘前行の普通列車は、鰺ヶ沢を11時4分に出発。
束の間、浜辺へ近付き、そして日本海に別れを告げて、内陸へと向かいます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
五能線の列車から眺めた、日本海の風景は、これが最後でした。
車窓を流れる、紺碧の海原や白い波頭も、これで見納め。
内陸部は、広々とした田園地帯の景色が、車窓いっぱいに広がっていました。
一面に広がる田畑の眺めは、東北地方の「広さ」を、実感させてくれますね!
開けた風景の中を、気持ちよく駆け抜けます。
青森といえば、リンゴの産地。
線路の両側は、いつしかリンゴ畑へと変貌を遂げていました。
この辺りの、青森県津軽地方の内陸へと入った五能線沿線には、たくさんのリンゴ畑が、線路のすぐ傍まで迫っている区間も多いです。
両側をリンゴ畑に挟まれて、いよいよ五所川原へのラストスパートです!
鰺ヶ沢から約30分、列車は定刻の11時33分に五所川原へと、遂に到着。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
始発駅の東能代から125.7kmの距離を、4時間10分の所要時間で走破しました!
昔ながらのボックスシートで、ツラいかなぁ…とも思いましたが、素晴らしい沿線の風景に終始魅せられどおしで、全く苦にもならずに、4時間を超えるローカル線の風情を楽しむことができた行程でした♪
列車は五所川原から先、更に弘前まで足を延ばします。
1分程の短い停車の後、慌ただしく五所川原のホームを去り行く列車を、見送ります。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
荒々しくも美しい、日本海の車窓風景を、アリガトウ!!
まだまだ先は長い、この日の行程。
五所川原で列車を乗り換え、津軽路深く、北上を続けます。
<北を目指す旅-17>>
<<北を目指す旅-15>
東能代から鰺ヶ沢までの区間で、ほぼずっと寄り添うように走ってきた日本海の沿岸を離れ、五能線は鰺ヶ沢から内陸へと、進路を転じます。
これまでの海の風景とは一変、田園風景の中を駆け抜けて五所川原へ到着。
所要時間4時間を超す、五能線の旅が終わりました。
<五能線>
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五能線の主要駅の一つ、鰺ヶ沢(あじがさわ)に停車中の、東能代発弘前行の普通列車。
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東能代から3時間10分を掛け、10時33分に到着したここ鰺ヶ沢で、31分もの長時間停車を行なっています。
じっと車内に籠もっているのも退屈なので、しばらく車外へ出て、ブラブラすることに。
鰺ヶ沢の駅舎。
すっきりとした三角屋根の駅舎は、町の玄関口に相応しい風格を纏っています。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
涼やかな青色の屋根が、青空とも良くマッチしていて、素敵ですね^^
駅の中は、出発を待つ列車に乗車する多くの人々が、改札が始まるのを待っていました。
改札が始まると同時に、私も再びホームへと戻ります。
駅舎と反対側に目を遣ると、岩木山が悠然とした姿を見せていました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
山頂周辺には雲が掛かり、「津軽富士」とも称される秀麗な山容全体を望むことはできませんでしたが、裾野の美しい稜線は、一見の価値ありです!
鰺ヶ沢に停車して、約20分程が経った頃、五所川原方面から列車がやって来ました。
画像左側が、私の乗車している五所川原方面へと向かう列車(3両編成)、画像右側が、五所川原方面から到着した列車(2両編成)です。
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ホーム上も、乗降する人達で、束の間の賑わいを見せていました。
8時31分に出発した岩館から施錠、閉鎖されていた3両編成の最後部の車両も、ここ鰺ヶ沢から再び開放。
(施錠、閉鎖時間は、実に2時間以上…!)
鰺ヶ沢から乗車する、多数の乗客に対応します。
この切符による行程も、残りわずか…。
前日に出発した新潟県の上越地方から、日本海沿岸をひたすら北上する、五所川原行の乗車券です。
前日は糸魚川出発でしたが、糸魚川から直江津までは、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの区間なので、えちごトキめき鉄道の乗車券を別途購入(670円)しました。
弘前行の普通列車は、鰺ヶ沢を11時4分に出発。
束の間、浜辺へ近付き、そして日本海に別れを告げて、内陸へと向かいます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
五能線の列車から眺めた、日本海の風景は、これが最後でした。
車窓を流れる、紺碧の海原や白い波頭も、これで見納め。
内陸部は、広々とした田園地帯の景色が、車窓いっぱいに広がっていました。
一面に広がる田畑の眺めは、東北地方の「広さ」を、実感させてくれますね!
開けた風景の中を、気持ちよく駆け抜けます。
青森といえば、リンゴの産地。
線路の両側は、いつしかリンゴ畑へと変貌を遂げていました。
この辺りの、青森県津軽地方の内陸へと入った五能線沿線には、たくさんのリンゴ畑が、線路のすぐ傍まで迫っている区間も多いです。
両側をリンゴ畑に挟まれて、いよいよ五所川原へのラストスパートです!
鰺ヶ沢から約30分、列車は定刻の11時33分に五所川原へと、遂に到着。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
始発駅の東能代から125.7kmの距離を、4時間10分の所要時間で走破しました!
昔ながらのボックスシートで、ツラいかなぁ…とも思いましたが、素晴らしい沿線の風景に終始魅せられどおしで、全く苦にもならずに、4時間を超えるローカル線の風情を楽しむことができた行程でした♪
列車は五所川原から先、更に弘前まで足を延ばします。
1分程の短い停車の後、慌ただしく五所川原のホームを去り行く列車を、見送ります。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
荒々しくも美しい、日本海の車窓風景を、アリガトウ!!
まだまだ先は長い、この日の行程。
五所川原で列車を乗り換え、津軽路深く、北上を続けます。
<北を目指す旅-17>>
私が毎日見ている風景と良く似ています。
31分も停車!
お昼だったら駅弁もゆっくり選べますよね(笑)
↓技術的なことは全く考えていませんでした。
確かに日本は海の後ろにすぐ山が迫っているようなところが多いから、平地に線路を敷くとなると、海岸沿いしかなかったんですね。
つい先程までの荒々しさからは想像できなかった、のどかな風景…この風景の変わりっぷりもまた、五能線の魅力なのでしょう。
東北の平野部も、実に広々とした、爽快な感じの田園風景を眺めることができますよね!
今日日30分を超える停車時間は、ローカル線でも珍しいと思います。
改札を出て駅前散策も余裕で行えますが、残念ながら、鯵ヶ沢駅には駅弁が売っていませんでした(T_T)
でも、この日は密かに狙っている昼食がありまして、実はその目的地へと、着々と向かっているのでしたw
五能線、海とあまりの近さに、年に何度か強風や高潮で運休になることもあるそうです;