平成27年(2015年)の年の瀬駆け込み北陸旅行も、富山で昼食を終え、名古屋への帰途を残すのみとなりました。
<<長野・富山へ 美味しい年の瀬 列車旅-08>
富山から名古屋へは、北陸新幹線もしくは第三セクター鉄道(旧北陸本線)で金沢へ向かい、金沢で特急「しらさぎ」へ乗り換えて福井や米原を経る北陸本線等を経由して名古屋へと赴くルートと、富山から特急「ひだ」で高山本線を経由し名古屋へ直行するルートの、いずれかを選択することができます。
富山~名古屋間の距離は、前者が300km超、後者が250㎞強と、後者の方が短いにもかかわらず、所要時間は、前者(北陸新幹線利用)が3時間半前後、後者が4時間前後…と、乗り換えを要する前者の方が短い時間で、名古屋へ到達します。
今回は急ぎの旅ではないので、乗り換えの手間のいらない後者で、これまでの行程の余韻に浸りながら、名古屋への4時間の帰路を過ごすことにしました。
北陸新幹線開業に伴い、新装なった、富山駅のコンコース。
天井も高く、広々としたスペースとなっています。
正面に見えているのが、あいの風とやま鉄道とJR高山本線の改札であり、北陸新幹線の改札は、画像の右へと進んだ方向にあります。
画像左手は、路面電車の電停(富山駅停留場)となっていて(電車が停車中)、コンコース内から直接乗車することができるようになっています。
その、富山駅停留場の乗り場の手前には、デッキ状のスペースが設けられています。
デッキへと上がってみました。
テーブルと椅子とが、ゆったりと配置され、中々広々とした空間となっています。
ここからは、北陸新幹線の改札を正面に、コンコースを見渡すことができました。
富山駅の南側を、デッキの端から眺めています。
眺めている方向(南)が、富山の都心へと続く市街地となっています。
富山駅のコンコース、一応扉で外とは仕切られているのですが、空調は効いておらず(空調があるのかどうか定かではありません)、冬場では、ここで過ごしていると、かなり寒く感じました。
まぁ、快適になり過ぎて、ここに長時間居付かれるということを避けようという意図もありそうですね。。。
路面電車の、富山駅停留場を、北側から眺めてみました。
画像の左端から、富山駅のコンコースへと続いています。
平成27年末現在、富山駅は在来線部分の高架化工事が進行中であり、高架化が全面完成した暁には、富山駅で南北に分断されている形となっている路面電車の路線が、この停留場で接続されて、直通運転を実施することとなっています。
今回は、北陸新幹線ではなく、在来線の高山本線を走行する特急「ひだ」に乗車するため、こちらの在来線南口改札を利用します。
富山駅の在来線部分は、あいの風とやま鉄道の管轄となっています。
在来線のホームのうち、高岡・金沢方面と高山本線方面は、高架化が完了した真新しいホームとなっていました。
海を眺める側の、カラー部分が青の駅名標。
この反対側の駅名標は…。
このとおり、反対側では青の部分が、緑となっています。
雪国らしく、ホームを丸ごと屋根で覆っているため、頭上の空間は、広々と感じられます。
乗車するのは、富山を13:02に出発する、特急「ひだ14号」名古屋行。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
富山から高山本線を経由、飛騨高山や温泉で有名な下呂等を経て、乗り換えなしで名古屋へと直行します。
ホームへ上がった時に、折り返し「ひだ14号」となる富山終着の「ひだ3号」が定刻よりも少し遅れて到着し、車内から続々と降りてくる人の多さに、驚きました!
急増している訪日外国人にも非常に人気の高い、高山等の観光地へのアクセスを担い、名古屋~高山~北陸を結ぶルートにもなっている、高山本線。
高山や名古屋へと向かう、この「ひだ14号」のホームへと、大勢の人々が向かっていました。
旅の終わりもゆったりと〆たかったので、奮発してグリーン車に乗車します。
「ひだ14号」は、高山で車両を4両増結しますが、富山出発時はわずかに3両編成。
普通車の自由席や指定席の車両の前には、この時既に長蛇の列が;
流石に、グリーン車の車両の前は、列ができることはありませんでした。
車内整備を終えた車内へと、乗車します。
「ひだ14号」のグリーン車は、横3列のゆったりとした座席配置。
名古屋までの4時間もの長丁場、寛いで過ごすことができそうです♪
ご覧のとおり、座席が通路よりも一段高くなっています。
このような、高い視線と大きな窓(下の縁が肘掛けの辺りとなっています)とで、ワイドな車窓風景を楽しむことができる、JR東海ご自慢の「ワイドビュー」車両であるディーゼルカーの、キハ85系が充てられています。
大晦日のこの日は、グリーン車も出発時刻の頃には、ほとんどの席が埋まっていました。
車内放送によると、指定席は(普通車、グリーン車共に)満席とのことでした。
間もなく、名古屋へ向けて出発、富山そして北陸に別れを告げます。
富山駅の改札通過時に、切符に押された入場のスタンプ。
「あいの風とやま鉄道」の社名を、くっきりと読むことができます。
高山本線は、あいの風とやま鉄道ではなく、JR(富山~猪谷:JR西日本/猪谷~岐阜:JR東海)によって運行されています。
富山を出発後すぐに、高山本線は進路を南へ向けて走行、平野部から次第に山地へと、分け入っていきます。
天候は、相変わらずの雨模様で、未だ間近に雪を目にすることができません。
ダムが数多く築かれた、神通川を遡るように沿って走る高山本線の勾配を、「ひだ14号」は軽やかに駆け上がり、快走を続けます。
<長野・富山へ 美味しい年の瀬 列車旅-10>>
<<長野・富山へ 美味しい年の瀬 列車旅-08>
富山から名古屋へは、北陸新幹線もしくは第三セクター鉄道(旧北陸本線)で金沢へ向かい、金沢で特急「しらさぎ」へ乗り換えて福井や米原を経る北陸本線等を経由して名古屋へと赴くルートと、富山から特急「ひだ」で高山本線を経由し名古屋へ直行するルートの、いずれかを選択することができます。
富山~名古屋間の距離は、前者が300km超、後者が250㎞強と、後者の方が短いにもかかわらず、所要時間は、前者(北陸新幹線利用)が3時間半前後、後者が4時間前後…と、乗り換えを要する前者の方が短い時間で、名古屋へ到達します。
今回は急ぎの旅ではないので、乗り換えの手間のいらない後者で、これまでの行程の余韻に浸りながら、名古屋への4時間の帰路を過ごすことにしました。
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北陸新幹線開業に伴い、新装なった、富山駅のコンコース。
天井も高く、広々としたスペースとなっています。
正面に見えているのが、あいの風とやま鉄道とJR高山本線の改札であり、北陸新幹線の改札は、画像の右へと進んだ方向にあります。
画像左手は、路面電車の電停(富山駅停留場)となっていて(電車が停車中)、コンコース内から直接乗車することができるようになっています。
その、富山駅停留場の乗り場の手前には、デッキ状のスペースが設けられています。
デッキへと上がってみました。
テーブルと椅子とが、ゆったりと配置され、中々広々とした空間となっています。
ここからは、北陸新幹線の改札を正面に、コンコースを見渡すことができました。
富山駅の南側を、デッキの端から眺めています。
眺めている方向(南)が、富山の都心へと続く市街地となっています。
富山駅のコンコース、一応扉で外とは仕切られているのですが、空調は効いておらず(空調があるのかどうか定かではありません)、冬場では、ここで過ごしていると、かなり寒く感じました。
まぁ、快適になり過ぎて、ここに長時間居付かれるということを避けようという意図もありそうですね。。。
路面電車の、富山駅停留場を、北側から眺めてみました。
画像の左端から、富山駅のコンコースへと続いています。
平成27年末現在、富山駅は在来線部分の高架化工事が進行中であり、高架化が全面完成した暁には、富山駅で南北に分断されている形となっている路面電車の路線が、この停留場で接続されて、直通運転を実施することとなっています。
今回は、北陸新幹線ではなく、在来線の高山本線を走行する特急「ひだ」に乗車するため、こちらの在来線南口改札を利用します。
富山駅の在来線部分は、あいの風とやま鉄道の管轄となっています。
在来線のホームのうち、高岡・金沢方面と高山本線方面は、高架化が完了した真新しいホームとなっていました。
海を眺める側の、カラー部分が青の駅名標。
この反対側の駅名標は…。
このとおり、反対側では青の部分が、緑となっています。
雪国らしく、ホームを丸ごと屋根で覆っているため、頭上の空間は、広々と感じられます。
乗車するのは、富山を13:02に出発する、特急「ひだ14号」名古屋行。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
富山から高山本線を経由、飛騨高山や温泉で有名な下呂等を経て、乗り換えなしで名古屋へと直行します。
ホームへ上がった時に、折り返し「ひだ14号」となる富山終着の「ひだ3号」が定刻よりも少し遅れて到着し、車内から続々と降りてくる人の多さに、驚きました!
急増している訪日外国人にも非常に人気の高い、高山等の観光地へのアクセスを担い、名古屋~高山~北陸を結ぶルートにもなっている、高山本線。
高山や名古屋へと向かう、この「ひだ14号」のホームへと、大勢の人々が向かっていました。
旅の終わりもゆったりと〆たかったので、奮発してグリーン車に乗車します。
「ひだ14号」は、高山で車両を4両増結しますが、富山出発時はわずかに3両編成。
普通車の自由席や指定席の車両の前には、この時既に長蛇の列が;
流石に、グリーン車の車両の前は、列ができることはありませんでした。
車内整備を終えた車内へと、乗車します。
「ひだ14号」のグリーン車は、横3列のゆったりとした座席配置。
名古屋までの4時間もの長丁場、寛いで過ごすことができそうです♪
ご覧のとおり、座席が通路よりも一段高くなっています。
このような、高い視線と大きな窓(下の縁が肘掛けの辺りとなっています)とで、ワイドな車窓風景を楽しむことができる、JR東海ご自慢の「ワイドビュー」車両であるディーゼルカーの、キハ85系が充てられています。
大晦日のこの日は、グリーン車も出発時刻の頃には、ほとんどの席が埋まっていました。
車内放送によると、指定席は(普通車、グリーン車共に)満席とのことでした。
間もなく、名古屋へ向けて出発、富山そして北陸に別れを告げます。
富山駅の改札通過時に、切符に押された入場のスタンプ。
「あいの風とやま鉄道」の社名を、くっきりと読むことができます。
高山本線は、あいの風とやま鉄道ではなく、JR(富山~猪谷:JR西日本/猪谷~岐阜:JR東海)によって運行されています。
富山を出発後すぐに、高山本線は進路を南へ向けて走行、平野部から次第に山地へと、分け入っていきます。
天候は、相変わらずの雨模様で、未だ間近に雪を目にすることができません。
ダムが数多く築かれた、神通川を遡るように沿って走る高山本線の勾配を、「ひだ14号」は軽やかに駆け上がり、快走を続けます。
<長野・富山へ 美味しい年の瀬 列車旅-10>>
駅だけではなく、レストランやホテルも大都会に比べると広々空間で、深呼吸したくなります。
日本の公共交通機関の清潔さ、多分世界一ですね。
見ただけで快適な旅が保証される安心感がありますね。
新しい駅等では、便利さと快適さとを共に追及する工夫を見つけるのが、中々楽しいです♪
短い折り返し時間内に、車内を綺麗に整備してくださるスタッフの方々の早業には、脱帽です!
ホームで待つ間は、「早く乗りたい!」と思ってしまいますが、やはり、綺麗な車内だと、気分よく旅をスタートできますよね^^