0系新幹線電車の車内見学を続けます。
先頭車両を通り抜けて、2両目に足を踏み入れると、そこはグリーン車の車両でした。
心なしか、普通車であった先頭車両よりも、シートに腰掛けて寛ぐ人が多い気がしました^^
この0系のグリーン車の座り心地をよく親が絶賛していたのを思い出しながら、私も、0系が現役の頃は高嶺の花で憧れるのみであった、見るからにゆったりとしてゴージャスな雰囲気を纏うシートに身を沈め、心ゆくまで寛ぎました♪
<交通科学博物館>
<0系新幹線電車>
先頭車両から、2両目の車両へと移動してきました。
デッキと客室との境は、引き戸ではなく開き戸となっています。
いかにも「国鉄」なw、ゴールド調のカラーの開き戸を過ぎると、通路にカーペットが…。
そう、この2両目の車両は、グリーン車!
先程の、普通車であった先頭車両のシートとは、広さも質感も格段に優れているのが一目で分かる、貫禄あるシートです。
流石にグリーン車ですね。
フットレストだけは、既にこの頃にはスタイルが確立されていたのですね^^
シート中央の肘掛けは、グリーン車でも幅が狭かったということに、初めて気付きました。
大型のシートがズラリと並んでいる様子は、壮観です!
ヘッドレストと肘掛けに掛けられている布製のカバーからもまた、懐かしさ漂う昭和の時代のゴージャス感を感じ取ることができます。
グリーン車の車内には、普通車とは明らかに異なる、華やかな雰囲気に包まれているように思えるのは、シートの色やホワイト調の内装にもよるのでしょう。
先頭車からは、見学者の人並みが途絶えることがありませんでした;
カーペットですが、敷かれているのが通路のみで、シート部分の床には敷かれていなかったというのが、少し可笑しかったです(^^;)
グリーン車の車内では、普通車よりも多くの人が、ゆったりとしたシートの座り心地を楽しんでいました。
…という訳で、私も、若い頃には羨望の的、憧れの対象であったシートに腰掛けてみました♪
グリーン車だけに、シートピッチもご覧のとおり、普通車よりもゆったり広々で快適に過ごせそうでした^^
座り心地は、柔らか過ぎず、絶妙なフィット感で、年月を経てくたびれた感じを差し引けば、今日でも充分通用すると感じた、格調高い、素晴らしいシートでした!
グリーン車客室内の妻面は、木目調となっているのも、普通車と異なるところです。
色合いには、やはり時代を感じますね。。。
こちら側の戸は、自動の引き戸となっていて、渋めのゴールド調のカラーが、いい味出しています。
大人の人は、皆懐かしそうな面持ちで、思い思いに車内を行き交っていました。
グリーン車は、肘掛けの部分のみに灰皿が取り付けられています。
名残惜しかったですが、次の車両へと移ります(´-`)
3両目の車両は、ビュッフェ車です。
厨房を隔てるカウンターテーブルが車内中央にあって、窓際にもテーブルと椅子が設えてあります。
昭和39年(1964年)の東海道新幹線開業時から、0系にはビュッフェ車が組み込まれていました。
高速で流れ去る車窓風景を眺めながら軽食を嗜むのも、乙な気分であったことでしょうね…。
若かりし頃には、結構0系には乗車したのですが、不思議とビュッフェを利用した記憶がありません;
ビュッフェ内には、速度計も設置されていました。
皆さんここで、時速200km超えを実感していたのでしょうね^^
業務用の冷蔵庫でしょうか?
搬入口のすぐ脇にデンと据え置かれていました。
今日の新幹線では失われてしまった、古き良き時代の旅の寛ぎを感じた、ビュッフェでした。
ビジネス利用の多い東海道新幹線でも、こうした、座席をちょっと離れて気分転換に一息つけるパブリックスペースがあっても良さそうなものだと思うのは、私だけでしょうか;
ビュッフェのある車両は、1両のうち半室がビュッフェ、もう半室が普通車となっています。
普通車の3列シート、中央の座席(いわゆる「B席」ですね)用の灰皿。
肘掛けの部分に、瘤のような形で取り付けられていました。
灰皿の蓋を閉じた状態。
とてもコンパクトで、可愛らしい灰皿です。
デッキに掲げられていた、「新幹線のごあんない」…懐かしいなぁ。。。
まだ、「のぞみ」は登場していません(^^;)
やはり、私の頭の中では、「のぞみ」全盛期な今なお、超特急=「ひかり」のイメージです!
昭和49年(1974年)からは、0系にも食堂車が登場しました。
私も、食堂車でよくカレーライスをいただいていました♪
右端の「国鉄」の文字に、またまた郷愁を呼び醒まされます!
普通車の半室から、ビュッフェの方向を眺めます。
グリーン車と異なり、通路にカーペットは敷かれていません。
少し前までは途切れることのなかった人並みが、この時は珍しく途切れました。
懐かしい思い出を蘇らせながらの楽しい0系車内見学でした。
最後の4両目の客室は、シアターのような映写室に改装された内部でそのまま素通り、乗務員室の運転台へと順路が続いています。
こちら側の運転席には、各自が座ることができて、ちょっとした運転手気分を味わえました^^
その眺めです♪
流石に狭い館内だけに、目の前には壁が立ちはだかっていましたが、この場所は、いい年になっても童心に帰りますねw
車内へ入った時と同様に、乗務員室の扉から車外へ出ました。
愛嬌のあるお茶目な0系のノーズが、こちら側でも出てきた人々をお見送りです(^-^)
車外へ出た後、車両の展示に沿って、もと来た方向へと歩いてみました。
車内にいる人の様子からは、ここがホームであるかのような旅情を感じました。
車輪と同じ高さからだと、扉の位置もずいぶん高い所にあるなぁ、と実感します。
目の前の鉄の塊が、かつては200km/hを超えるスピードで疾走していたとは、信じられない重量感です。
開業初期の頃は、こんなに手作り感溢れる行先票であったのですねぇ。。。今はカラーのLED表示となっていますが(^^;)
「超特急(SUPER EXP)」とあるのが、当時の情熱を物語っていますね!
0系に「乗車」した場所まで戻ってきました。
壁際には、名古屋駅で使用されていたという、新幹線の出発案内が展示されていました。
白黒のツートンカラーで、パタパタの出発案内、これもまたかつては、新幹線の駅で見慣れていたものです…今やすっかり「思い出の物体」と化してしまいました。。。
何だか過去へとタイムスリップした感覚も味わえたような気分…不思議感と楽しさ一杯で予想以上に楽しめた、0系新幹線電車の車内公開イベントでした!
先頭車両を通り抜けて、2両目に足を踏み入れると、そこはグリーン車の車両でした。
心なしか、普通車であった先頭車両よりも、シートに腰掛けて寛ぐ人が多い気がしました^^
この0系のグリーン車の座り心地をよく親が絶賛していたのを思い出しながら、私も、0系が現役の頃は高嶺の花で憧れるのみであった、見るからにゆったりとしてゴージャスな雰囲気を纏うシートに身を沈め、心ゆくまで寛ぎました♪
<交通科学博物館>
<0系新幹線電車>
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先頭車両から、2両目の車両へと移動してきました。
デッキと客室との境は、引き戸ではなく開き戸となっています。
いかにも「国鉄」なw、ゴールド調のカラーの開き戸を過ぎると、通路にカーペットが…。
そう、この2両目の車両は、グリーン車!
先程の、普通車であった先頭車両のシートとは、広さも質感も格段に優れているのが一目で分かる、貫禄あるシートです。
流石にグリーン車ですね。
フットレストだけは、既にこの頃にはスタイルが確立されていたのですね^^
シート中央の肘掛けは、グリーン車でも幅が狭かったということに、初めて気付きました。
大型のシートがズラリと並んでいる様子は、壮観です!
ヘッドレストと肘掛けに掛けられている布製のカバーからもまた、懐かしさ漂う昭和の時代のゴージャス感を感じ取ることができます。
グリーン車の車内には、普通車とは明らかに異なる、華やかな雰囲気に包まれているように思えるのは、シートの色やホワイト調の内装にもよるのでしょう。
先頭車からは、見学者の人並みが途絶えることがありませんでした;
カーペットですが、敷かれているのが通路のみで、シート部分の床には敷かれていなかったというのが、少し可笑しかったです(^^;)
グリーン車の車内では、普通車よりも多くの人が、ゆったりとしたシートの座り心地を楽しんでいました。
…という訳で、私も、若い頃には羨望の的、憧れの対象であったシートに腰掛けてみました♪
グリーン車だけに、シートピッチもご覧のとおり、普通車よりもゆったり広々で快適に過ごせそうでした^^
座り心地は、柔らか過ぎず、絶妙なフィット感で、年月を経てくたびれた感じを差し引けば、今日でも充分通用すると感じた、格調高い、素晴らしいシートでした!
グリーン車客室内の妻面は、木目調となっているのも、普通車と異なるところです。
色合いには、やはり時代を感じますね。。。
こちら側の戸は、自動の引き戸となっていて、渋めのゴールド調のカラーが、いい味出しています。
大人の人は、皆懐かしそうな面持ちで、思い思いに車内を行き交っていました。
グリーン車は、肘掛けの部分のみに灰皿が取り付けられています。
名残惜しかったですが、次の車両へと移ります(´-`)
3両目の車両は、ビュッフェ車です。
厨房を隔てるカウンターテーブルが車内中央にあって、窓際にもテーブルと椅子が設えてあります。
昭和39年(1964年)の東海道新幹線開業時から、0系にはビュッフェ車が組み込まれていました。
高速で流れ去る車窓風景を眺めながら軽食を嗜むのも、乙な気分であったことでしょうね…。
若かりし頃には、結構0系には乗車したのですが、不思議とビュッフェを利用した記憶がありません;
ビュッフェ内には、速度計も設置されていました。
皆さんここで、時速200km超えを実感していたのでしょうね^^
業務用の冷蔵庫でしょうか?
搬入口のすぐ脇にデンと据え置かれていました。
今日の新幹線では失われてしまった、古き良き時代の旅の寛ぎを感じた、ビュッフェでした。
ビジネス利用の多い東海道新幹線でも、こうした、座席をちょっと離れて気分転換に一息つけるパブリックスペースがあっても良さそうなものだと思うのは、私だけでしょうか;
ビュッフェのある車両は、1両のうち半室がビュッフェ、もう半室が普通車となっています。
普通車の3列シート、中央の座席(いわゆる「B席」ですね)用の灰皿。
肘掛けの部分に、瘤のような形で取り付けられていました。
灰皿の蓋を閉じた状態。
とてもコンパクトで、可愛らしい灰皿です。
デッキに掲げられていた、「新幹線のごあんない」…懐かしいなぁ。。。
まだ、「のぞみ」は登場していません(^^;)
やはり、私の頭の中では、「のぞみ」全盛期な今なお、超特急=「ひかり」のイメージです!
昭和49年(1974年)からは、0系にも食堂車が登場しました。
私も、食堂車でよくカレーライスをいただいていました♪
右端の「国鉄」の文字に、またまた郷愁を呼び醒まされます!
普通車の半室から、ビュッフェの方向を眺めます。
グリーン車と異なり、通路にカーペットは敷かれていません。
少し前までは途切れることのなかった人並みが、この時は珍しく途切れました。
懐かしい思い出を蘇らせながらの楽しい0系車内見学でした。
最後の4両目の客室は、シアターのような映写室に改装された内部でそのまま素通り、乗務員室の運転台へと順路が続いています。
こちら側の運転席には、各自が座ることができて、ちょっとした運転手気分を味わえました^^
その眺めです♪
流石に狭い館内だけに、目の前には壁が立ちはだかっていましたが、この場所は、いい年になっても童心に帰りますねw
車内へ入った時と同様に、乗務員室の扉から車外へ出ました。
愛嬌のあるお茶目な0系のノーズが、こちら側でも出てきた人々をお見送りです(^-^)
車外へ出た後、車両の展示に沿って、もと来た方向へと歩いてみました。
車内にいる人の様子からは、ここがホームであるかのような旅情を感じました。
車輪と同じ高さからだと、扉の位置もずいぶん高い所にあるなぁ、と実感します。
目の前の鉄の塊が、かつては200km/hを超えるスピードで疾走していたとは、信じられない重量感です。
開業初期の頃は、こんなに手作り感溢れる行先票であったのですねぇ。。。今はカラーのLED表示となっていますが(^^;)
「超特急(SUPER EXP)」とあるのが、当時の情熱を物語っていますね!
0系に「乗車」した場所まで戻ってきました。
壁際には、名古屋駅で使用されていたという、新幹線の出発案内が展示されていました。
白黒のツートンカラーで、パタパタの出発案内、これもまたかつては、新幹線の駅で見慣れていたものです…今やすっかり「思い出の物体」と化してしまいました。。。
何だか過去へとタイムスリップした感覚も味わえたような気分…不思議感と楽しさ一杯で予想以上に楽しめた、0系新幹線電車の車内公開イベントでした!
超特急であることが当たり前になってしまった現在では殆ど耳にすることがありません。
グリーン車は前の座席にテーブルがついていないけれど、テーブルは肘掛から出すタイプなのでしょうか。
食いしん坊の私は、お弁当の置き場所を探してしまいました。
ビュッフェ車は飲み物を買いに行った記憶がありますが、そこで飲食した記憶はなし。
新幹線ではやっぱり駅弁。
新幹線では駅弁を食べるのが楽しみだから、食堂車はなくても良いけれど、長時間座り続けるのは疲れるから、ちょっと動くためにもビュッフェ車の復活を望みます!
だからこそ、「超特急」というネーミングも、皆の心の琴線に触れて、今なお0系電車の代名詞として語り草となっているのでしょう。
この頃の座席は、グリーン車も普通車も、肘掛けから出すタイプのようです。
なので、普通車の窓際には小テーブルが付いていたのですね…3列席の真ん中はテーブルなしということで、このこともこの席が敬遠されてきた大きな理由と思われます。
ヨーロッパの高速列車には、たいていビュッフェが連結されていますよね。
そこで軽食を撮るのも良し、茶菓類を買い求めるも良し…で、車内をぶらつく気晴らしにもなるビュッフェ、私も 私も復活させて欲しいです^^