京阪坂本駅から、この日最初の目的地である旧竹林院へ向けて、比叡山東側の麓にある日吉大社へと延びている参道を、歩きます。
<<晩秋の大津・坂本/電車で琵琶湖周回-02>
途中に建つ、日吉大社の二の鳥居からは、建ち並ぶ里坊に沿った、趣きのある小径を往きます。
参道に植えられたモミジは、紅葉の見頃を迎えていて、朝の陽射しを受けて透くように赤く輝いた葉を小径から見上げながら、旧竹林院までの道程を進みました。
記事中の画像クリックで、別ウィンドウが開きます。
京阪坂本駅前は、比叡山の東側山麓に広大な境内を持つ、日吉大社への参道となっています。
(この画像は、別ウィンドウへのリンクはありません)
参道の西の方向には、日吉神社の二の鳥居と、その背後に聳える比叡山の屏風のような迫力ある山体を、望むことができます。
参道両脇に、門前町の風情を感じながら、この日最初に向かう旧竹林院への散策を開始。
日吉大社の、二の鳥居。
参道沿いに植えられているモミジは、既に見頃を迎えていました。
この紅葉と、借景にもなっている比叡山を覆う木々の緑や青い空とが、柔らかな朝の日差しを浴びて、美しいコントラストを見せてくれます。
二の鳥居から歩行者は、画像右端すぐ外側にある小径を歩きます。
モミジのトンネルとなっていた、参道の小径。
小径沿いには、延暦寺の僧侶の隠居所という、里坊(さとぼう)が建ち並んでいます(画像右端外側すぐの所)。
参道に植えられたものと、里坊から小径へ覆い被さるように枝を伸ばしているものとが重なり合う下を、その美しさを愛でながら、散策します。
モミジの、明るい空に透かしたり、木の幹とのコントラストで浮き上がった、1つ1つの小さな葉形の美しさには、毎度のことながら、見とれてしまいます。
これに、色合いの異なる葉同士が重なり合うことによって描き出される、素晴らしいグラデーションの妙にも、足を止められてしまいますねw
色付いた落葉の散る小径を覆う錦のグラデーションと、沿道の緑に苔生した石垣、足下を流れる清らかなせせらぎ…朝の陽射しに包まれた、晩秋の門前町の素敵な情感を感じ取っていました。
比叡山へ向けて緩やかな上り坂となっている参道に沿って流れるせせらぎは、階段状に流れ下ります。
道往く人の数もそこそこといった風で、京都のようにごった返す人波で情緒もぶち壊し;…といったこともなく、静かな秋の雰囲気を楽しむことができました♪
見事な枝振りで、道行く人々の目を楽しませていた、一株のモミジ。
枝という枝から、鮮やかな紅を放っているように見えますね!
小道を歩く人々も、少し進んでは立ち止まり、思い思いに紅葉を見つめたり撮影を楽しんでいました。
かるた所縁の地である大津らしく、歌を刻んだ石灯も置かれて、雰囲気づくりに一役買っていますw
(この画像は、別ウィンドウへのリンクはありません)
もと来た道を振り返ると、逆光気味のアングルで、紅葉もより燃え上っているかのような鮮やかさです。
舗装されていない土の路面で、雰囲気はもちろんのこと、歩きやすくて歩行者に優しい、日吉大社への参道です。
里坊の石垣や白壁が、美しい紅葉の風景に坂本独特の風情を添えていました。
仰ぎ見るモミジの紅が、抜けるような青空に燃え広がっています!
この、透き通ったような紅の輝きが、私は堪らなく好きです。
また、すこし離れた所から眺める紅葉の、かすれたような色合いが移ろう朱の情感もまた、モミジならではの美しさなのでしょうね。
水路に落ちて、せせらぎに洗われる、色付いた落葉からもまた、秋の深まりを実感することができる、紅葉狩りの楽しさです^^
清流に洗われ、石等に張り付いたモミジの葉…枯れ朽ちゆく哀しい定めなのに、寂寥感とはまた違った、どこか愛らしさを感じてしまった眺めでした。
日吉大社も指呼の間に近付き、束の間の小径散策も、間もなく終いに。
敷もみじ風のフィナーレで、散策を締め括ってくれました。
(この画像は、別ウィンドウへのリンクはありません)
距離にして数100m程であったでしょうか…短いながらも、秋の門前町の情感を存分に味わうことのできた、素敵な参道。
5年前(平成24年/2012年)の秋に京都から比叡山を越えて坂本へと至った時には、バスで素通りしてしまい、知る由もなかった素晴らしい風景を、堪能しました。
<晩秋の大津・坂本/電車で琵琶湖周回-04>>
<<晩秋の大津・坂本/電車で琵琶湖周回-02>
途中に建つ、日吉大社の二の鳥居からは、建ち並ぶ里坊に沿った、趣きのある小径を往きます。
参道に植えられたモミジは、紅葉の見頃を迎えていて、朝の陽射しを受けて透くように赤く輝いた葉を小径から見上げながら、旧竹林院までの道程を進みました。
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京阪坂本駅前は、比叡山の東側山麓に広大な境内を持つ、日吉大社への参道となっています。
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参道の西の方向には、日吉神社の二の鳥居と、その背後に聳える比叡山の屏風のような迫力ある山体を、望むことができます。
参道両脇に、門前町の風情を感じながら、この日最初に向かう旧竹林院への散策を開始。
日吉大社の、二の鳥居。
参道沿いに植えられているモミジは、既に見頃を迎えていました。
この紅葉と、借景にもなっている比叡山を覆う木々の緑や青い空とが、柔らかな朝の日差しを浴びて、美しいコントラストを見せてくれます。
二の鳥居から歩行者は、画像右端すぐ外側にある小径を歩きます。
モミジのトンネルとなっていた、参道の小径。
小径沿いには、延暦寺の僧侶の隠居所という、里坊(さとぼう)が建ち並んでいます(画像右端外側すぐの所)。
参道に植えられたものと、里坊から小径へ覆い被さるように枝を伸ばしているものとが重なり合う下を、その美しさを愛でながら、散策します。
モミジの、明るい空に透かしたり、木の幹とのコントラストで浮き上がった、1つ1つの小さな葉形の美しさには、毎度のことながら、見とれてしまいます。
これに、色合いの異なる葉同士が重なり合うことによって描き出される、素晴らしいグラデーションの妙にも、足を止められてしまいますねw
色付いた落葉の散る小径を覆う錦のグラデーションと、沿道の緑に苔生した石垣、足下を流れる清らかなせせらぎ…朝の陽射しに包まれた、晩秋の門前町の素敵な情感を感じ取っていました。
比叡山へ向けて緩やかな上り坂となっている参道に沿って流れるせせらぎは、階段状に流れ下ります。
道往く人の数もそこそこといった風で、京都のようにごった返す人波で情緒もぶち壊し;…といったこともなく、静かな秋の雰囲気を楽しむことができました♪
見事な枝振りで、道行く人々の目を楽しませていた、一株のモミジ。
枝という枝から、鮮やかな紅を放っているように見えますね!
小道を歩く人々も、少し進んでは立ち止まり、思い思いに紅葉を見つめたり撮影を楽しんでいました。
かるた所縁の地である大津らしく、歌を刻んだ石灯も置かれて、雰囲気づくりに一役買っていますw
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もと来た道を振り返ると、逆光気味のアングルで、紅葉もより燃え上っているかのような鮮やかさです。
舗装されていない土の路面で、雰囲気はもちろんのこと、歩きやすくて歩行者に優しい、日吉大社への参道です。
里坊の石垣や白壁が、美しい紅葉の風景に坂本独特の風情を添えていました。
仰ぎ見るモミジの紅が、抜けるような青空に燃え広がっています!
この、透き通ったような紅の輝きが、私は堪らなく好きです。
また、すこし離れた所から眺める紅葉の、かすれたような色合いが移ろう朱の情感もまた、モミジならではの美しさなのでしょうね。
水路に落ちて、せせらぎに洗われる、色付いた落葉からもまた、秋の深まりを実感することができる、紅葉狩りの楽しさです^^
清流に洗われ、石等に張り付いたモミジの葉…枯れ朽ちゆく哀しい定めなのに、寂寥感とはまた違った、どこか愛らしさを感じてしまった眺めでした。
日吉大社も指呼の間に近付き、束の間の小径散策も、間もなく終いに。
敷もみじ風のフィナーレで、散策を締め括ってくれました。
(この画像は、別ウィンドウへのリンクはありません)
距離にして数100m程であったでしょうか…短いながらも、秋の門前町の情感を存分に味わうことのできた、素敵な参道。
5年前(平成24年/2012年)の秋に京都から比叡山を越えて坂本へと至った時には、バスで素通りしてしまい、知る由もなかった素晴らしい風景を、堪能しました。
<晩秋の大津・坂本/電車で琵琶湖周回-04>>
こういう景色が楽しめるのも京都在住者の特権ですね。
日本の紅葉の美しさの立役者とも言えるのが紅葉。
カナダの大自然の豪快な紅葉には楓が大活躍ですが、紅葉の愛らしさは日本ならでは。
↓地下鉄、登山電車、路面電車を乗り換えなしで30分ほどで満喫できる京津線、凄いですね。
一度体験してみたいです。
木の葉の色付きの中でも、とりわけモミジが、昔から日本人の心の琴線に触れてきたのでしょうね。
色だけでなく、葉の形や大きさ、ちらちらと舞うように散る様子など、桜の花にも似た儚げな雰囲気に感じ入るのは、昔も今も同じような気がします。
日帰り圏内にモミジの名所が目白押しなのは、確かにありがたいことです^^
この大津の地は、人もそれ程多くなく、落ち着いてゆったりした気分で紅葉を楽しむことができてよかったです。
京津線が、こんなにも面白要素満点な電車とは思いませんでしたw
関西へお越しの際は、ぜひご体験を!