
「赤い彗星の再来」とのキャッチコピーを引っさげて、真紅のボディーカラーという装いを纏った、南海電車の関空アクセス特急「ラピート」の「ネオ・ジオンバージョン」に乗ってみました。
ラピートデビュー20周年とアニメ「機動戦士ガンダムUC [ユニコーン]」最終エピソードの公開とを記念するコラボレーションとして、平成26年(2014年)の4月26日から6月30日まで、約2ヶ月間の期間限定で実現したこのネオ・ジオンバージョン、ラピートのエレガントなムードとガンダムUCの作品世界へのこだわりとが上手くマッチした、魅力ある印象への仕上がりぶりが実に見事で、途中の駅でも居合わせた人からカメラを向けられるなど、その注目されぶりは半端ではありませんでした!
空いている平日に行きたかったところでしたが、当然仕事でNG(T_T)
ガンダムUCの舞台も宇宙が多いし、休日でも遅い時間なら少しは空いているだろう…ということで、ガンダムUCを映画館で鑑賞したその足で、夜を迎えた南海難波駅へと赴きました。
<難波→関西空港>

南海難波駅。
時刻は19時31分、土曜日ということもあり、混雑している…といった人出ではありません。
関西空港行のラピートは、画像右端のホームから出発します。
関西空港から走ってきた、「ラピートβ68号」が19時42分、定刻に難波へ到着しました。
この電車が、これから私も乗車する、折返し20時難波発の「ラピートβ75号」関西空港行となります。
※ 乗車日に撮影した動画のコマ落ちが酷かったので、乗車日の翌日に撮影し直した動画をアップしました。


ラピート(南海50000系電車)といえば、濃いブルーのボディカラー(下の画像)でお馴染みでしたが、ネオ・ジオンバージョンでは真っ赤なボディに装いを一新!
流石に物凄いインパクトを感じるカラーリングですが、「華麗」という感じのインパクトは、ラピートが本来持つエレガントな雰囲気から来ているのでしょうね。
「鉄人28号」の異名を持つマスクの丸みを帯びたフォルムも、ファーストガンダムのシャア専用モビルスーツを彷彿とさせる面構えです^^
正面のネオ・ジオンの紋章や足許の「NO STEP」の表記など、細かいところでのこだわりも見せてくれて、南海の「本気」ぶりが窺われますねw

その、ネオ・ジオンの紋章。
渋いシルバーがシック♪

この紋章は、車体の至る所に施されています。
「ネオ・ジオンバージョン」と銘打つだけのことはありますw

乗務員室の扉の窓にも。
注意書きも英語で、それっぽく。

ホームで出発を待つ鉄道の風景から醸し出される旅情というのは、このネオ・ジオンバージョンの車両からでも濃厚に感じることができます。
寧ろ、華やいだ雰囲気が加わって、一層情感溢れる空気が醸し出されているかのよう。

ここにも、大きなネオ・ジオンのエンブレム。
今日の鉄道車両には珍しく、ラピートに先頭の形状や窓の形等、丸みを帯びたデザインが多用されて独特の個性を持っていますが、それが今回のネオ・ジオンバージョンのコラボに繋がったのでしょう。

乗降扉部分。
ラピートのドアは、外側へスライドする機構。
メカニックに「見せる」ところも、実に良いコラボレーション。

ラピートデビュー20周年ということで、こちらも乗降扉の脇で(控え目に)アピール^^
ネオ・ジオンバージョンの雰囲気を損なっていません。
見過ごされかねないほどに控え目なので、20歳の晴れの門出なのに、ラピートに少し同情…まぁ、注目されまくりだし、お客もかつてない程に乗ってくれているらしいので、これで正解なのかもしれません(^^;)

スーパーシートの一部座席は、ネオ・ジオンの登場人物の専用席という設定で、その部分の窓には、このような意匠が!
本当に、徹底してこだわりを見せつける南海でしたw
ラピートは、前席指定の有料特急ですが、スーパーシートはレギュラーシート+210円(一部区間を除く)の料金で、横3列のゆったりとした座席配置です。

スーパーシートの車両は、ネオ・ジオンのエンブレムも金色になっています。
「ネオ・ジオン専用列車」ですw

3席のみ特別あつらえの、登場人物専用席。
これらの座席の指定はなく、スーパーシートの乗客限定で自由に腰掛けたり写真撮影等をすることができます。
右側の緑色の一人席が、ガンダムUCのヒロインであるミネバ・ラオ・ザビの席、左側の赤色の二人席は、通路側がネオ・ジオンの首魁フル・フロンタルの、窓側がフル・フロンタルの親衛隊長アンジェロ・ザウパーの席…とのことです。
この3席、新たに張り替えただけあって、オリジナルの座席と心なしか座り心地も(良い方に)違っていたような気がしましたw
因みに、オリジナルの座席の柄は「ヒョウ柄」…大阪ですねぇ(^o^)b

専用席の周囲は、床にも意匠が施されていました。
南海の気合いの入れようが分かる、留まるところを知らないこだわりぶりですw

車内の扉にも、もちろんエンブレムをあしらいます!
…扉の色は元の色だったかなぁ?…ネオ・ジオンバージョンにも良くフィットしていました。

漆黒の壁面が、車内の雰囲気を引き締め、インパクトのある良いアクセントとなっています♪
広告もコラボのものとなっています。

鉄道車両には、壁面の端に製造会社の銘があったりしますが、そこにもこだわりが。
「この会社」の手になる車両ですか…!?
…何というか、もう南海、ノリノリなのですねぇw
こういうノリ、好きだなぁ^^

専用席のヘッドカバーは、それぞれ登場人物の名前入りです。
こちらは、ミネバ・ラオ・ザビ(MINEVA LAO ZABI)。

そして、アンジェロ・ザウパー(ANJERO SAUPER)。
肝心の、フル・フロンタルのカバーは撮り忘れました(爆)

スーパーシート車内の様子。
間接照明も取り入れていて、ゴージャスかつ落ち着いた雰囲気の車内です。
天井中央の一列の照明は、さしずめインダストリアル7の人工太陽灯でしょうかw
荷物棚は、飛行機のそれを模しています。

夜の闇を突いて、ラピートβ 号は一路関西空港へ向けて疾走します。
難波からの所要時間は、約40分弱。
束の間のネオ・ジオン気分を味わう旅程でした。
相変わらずの纏め下手で、もう少しダラダラ続きます。
宜しければ、お付き合いくださいませ。
ラピートデビュー20周年とアニメ「機動戦士ガンダムUC [ユニコーン]」最終エピソードの公開とを記念するコラボレーションとして、平成26年(2014年)の4月26日から6月30日まで、約2ヶ月間の期間限定で実現したこのネオ・ジオンバージョン、ラピートのエレガントなムードとガンダムUCの作品世界へのこだわりとが上手くマッチした、魅力ある印象への仕上がりぶりが実に見事で、途中の駅でも居合わせた人からカメラを向けられるなど、その注目されぶりは半端ではありませんでした!
空いている平日に行きたかったところでしたが、当然仕事でNG(T_T)
ガンダムUCの舞台も宇宙が多いし、休日でも遅い時間なら少しは空いているだろう…ということで、ガンダムUCを映画館で鑑賞したその足で、夜を迎えた南海難波駅へと赴きました。
<難波→関西空港>
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

南海難波駅。
時刻は19時31分、土曜日ということもあり、混雑している…といった人出ではありません。
関西空港行のラピートは、画像右端のホームから出発します。
関西空港から走ってきた、「ラピートβ68号」が19時42分、定刻に難波へ到着しました。
この電車が、これから私も乗車する、折返し20時難波発の「ラピートβ75号」関西空港行となります。
※ 乗車日に撮影した動画のコマ落ちが酷かったので、乗車日の翌日に撮影し直した動画をアップしました。


ラピート(南海50000系電車)といえば、濃いブルーのボディカラー(下の画像)でお馴染みでしたが、ネオ・ジオンバージョンでは真っ赤なボディに装いを一新!
流石に物凄いインパクトを感じるカラーリングですが、「華麗」という感じのインパクトは、ラピートが本来持つエレガントな雰囲気から来ているのでしょうね。
「鉄人28号」の異名を持つマスクの丸みを帯びたフォルムも、ファーストガンダムのシャア専用モビルスーツを彷彿とさせる面構えです^^
正面のネオ・ジオンの紋章や足許の「NO STEP」の表記など、細かいところでのこだわりも見せてくれて、南海の「本気」ぶりが窺われますねw

その、ネオ・ジオンの紋章。
渋いシルバーがシック♪

この紋章は、車体の至る所に施されています。
「ネオ・ジオンバージョン」と銘打つだけのことはありますw

乗務員室の扉の窓にも。
注意書きも英語で、それっぽく。

ホームで出発を待つ鉄道の風景から醸し出される旅情というのは、このネオ・ジオンバージョンの車両からでも濃厚に感じることができます。
寧ろ、華やいだ雰囲気が加わって、一層情感溢れる空気が醸し出されているかのよう。

ここにも、大きなネオ・ジオンのエンブレム。
今日の鉄道車両には珍しく、ラピートに先頭の形状や窓の形等、丸みを帯びたデザインが多用されて独特の個性を持っていますが、それが今回のネオ・ジオンバージョンのコラボに繋がったのでしょう。

乗降扉部分。
ラピートのドアは、外側へスライドする機構。
メカニックに「見せる」ところも、実に良いコラボレーション。

ラピートデビュー20周年ということで、こちらも乗降扉の脇で(控え目に)アピール^^
ネオ・ジオンバージョンの雰囲気を損なっていません。
見過ごされかねないほどに控え目なので、20歳の晴れの門出なのに、ラピートに少し同情…まぁ、注目されまくりだし、お客もかつてない程に乗ってくれているらしいので、これで正解なのかもしれません(^^;)

スーパーシートの一部座席は、ネオ・ジオンの登場人物の専用席という設定で、その部分の窓には、このような意匠が!
本当に、徹底してこだわりを見せつける南海でしたw
ラピートは、前席指定の有料特急ですが、スーパーシートはレギュラーシート+210円(一部区間を除く)の料金で、横3列のゆったりとした座席配置です。

スーパーシートの車両は、ネオ・ジオンのエンブレムも金色になっています。
「ネオ・ジオン専用列車」ですw

3席のみ特別あつらえの、登場人物専用席。
これらの座席の指定はなく、スーパーシートの乗客限定で自由に腰掛けたり写真撮影等をすることができます。
右側の緑色の一人席が、ガンダムUCのヒロインであるミネバ・ラオ・ザビの席、左側の赤色の二人席は、通路側がネオ・ジオンの首魁フル・フロンタルの、窓側がフル・フロンタルの親衛隊長アンジェロ・ザウパーの席…とのことです。
この3席、新たに張り替えただけあって、オリジナルの座席と心なしか座り心地も(良い方に)違っていたような気がしましたw
因みに、オリジナルの座席の柄は「ヒョウ柄」…大阪ですねぇ(^o^)b

専用席の周囲は、床にも意匠が施されていました。
南海の気合いの入れようが分かる、留まるところを知らないこだわりぶりですw

車内の扉にも、もちろんエンブレムをあしらいます!
…扉の色は元の色だったかなぁ?…ネオ・ジオンバージョンにも良くフィットしていました。

漆黒の壁面が、車内の雰囲気を引き締め、インパクトのある良いアクセントとなっています♪
広告もコラボのものとなっています。

鉄道車両には、壁面の端に製造会社の銘があったりしますが、そこにもこだわりが。
「この会社」の手になる車両ですか…!?
…何というか、もう南海、ノリノリなのですねぇw
こういうノリ、好きだなぁ^^

専用席のヘッドカバーは、それぞれ登場人物の名前入りです。
こちらは、ミネバ・ラオ・ザビ(MINEVA LAO ZABI)。

そして、アンジェロ・ザウパー(ANJERO SAUPER)。
肝心の、フル・フロンタルのカバーは撮り忘れました(爆)

スーパーシート車内の様子。
間接照明も取り入れていて、ゴージャスかつ落ち着いた雰囲気の車内です。
天井中央の一列の照明は、さしずめインダストリアル7の人工太陽灯でしょうかw
荷物棚は、飛行機のそれを模しています。

夜の闇を突いて、ラピートβ 号は一路関西空港へ向けて疾走します。
難波からの所要時間は、約40分弱。
束の間のネオ・ジオン気分を味わう旅程でした。
相変わらずの纏め下手で、もう少しダラダラ続きます。
宜しければ、お付き合いくださいませ。
拘りまくった「ネオ・ジオンバージョン」、こういうものを見ると、日本の不況も完全に終わったのかな?と思わず期待したくなりますね。
昨年の秋の日本旅行で、風景の写真は撮らず、電車の写真ばかり撮っていた友人に見せてあげたかった。
昨今の日本の電車は、こうしたコラボのラッピングが大流行、その趣向や仕上りのレベルも急上昇なのは、凝り性なオタク民族のDNAでしょうかw
こうした楽しいイベントで景気回復が叶えば、本当にHAPPYですよね^^
フランスのご友人にも、是非マニアックな電車の画像を見せてあげてください!