平成27年(2015年)4月最初の週末、桜の見頃を迎えた姫路城を訪ねました。
平成21年(2009年)6月から続いていた大天守の修理がこの3月に終了し、晴れてグランドオープンしたばかりの姫路城は、「白鷺城」の異名に相応しい美しさを、満開に咲き誇った桜の花と競い合っているかのように、その麗しい姿を披露していました。
華やぎのある、日本の春の風景を満喫した、週末の遅い午後でした。
<姫路城公式HP>
京都を14時15分発の新快速に乗車しておよそ1時間半、15時46分に姫路へ到着しました。
京都から姫路までは、約130kmの道程です。
お昼まで用事があったので、遅い出発となりました。
姫路駅北口の外観。
見晴台のような、デッキを備えた造りになっています。
理由は…お分かりですね。
そう、姫路といえば、姫路城!
姫路駅北口からは、大手前通り越しに、姫路城の大天守を正面に望むことができます♪
私は、大手前通りの駅前から、まずはお城を眺めました。
大天守は、駅から1km以上離れていますが、幅50mの広い大手前通りによって開けた視界の中心に、このように大天守の美しい姿を据えた姫路の都市景観には、外国人でなくても感銘を受けます。
姫路駅から姫路城へは、基本的に大手前通りを真っ直ぐ歩けば、迷うこともなく到達できます。
姫路城までだいぶ近付いた所には、鯱のレプリカが。
お城へ赴く気分も、いよいよ高まります!
姫路駅から10分も歩けば、姫路城を囲むお堀の傍に辿り着きます。
桜の見頃を迎えた3月下旬から、殊に雨の多かった週末で曇天ながらも降雨を免れた貴重な1日、大勢の見物客が既に訪れていました。
4月最初の週末のこの日も、桜は満開のようでした。
それにしても、絵になる大天守ですね。。。
「白鷺城(はくろじょう)」の別名は、伊達ではありません!
約6年に及んだ平成の修理を終え、平成27年(2015年)3月18日にグランドオープンして、まだ1ヶ月と経過していない大天守。
カビや汚れもほとんどない、白漆喰も美しい屋根や壁の白さが際立つ姿は、秀麗の一言に尽きます!
黒くくすんだ天守のイメージに慣れた目には、初めのうちは「白過ぎ?」のようにも感じられましたが、この姿が本来の姿とのこと。
平成の修理で防カビ処理も施されて、数年はこの「白い」姿を保つことができるそうです。
それだけでも充分に華のある姫路城の大天守ですが、満開の桜と一緒に眺めてみると、上品な華麗さが益々引き立ちますね^^
この桜の木々の下は、花見客や観光客で大賑わいでした。
大天守の南側、三の丸広場からの、大天守の眺め。
この大天守、絵になり過ぎですw
桜の木々が、文字どおりに「華を添えて」どこから眺めても、風景を美しく飾ります。
憩いの場と化している、三の丸広場。
広場を囲むように桜の木が植えられていて、大花見会場となっていましたw
満開の桜は、近寄って見ても綺麗ですが、このような遠景でも、淡い彩りの塊がとても美しいですね^^
天守と桜の組み合わせは、どのお城でも絵になりますが、この姫路城の白い大天守と桜との相性は、際立って個性的ですね!
他のお城だと、黒くくすんだ屋根と明るい色の桜とのコントラストが印象的に感じますが、ここでは、共に明るい色合いが互いに融け合う感じが、不思議な魅力を纏って目に映ります。
どうしても下から見上げるアングルになってしまって、大天守とやはり同じ色調の空が背景となるので、大天守の白さが益々浮き立って見えますね。
お城と桜…本当に相性抜群の眺めです。
櫓が重なり合って、立体的な眺めを楽しむことができるのも、姫路城の魅力ですね!
それにしても、これらの建造物が建造当初から現存しているという事実には、改めて驚かされます。
明治維新後の破却を免れ、戦災に遭うも着弾した焼夷弾が不発…等々、数々の修羅場を奇跡的にくぐり抜けてきた姫路城、単に美しいだけでなく、強運も備えた強かさも兼ね備えているのも、魅力となっているのかもしれません。
お膝元を桜で埋め尽くされた、姫路城。
もちろん、格好の撮影スポットとなっていましたw
桜色が目立つ程の、白漆喰の「白さ」が分かります。
大天守の部分を、切り取るように拡大。
桜色と、漆喰の白との微妙な色合いの差が、よりクッキリとしました。
この小さな花が無数に集まって、風景をのイメージを一変させて、日本人の心の琴線を打ち震えさせてきたのですねぇ…。
今や、世界中から訪れた人々の心を捉えてしまった感がありますが、そんな人々の歓喜の情からも超越して、静かに花開いている、趣深い情景でした。
アップで見ると、屋根瓦の継ぎ目に施された漆喰の美しさに、目を奪われてしまいます!
モノトーンの華やぎの奇跡を見るようでした。
じっくりと見入る程、その魅力に惹き込まれます。
桜の咲き乱れる様子が、正に繚乱といった風な景色。
生命力に溢れた、桜の満開の勢いには、毎年驚かされます!
この場所では、桜が主役となっていますね^^
桜と、重なり合う櫓とが、美しい眺めです。
拙い技量のせいで、大天守の角度を付けてインパクトのあるアングルにできないのが、悲しい(T-T)
広大な敷地なだけに、空も実に広々と感じることができました♪
やはり、広がりのある風景の中で佇立する姿が、一番綺麗ですね!
たわわな桜の花と大天守の景色を撮ってみたくて、かなり無理矢理なアングルにしてみました;
大天守への入場受付は、私が到着した16時過ぎには既に終了していましたが、大天守の中にはまだ多くの人が滞在していたようで、時折カメラのフラッシュが瞬くのが見えました。
こうしたアングルでも、お城と桜との取り合わせの素晴らしさを感じることができました♪
大天守の周囲の櫓の黒ずんだ屋根が、景色の中でいいアクセントとなってくれています^^
満開の桜には、ぼんぼり調の照明具が似合いますねw
三の丸広場を取り囲む満開の桜越しに、大天守を眺めて。
一つ一つの花が判る、無数の小さな紅点が、とても印象的でした!
大天守と桜との、麗しい競演に魅せられた眺めを存分に堪能した姫路城の大天守に、そろそろ暇を告げます。
行く手を遮るかのような、満開の桜。
上着を脱いでも快適に過ごせる陽気にも春の到来を感じた、週末の午後でした。
姫路駅まで戻ってくると、時刻は17時半を回っていました。
少し早かったですが、姫路同様に桜の見頃を迎えている京都へこれから戻っても食事処は大混雑であろうと思い、駅の高架下にお店を構えていた、鶏白湯ラーメンの「とりの助 姫路ピオレ店」で夕食としました。
「とりの助」は、広島のラーメンチェーンのようですね。
歩いてお腹も減っていたので、「濃厚鶏蕎そば味玉」を注文。
「鶏白湯ラーメン」のお店ですしねw
コラーゲンもタップリという、濃厚鶏白湯のスープは、円やかな口当たりが柔らかく、風味は意外とあっさりしていました。
トロリとしたスープに良く絡む麺と、美味しくいただきます(^г^)
炙りチャーシューは、ちと炙りすぎの感ありで特に香ばしいという風でもなく、固かった;
個人的には、ジューシィなものの方が、好みです。
運ばれてきた時には割られていなかった味玉を、ご開帳~w
いい感じにトロトロな黄身のコクが、美味しかったです♪
玉子って、幸せな気分になれますね!
スープも飲み干して、ごちそうさまでした^^
京都への帰路も、JRの新快速で。
乗り込んで、姫路を出発すると、睡魔に襲われて爆睡でした(^^;)
帰路は、乗換の都合で、京都から更に一駅お隣の山科で下車。
姫路からは1時間40分の所要時間でした。
滋賀県の大津方面へと出発していく新快速を見送ります。
姫路を出発した18時過ぎにはまだ明るかった空も、流石に20時前ともなるとすっかり夜の帳を下ろしていました。
あまり長居はできませんでしたが、美しい姿に満開の桜を添えて華やかさも加えた姫路城の麗しい眺めを堪能することができた春の週末には、大いに満足!
日本で今日12しか残っていない現存天守で在ることに加えて、独特の「白さ」も印象的な姫路城、一見の価値大いにアリです。
平成21年(2009年)6月から続いていた大天守の修理がこの3月に終了し、晴れてグランドオープンしたばかりの姫路城は、「白鷺城」の異名に相応しい美しさを、満開に咲き誇った桜の花と競い合っているかのように、その麗しい姿を披露していました。
華やぎのある、日本の春の風景を満喫した、週末の遅い午後でした。
<姫路城公式HP>
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
京都を14時15分発の新快速に乗車しておよそ1時間半、15時46分に姫路へ到着しました。
京都から姫路までは、約130kmの道程です。
お昼まで用事があったので、遅い出発となりました。
姫路駅北口の外観。
見晴台のような、デッキを備えた造りになっています。
理由は…お分かりですね。
そう、姫路といえば、姫路城!
姫路駅北口からは、大手前通り越しに、姫路城の大天守を正面に望むことができます♪
私は、大手前通りの駅前から、まずはお城を眺めました。
大天守は、駅から1km以上離れていますが、幅50mの広い大手前通りによって開けた視界の中心に、このように大天守の美しい姿を据えた姫路の都市景観には、外国人でなくても感銘を受けます。
姫路駅から姫路城へは、基本的に大手前通りを真っ直ぐ歩けば、迷うこともなく到達できます。
姫路城までだいぶ近付いた所には、鯱のレプリカが。
お城へ赴く気分も、いよいよ高まります!
姫路駅から10分も歩けば、姫路城を囲むお堀の傍に辿り着きます。
桜の見頃を迎えた3月下旬から、殊に雨の多かった週末で曇天ながらも降雨を免れた貴重な1日、大勢の見物客が既に訪れていました。
4月最初の週末のこの日も、桜は満開のようでした。
それにしても、絵になる大天守ですね。。。
「白鷺城(はくろじょう)」の別名は、伊達ではありません!
約6年に及んだ平成の修理を終え、平成27年(2015年)3月18日にグランドオープンして、まだ1ヶ月と経過していない大天守。
カビや汚れもほとんどない、白漆喰も美しい屋根や壁の白さが際立つ姿は、秀麗の一言に尽きます!
黒くくすんだ天守のイメージに慣れた目には、初めのうちは「白過ぎ?」のようにも感じられましたが、この姿が本来の姿とのこと。
平成の修理で防カビ処理も施されて、数年はこの「白い」姿を保つことができるそうです。
それだけでも充分に華のある姫路城の大天守ですが、満開の桜と一緒に眺めてみると、上品な華麗さが益々引き立ちますね^^
この桜の木々の下は、花見客や観光客で大賑わいでした。
大天守の南側、三の丸広場からの、大天守の眺め。
この大天守、絵になり過ぎですw
桜の木々が、文字どおりに「華を添えて」どこから眺めても、風景を美しく飾ります。
憩いの場と化している、三の丸広場。
広場を囲むように桜の木が植えられていて、大花見会場となっていましたw
満開の桜は、近寄って見ても綺麗ですが、このような遠景でも、淡い彩りの塊がとても美しいですね^^
天守と桜の組み合わせは、どのお城でも絵になりますが、この姫路城の白い大天守と桜との相性は、際立って個性的ですね!
他のお城だと、黒くくすんだ屋根と明るい色の桜とのコントラストが印象的に感じますが、ここでは、共に明るい色合いが互いに融け合う感じが、不思議な魅力を纏って目に映ります。
どうしても下から見上げるアングルになってしまって、大天守とやはり同じ色調の空が背景となるので、大天守の白さが益々浮き立って見えますね。
お城と桜…本当に相性抜群の眺めです。
櫓が重なり合って、立体的な眺めを楽しむことができるのも、姫路城の魅力ですね!
それにしても、これらの建造物が建造当初から現存しているという事実には、改めて驚かされます。
明治維新後の破却を免れ、戦災に遭うも着弾した焼夷弾が不発…等々、数々の修羅場を奇跡的にくぐり抜けてきた姫路城、単に美しいだけでなく、強運も備えた強かさも兼ね備えているのも、魅力となっているのかもしれません。
お膝元を桜で埋め尽くされた、姫路城。
もちろん、格好の撮影スポットとなっていましたw
桜色が目立つ程の、白漆喰の「白さ」が分かります。
大天守の部分を、切り取るように拡大。
桜色と、漆喰の白との微妙な色合いの差が、よりクッキリとしました。
この小さな花が無数に集まって、風景をのイメージを一変させて、日本人の心の琴線を打ち震えさせてきたのですねぇ…。
今や、世界中から訪れた人々の心を捉えてしまった感がありますが、そんな人々の歓喜の情からも超越して、静かに花開いている、趣深い情景でした。
アップで見ると、屋根瓦の継ぎ目に施された漆喰の美しさに、目を奪われてしまいます!
モノトーンの華やぎの奇跡を見るようでした。
じっくりと見入る程、その魅力に惹き込まれます。
桜の咲き乱れる様子が、正に繚乱といった風な景色。
生命力に溢れた、桜の満開の勢いには、毎年驚かされます!
この場所では、桜が主役となっていますね^^
桜と、重なり合う櫓とが、美しい眺めです。
拙い技量のせいで、大天守の角度を付けてインパクトのあるアングルにできないのが、悲しい(T-T)
広大な敷地なだけに、空も実に広々と感じることができました♪
やはり、広がりのある風景の中で佇立する姿が、一番綺麗ですね!
たわわな桜の花と大天守の景色を撮ってみたくて、かなり無理矢理なアングルにしてみました;
大天守への入場受付は、私が到着した16時過ぎには既に終了していましたが、大天守の中にはまだ多くの人が滞在していたようで、時折カメラのフラッシュが瞬くのが見えました。
こうしたアングルでも、お城と桜との取り合わせの素晴らしさを感じることができました♪
大天守の周囲の櫓の黒ずんだ屋根が、景色の中でいいアクセントとなってくれています^^
満開の桜には、ぼんぼり調の照明具が似合いますねw
三の丸広場を取り囲む満開の桜越しに、大天守を眺めて。
一つ一つの花が判る、無数の小さな紅点が、とても印象的でした!
大天守と桜との、麗しい競演に魅せられた眺めを存分に堪能した姫路城の大天守に、そろそろ暇を告げます。
行く手を遮るかのような、満開の桜。
上着を脱いでも快適に過ごせる陽気にも春の到来を感じた、週末の午後でした。
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
姫路駅まで戻ってくると、時刻は17時半を回っていました。
少し早かったですが、姫路同様に桜の見頃を迎えている京都へこれから戻っても食事処は大混雑であろうと思い、駅の高架下にお店を構えていた、鶏白湯ラーメンの「とりの助 姫路ピオレ店」で夕食としました。
「とりの助」は、広島のラーメンチェーンのようですね。
歩いてお腹も減っていたので、「濃厚鶏蕎そば味玉」を注文。
「鶏白湯ラーメン」のお店ですしねw
コラーゲンもタップリという、濃厚鶏白湯のスープは、円やかな口当たりが柔らかく、風味は意外とあっさりしていました。
トロリとしたスープに良く絡む麺と、美味しくいただきます(^г^)
炙りチャーシューは、ちと炙りすぎの感ありで特に香ばしいという風でもなく、固かった;
個人的には、ジューシィなものの方が、好みです。
運ばれてきた時には割られていなかった味玉を、ご開帳~w
いい感じにトロトロな黄身のコクが、美味しかったです♪
玉子って、幸せな気分になれますね!
スープも飲み干して、ごちそうさまでした^^
京都への帰路も、JRの新快速で。
乗り込んで、姫路を出発すると、睡魔に襲われて爆睡でした(^^;)
帰路は、乗換の都合で、京都から更に一駅お隣の山科で下車。
姫路からは1時間40分の所要時間でした。
滋賀県の大津方面へと出発していく新快速を見送ります。
姫路を出発した18時過ぎにはまだ明るかった空も、流石に20時前ともなるとすっかり夜の帳を下ろしていました。
あまり長居はできませんでしたが、美しい姿に満開の桜を添えて華やかさも加えた姫路城の麗しい眺めを堪能することができた春の週末には、大いに満足!
日本で今日12しか残っていない現存天守で在ることに加えて、独特の「白さ」も印象的な姫路城、一見の価値大いにアリです。
そう、週末ごとに天気悪いですよね・・・・。
鶏白湯ラーメン、美味しそう~♪
創建当時の真新しい天守を見慣れていないことも、「白過ぎ」批判の元なのでしょうねw
外壁の白さもさることながら、瓦の漆喰が描く純白の格子模様の素晴らしさに、感動しました。
この日も前日の予報は、確か雨でしたよね…当日になって、雨も降りそうになかったので、急遽出掛けてみました♪
とろみがありながらあっさり風味のスープが印象的で、お腹にも優しい感じの鶏白湯ラーメン、スープも美味しく全ていただきました^^