光の御堂筋-03～ゴールド

　光の御堂筋散策も最終盤、心斎橋界隈から終点である南海電車の難波駅前へと至ります。

　御堂筋イルミネーションのラストを飾る色彩は、シャンパンゴールド。
　大阪ミナミに相応しい、華やかな光彩が街路を彩り、世界最長のイルミネーションのトリを印象的に努めます！

　沿道の建物等の電飾をも楽しく見物しながら、御堂筋イルミネーション散策を締め括りました。

　＜大阪・光の饗宴＞

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　イルミネーションを眺めながらの、夜の御堂筋ウォーキングも、全行程の3分の1程を残すのみとなりました！
　その区切り的な位置にある、新橋交差点です。

　南北の御堂筋と、東西の長堀通の、2つの大通りが交差する新橋交差点は、非常に広い交差点。
　交差点北側から御堂筋の南方向を望んでいますが、御堂筋イルミネーションが随分遠くに見えます…；

　風格のある大丸心斎橋店も、綺麗なイルミネーションに飾り立てられていました＾＾

　道往く大勢の人々も、スマホ等を向けて、撮影に勤しんでいました♪

　12月も半ばの夜、ここでも街は、華やいだ雰囲気に包まれていました。

　御堂筋を往く車の通行量も、益々増加の一途。
　いつしか御堂筋の沿道は、閑静なオフィス街から賑やかな繁華街へと変貌を遂げていました。

　車両のテールランプの多さも、最早イルミネーションの一部として、遜色ない程になっていますね！

　新橋交差点から南のイルミネーションは、ゴージャスな華やぎが魅力的な、シャンパンゴールドの燦めきで街を彩ります。

　黄色く色付いたイチョウの葉を、より一層輝き立たせる、豪華で、気持ちまで明るくさせるかのような、素敵な色合いでした。

　落ち葉が地面を、黄色く染めています。
　街灯が暖色系ということもあり、落ち葉の黄色もとても鮮やかに照らし出されていました。

　高級ブランドが入居しているビルの電飾も、御堂筋のイチョウ並木を意識した色彩なのでしょうか。

　イルミネーションとイチョウとに演出された、大阪らしい派手な色合いに染まる、御堂筋。

　ケバケバしいレベルにまで堕ちないあたりが、美しい都市景観を誇る、御堂筋の風格でしょうか。。。

　車のヘッドライトとシャンパンゴールドのイルミネーションとを組み合わせると、華やいだ雰囲気をより浮き立たせますね♪

　フロントガラスの輝き（信号灯の反射かと思いましたが、どうも後方の車のヘッドライトのようです）もまた素敵で、印象に残った眺めです。

　ふとした一瞬、車の流れが途絶えた、御堂筋の側道。
　ほんの少し前の喧噪が嘘のように静まりかえり、その大きなギャップと、掻き消されていた夜の街角のムード溢れる情感が一挙に押し寄せてきたような、趣深さを感じました。

　沿道のビルの照明も街灯とマッチしていて、実にいい雰囲気が漂っていました。

　御堂筋イルミネーションのゴールである難波へいよいよ近付いてきた辺りで、御堂筋は道頓堀川を渡ります。
　夜の川面を染め上げる、大阪名物の派手なネオンサインが目を引きます。

　御堂筋に架かる橋である、道頓堀橋の袂からの眺めです。
　画像左に見えている、同じく道頓堀川に架かっている橋が、戎橋です。

　有名な、グリコのネオンサインを正面に眺める位置からは、多くの人が記念撮影をしていました＾＾
　外国人観光客も多かったです。

　道頓堀川を渡り更に南下、千日前通との交差点である難波交差点を越えると、目指してきた、南海電車の難波駅が正面の視界に大きく入ってきました！

　これまで、南へと一直線に走ってきた御堂筋に突き当たるようにして建つ難波駅。
　難波駅に直線の行く手を遮られた御堂筋は、その駅前で南西へと転進、大きくカーブを切ります。

　ターミナル駅の堂々たる風格を備えた、南海電車の難波駅。
　品良くライトアップされたターミナルの建物には、大阪タカシマヤが入居しています。
　その背後、難波駅上には、スイスホテル南海大阪（swissôtel NANKAI OSAKA）の高層ビルが聳えています。

　駅前のクスノキにも、シャンパンゴールドのLEDが施されていて、御堂筋イルミネーションを華麗に締め括っていました♪

　難波駅から、これまで散策してきた御堂筋を、北へ向けて眺めています。
　華やかなイルミネーションが、彼方から難波駅の直前まで伸びてきている様子を、感慨深く見納めました。

　画像左端が、難波西口交差点。
　御堂筋イルミネーションの南端です。

　淀屋橋から難波駅までの約3kmの道程、およそ1時間40分程かけて世界最長のイルミネーションをノンビリと満喫した、夜の御堂筋巡りが、ここに終了しました。
　同じ区間（淀屋橋～なんば）を、大阪市営地下鉄御堂筋線に乗車すると、わずか3駅の区間を5分で走破してしまいます。

　時間の経過も寒さも忘れて、幻想的な光の饗宴に魅了された、素敵な夜の散策に、気分も上々＾＾
　足取りも軽く、その御堂筋線ののりばへと赴き、京都への家路に就きました。


　「光の御堂筋」　了