射水市・新湊から高岡へと戻り、高岡からこの旅最後の目的地である、富山へ到着した頃には、もう夕食をいただいてもそれ程おかしくない時間帯に差し掛かっていました。
「富山湾鮨」として堂々とPRする程の、富山湾から揚がる、豊かな海の幸に恵まれた富山での食事、ということで、すっかり寿司づいてしまった身としては、つい先刻、新湊で遅昼の絶品寿司をいただいた直後にもかかわらず、迷うことなく寿司店へと赴いて、ここでも極上の握りの美味しさを堪能しました!
<富山湾鮨>
高岡から、富山行の普通電車に乗車します。
高岡駅は、高岡市の表玄関。
大阪・名古屋~富山間や、越後湯沢~金沢間とを結んでいた、多数の特急が全て列車していましたが、平成27年(2015年)3月14日の北陸新幹線金沢延伸開業以後は、特急停車駅としての役割を、北陸新幹線の駅である新高岡へと譲って、乗り入れる特急は全廃され、北陸本線も高岡を含む金沢以東の区間が、JR西日本から第三セクター会社へと経営移管されました。
高岡からおよそ20分程で、終点の富山へ到着。
走行中の混雑した車内が、嘘のようにガランとした電車が、ホームに佇んでいました。
富山駅は、北陸新幹線開業とは別に、在来線の高架駅化の工事中。
改札口へと至る手前に、先程眺めてきた、雨晴海岸から望む立山連峰の絶景が掲げられていました!
傍らには、富山湾鮨のオブジェもw
あと20日あまりに迫った開業日を控えて、北陸新幹線の駅部分はすっかり完成しているように見えた、富山駅の真新しい姿。
駅前の部分を、造成中でした。
在来線も高架化した暁には、画像手前から駅舎へと吸い込まれていく、路面電車の軌道が高架駅の下を抜けて、現在は富山駅の北側から発着している富山ライトレールと結ばれるそうです。
富山駅から徒歩数分の所にある、「美喜鮨本店」。
3年前にも、伺っています^^
当時の美味なる感動を思い出しながら、期待に胸膨らませて、入店します♪
まずは、突き出し。
アカイカのマリネと、ナガラモ。
肝心のアカイカが、タマネギの下に隠れてしまっています;
ナガラモとは、「アカモク」という海藻で、その名のとおり、春から初夏にかけて流れてしまうので、「ナガラモ」と呼ばれるようになったとか。
とろみのある、美味しい海藻でした。
いよいよ、本番開始!
ソイです。
しっかりとした歯応えを愉しみます♪
噛む毎に、歯に伝わる弾力感が堪りません!
ブリの稚魚である、フクラギ。
鮮度の良さが一目で分かる、艶やかさ。
あっさりとした風味の虜に。
北陸では、体長が35cm~60cm位まで育ったブリを、「フクラギ」と呼ぶそうです。
成魚のブリは、体長が80cm以上にもなります。
美喜鮨本店さんでも、お汁はアラ汁でした。
お汁に溶け込むアラの旨味は、いただくと、優しく身体に溶け込んでいくようです。
宝石のように、美しい輝きを放つ、シロエビ。
上品で繊細な旨味を、ジックリと味わいました!
マダイです。
こちらも、繊細な甘味が、口の中に広がります。
絶妙な淡白風味の美味しさを味わう幸福感…最高ですね^^
シロガイ。
その名を裏切る色をした身ですが、殻が綺麗な白色をした貝です。
貝には珍しく、柔らかな歯応えが印象に残りました。
噛む度に旨味が滲み出るように感じるのは、流石は貝類!といったところでしょうかw
ベニズワイガニ。
どうしたら、このように美しく剥くことができるのでしょうね;
やはり、いただくのが勿体なく思えてきてしまいます(^^;)
仄かな甘味と、フンワリとした食感が、クセになる美味しさです。
これも味覚の王様、ヒラメです。
昆布じめにされていたネタは、スッキリとした爽やかさに満ちた風味で、すっかり魅了されていました!
地元では「アンカン」と呼ばれている、ウスバハギの握り。
見るからに肉厚ですが、思ったよりあっさりとした風味で、美味しくいただくことができました。
ウスバハギは、カワハギの仲間でカワハギを大きくした格好の魚です。
富山でこれは、外せないw、黒作りの細巻き。
イカの塩辛に和えたイカ墨の、豊かなコクが素晴らしく美味しかったです!
真っ黒な見た目とは全く異なる、独特の深いコクで魅了させてしまうイカ墨…不思議な食材ですよね。
注文したメニューに、「お好みの一貫」というものが含まれていたので、ノドグロを握っていただきました(^г^)
軽く炙ったネタは、ソフトな口当たりで、円やかな塩味。
蕩けるような旨味が身体に染み込んでいくようで、その美味しさに酔いしれました。
夢のような夕餉の〆は、トビコの軍艦巻き。
プチプチとした食感は、一度知ってしまったら、もう病み付きになる他ありませんw
トビコからはじけ迸る濃厚な風味を、口の中で転がして味わう、幸せなひと時を堪能しました。
新湊の浪花鮨さんで、至福の寿司三昧を満喫して、まだ数時間経過したかしないかのうちにいただいた、引き続いての寿司尽しの食事でしたが、美味しい食べ物を前にすると、小食機能が麻痺する宿痾?は、今回の富山行でも遺憾なく発症w
食欲の赴くまま、魅惑的な富山湾鮨の饗宴を満喫することができた、駆け足で巡った越中路でした。
「富山湾鮨」として堂々とPRする程の、富山湾から揚がる、豊かな海の幸に恵まれた富山での食事、ということで、すっかり寿司づいてしまった身としては、つい先刻、新湊で遅昼の絶品寿司をいただいた直後にもかかわらず、迷うことなく寿司店へと赴いて、ここでも極上の握りの美味しさを堪能しました!
<富山湾鮨>
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高岡から、富山行の普通電車に乗車します。
高岡駅は、高岡市の表玄関。
大阪・名古屋~富山間や、越後湯沢~金沢間とを結んでいた、多数の特急が全て列車していましたが、平成27年(2015年)3月14日の北陸新幹線金沢延伸開業以後は、特急停車駅としての役割を、北陸新幹線の駅である新高岡へと譲って、乗り入れる特急は全廃され、北陸本線も高岡を含む金沢以東の区間が、JR西日本から第三セクター会社へと経営移管されました。
高岡からおよそ20分程で、終点の富山へ到着。
走行中の混雑した車内が、嘘のようにガランとした電車が、ホームに佇んでいました。
富山駅は、北陸新幹線開業とは別に、在来線の高架駅化の工事中。
改札口へと至る手前に、先程眺めてきた、雨晴海岸から望む立山連峰の絶景が掲げられていました!
傍らには、富山湾鮨のオブジェもw
あと20日あまりに迫った開業日を控えて、北陸新幹線の駅部分はすっかり完成しているように見えた、富山駅の真新しい姿。
駅前の部分を、造成中でした。
在来線も高架化した暁には、画像手前から駅舎へと吸い込まれていく、路面電車の軌道が高架駅の下を抜けて、現在は富山駅の北側から発着している富山ライトレールと結ばれるそうです。
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富山駅から徒歩数分の所にある、「美喜鮨本店」。
3年前にも、伺っています^^
当時の美味なる感動を思い出しながら、期待に胸膨らませて、入店します♪
まずは、突き出し。
アカイカのマリネと、ナガラモ。
肝心のアカイカが、タマネギの下に隠れてしまっています;
ナガラモとは、「アカモク」という海藻で、その名のとおり、春から初夏にかけて流れてしまうので、「ナガラモ」と呼ばれるようになったとか。
とろみのある、美味しい海藻でした。
いよいよ、本番開始!
ソイです。
しっかりとした歯応えを愉しみます♪
噛む毎に、歯に伝わる弾力感が堪りません!
ブリの稚魚である、フクラギ。
鮮度の良さが一目で分かる、艶やかさ。
あっさりとした風味の虜に。
北陸では、体長が35cm~60cm位まで育ったブリを、「フクラギ」と呼ぶそうです。
成魚のブリは、体長が80cm以上にもなります。
美喜鮨本店さんでも、お汁はアラ汁でした。
お汁に溶け込むアラの旨味は、いただくと、優しく身体に溶け込んでいくようです。
宝石のように、美しい輝きを放つ、シロエビ。
上品で繊細な旨味を、ジックリと味わいました!
マダイです。
こちらも、繊細な甘味が、口の中に広がります。
絶妙な淡白風味の美味しさを味わう幸福感…最高ですね^^
シロガイ。
その名を裏切る色をした身ですが、殻が綺麗な白色をした貝です。
貝には珍しく、柔らかな歯応えが印象に残りました。
噛む度に旨味が滲み出るように感じるのは、流石は貝類!といったところでしょうかw
ベニズワイガニ。
どうしたら、このように美しく剥くことができるのでしょうね;
やはり、いただくのが勿体なく思えてきてしまいます(^^;)
仄かな甘味と、フンワリとした食感が、クセになる美味しさです。
これも味覚の王様、ヒラメです。
昆布じめにされていたネタは、スッキリとした爽やかさに満ちた風味で、すっかり魅了されていました!
地元では「アンカン」と呼ばれている、ウスバハギの握り。
見るからに肉厚ですが、思ったよりあっさりとした風味で、美味しくいただくことができました。
ウスバハギは、カワハギの仲間でカワハギを大きくした格好の魚です。
富山でこれは、外せないw、黒作りの細巻き。
イカの塩辛に和えたイカ墨の、豊かなコクが素晴らしく美味しかったです!
真っ黒な見た目とは全く異なる、独特の深いコクで魅了させてしまうイカ墨…不思議な食材ですよね。
注文したメニューに、「お好みの一貫」というものが含まれていたので、ノドグロを握っていただきました(^г^)
軽く炙ったネタは、ソフトな口当たりで、円やかな塩味。
蕩けるような旨味が身体に染み込んでいくようで、その美味しさに酔いしれました。
夢のような夕餉の〆は、トビコの軍艦巻き。
プチプチとした食感は、一度知ってしまったら、もう病み付きになる他ありませんw
トビコからはじけ迸る濃厚な風味を、口の中で転がして味わう、幸せなひと時を堪能しました。
新湊の浪花鮨さんで、至福の寿司三昧を満喫して、まだ数時間経過したかしないかのうちにいただいた、引き続いての寿司尽しの食事でしたが、美味しい食べ物を前にすると、小食機能が麻痺する宿痾?は、今回の富山行でも遺憾なく発症w
食欲の赴くまま、魅惑的な富山湾鮨の饗宴を満喫することができた、駆け足で巡った越中路でした。
脳裏にこびりついていた前回のお寿司の画像が少し薄れて、食べたい食べたい症候群からの脱却に成功しつつあったのに、またしても絶品寿司の画像がてんこ盛り!
こちらのお寿司は全て既に味がついているのですね。
外国人はお寿司を食べる際、シャリの方にお醤油をつけるので、しょっぱくなりすぎてお魚の味が分からなくなってしまうのです。
こうして最初からタレをつけてあると、お魚の味が引き立って、お寿司の美味しさがストレートに舌に伝わりますよね。
私もお好みの一貫は絶対のどぐろを頼むと思います。
次回は絶対富山湾寿司を食べよう!
肯定的には、移動してすぐ次の食事、との印象となってしまいましたw
新湊のお寿司屋さんで最後の1貫をいただいてから、まだ3時間しか経っていませんでしたが、全く苦もなく、富山での美味しいお寿司に舌鼓を打って、感動していました。
タヌ子さんご指摘のとおり、美喜鮨本店さんでは、ネタに軽く醤油等を塗って出されることが多かったです。
確かに、握りをひっくり返してネタに醤油を付けるのは、外人さんには手間なのと、難しいのでしょうね。。。
ネタに醤油を付けるからこそ、ネタの美味しさが引き立ちますよね!それに酢の利いたシャリで、風味を引き締めて、握り全体の美味しさを全体で奏でるものですが…外人さんに分かってもらえる日は来るでしょうか(^^;)
ノドグロがあったら、絶対握っていただくべきですよね!
この美味しさを知ってしまったら最後、もう忘れることはできません♪
極上ネタをリーズナブルに提供してくれる富山湾鮨、北陸新幹線で首都圏からグンと身近になった事ですし、次のお里帰りの折にでも、おためしになってはいかがでしょうか^^