東伊豆の小さな温泉郷・大川温泉では、海辺まで迫る斜面に佇む素敵な宿に滞在しました。
<<「サフィール踊り子」と東伊豆・大川温泉満喫旅-04>
海のすぐ近くでありながら、山中に抱かれるような静けさに包まれた佇まいの温泉宿で、自家源泉から湧き出る熱々の温泉と、伊豆の美食を、心ゆくまで愉しみました。
<大川温泉観光協会>
今回の大川温泉への旅では、こちらの温泉旅館「いさり火」に宿泊しました。
海辺まで迫る険しい地形の中に佇み、静かな雰囲気を纏った、素敵な温泉宿です。
予約時に最寄りの、伊豆急行の伊豆大川駅到着時刻を告げてあり、伊豆大川駅まで送迎車で迎えに来てくださいました。
客室数は12室と、こじんまりとしたお宿ですが、敷地内からは70℃を超す熱々の温泉が湧き、その自家源泉からかけ流しで温泉を引いた2つの大浴場を備え、更に、12の客室全てにも源泉かけ流しの露天風呂を備えた、温泉好きにとっては夢のような施設の充実ぶりを誇ります!
山の中腹のような立地のため、宿からは相模湾を眼下に一望することができます。
チェックインは、サンルームのような明るいこのロビーラウンジで、寛ぎながら済ませます。
チェックイン時には、お茶菓子も出していただけます♪
流石は茶所の静岡県、美味しい抹茶でのおもてなしで、気分も癒されます。
のどかな大川温泉では、時間の進み方もゆっくりに感じられました。
海の眺めも楽しみたかったので、最上階である4回の客室を予約しました。
広々とした室内で、ゆったり寛げそうです。
窓もワイドビューな大きなサイズで、素晴らしい眺望を堪能できそうです。
高台からの、オーシャンビューの眺め。
眼下に広がる相模湾を、斜面の緑の先に眺める絶景です!
この日は昼過ぎに一瞬陽が射しかけたのですが、再び雲に覆われてしまうという生憎の天気でした。
青空が広がっていたら、木々の緑と紺碧の海と空とで、更に素晴らしい風景を眺められたことでしょう。
宿ご自慢の客室露天風呂です。
先程も書きましたが、自家源泉からのかけ流しです!
湯量も豊富なようで、湯船のサイズは、大人2名が同時に浸かっても、ゆとりのある広さでした。
上記にリンクの公式サイトによれば、源泉の温度は何と73.3℃!!
加温することなく、源泉そのままの状態で、湯浴みを満喫できます^^
ひとつ前の記事に書いた、大川温泉の公衆露天風呂「磯の湯」へは、この後一休みしてから、入りに向かいました。
実は「磯の湯」のお湯も、こちらの「いさり火」の源泉を引いているとのことで、そういえばお湯の色が同じ感じですね。
「磯の湯」から戻った後、夕食までまだ時間があったので、早速この客室露天風呂に浸かり、心も体も癒されました。
源泉が70℃を超す高温のため、もちろん加水して適温に調整可能です。
露天風呂からの眺めは、ベッドルーム同様ににオーシャンビュー。
海へ向け険しく落ち込んでいく断崖の、迫力ある姿も眺めることができます。
豊かな海の幸をはじめ、伊豆は絶品な食材の宝庫ということで、温泉と並んで楽しみにしていた夕食の時間となりました!
「いさり火」では、食事は客室により、ダイニングルームでの食事と部屋食とに分かれていました。
宿泊した客室はダイニングルームでの食事となっていました。
食卓には既に、先付と前菜が、美しく盛られてお出迎え。
6月(水無月)の、いろり会席の始まりです!
先付の、鱧皮梅肉和え。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
プリプリ感のある鱧の皮と、梅肉であっさりと味付けされた爽やかな風味が食欲を掻き立てて、後に続く料理への期待も高めてくれます。
きゅうりとの相性も、抜群です。
先付と一緒に、食卓に上がっていた前菜です。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
伊佐木棒寿司、合鴨ロース煮、北寄貝大根利休和え、鮎有馬煮、順才もずく、海老空豆真丈と、六品のバラエティ豊かな前菜が奇麗に盛り付けられて、見ていても楽しい。
海と山の、両方の幸の盛り合わせですね。
豪華絢爛な、華のある造里。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
大川産伊勢海老に、生しらす、モヘイダイ、赤羽太(アカハタ)、ウメイロの、豪華五品盛り合わせです!
海の幸の宝庫伊豆の面目躍如といった、食べてしまうのが惜しい位に素晴らしいお造りでした。
地元の大川をはじめ、近隣の港に揚がった、地魚にこだわったお造りは、美味しさも折り紙付き!!
魚毎に個性のある風味に舌鼓を打ち、新鮮な美味に酔いしれます♪
香り豊かな、生しらすの濃厚な味わいが特に印象に残りました!
山葵もそういえば、伊豆は特産地でしたね。
お酒は、梅酒をいただいていました。
当たり前ですが、梅酒は大きな梅の実がインパクトがありますねw
口当たりも良く、食を進めてくれます。
「いろり会席」ということで、いろりで焼いていただく、富士山サーモン串、鶏つくね串、和牛ステーキです。
富士山の水で養殖したニジマスである「富士山サーモン」、つくねの鶏は富士宮の「富士の鶏」…等々、静岡県産の食材を味わいます。
野菜も函南(かんなみ)という、熱海と三島の間にある所の農家から取り寄せたもので、地産地消にこだわった、美味しい料理が続きます。
いろりで、富士山サーモンと鶏つくねを焼きます!
ステーキは、鉄鍋ごといろりの上に置いて焼きましたが、撮影をすっかり忘れていました;;
富士山サーモンはスッキリとした上品な美味しさ、鶏つくねはコクのある味わいで、夢中で貪っていましたw
ここで、夕食のコースである「いろり会席」とは別に、事前に予約注文してあった一品料理の、稲取金目の煮付が満を持して登場(^г^)
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
伊豆の豊富な海の幸の中でも、知る人ぞ知る抜群の美味しさを誇るキンメダイ。
とりわけ、大川温泉と同じ東伊豆町の中心部である稲取で揚がった沿岸近海ものは別格で「稲取キンメ」とも呼ばれ、「稲取金目鯛」のブランドが商標登録されています。
高級魚なので、それなりのお値段ですが、奮発する価値は大いにありです!
甘辛の濃いめの汁でもシッカリと保たれるあっさりとした上品な美味しさ、柔らかくも絶妙な弾力のある食感は、虜になること請け合いです。
丸ごと一尾にするか切り身にするか迷いましたが、いろり会席のボリュームも考えた宿の方のアドバイスに従い、切り身にしました。
切り身にしても相当厚みがあり且つ当然お頭付きでもあり、会席との兼ね合いで完食できるか不安な程のボリュームでしたが、大変久しぶり(丸5年ぶり)に口にしたキンメの美味しさにすっかり心奪われ、別腹感覚で平らげていましたw
本当に、これ目当てだけに伊豆を訪れてもいいレベルの美味しさです!
会席料理は、まだまだ続きます。
ようやく中盤に差し掛かった感じですw
画像左側が中皿で、右側が揚げ物です。
中皿は、赤魚鯛パイ焼き、茄子とトマトのムサカ。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
洋食テイストの一品で、品数の多いコースでも、飽きを感じさせずに様々な味わいを楽しませてくれる心遣いが嬉しいですね。
元はギリシャ料理のムサカが出てきたのも、ちょっと驚きました。
アボガド・バジルドレッシングで、アクセントを付けた味付けが新鮮でした。
揚げ物は、海老真丈揚げです。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
海老の香り高い、絶品の真丈揚げです!
抹茶塩が、良く合っていました。
志々唐、茗荷甘酢漬けが付いてきていて、円やかな真丈との、対照的な風味の組み合わせを愉しみました。
ようやく、ご飯の登場。
お櫃には、ふっくら炊きあげられた、美味しそうなご飯が。
新潟産の、「こしいぶき」というお米とのこと。
わざわざ新潟産のお米を用いるのですから、ジックリと吟味されたのでしょうね。
御椀は、赤出汁。
梅ひじきと共に、香の物として、大根醤油漬け、しば漬け、壬生菜が、ご飯の友となります。
ここまで、山海の幸をふんだんに味わい尽くしてきたいろり会席、ようやく〆めとなり、後はデザートを残すのみです。
バラエティ豊かなデザート。
静岡メロン、パイナップル、レモンロールケーキ、白桃ムースケーキです。
デザートでも、静岡県や伊豆を意識させる盛り合わせで、最後までご当地の味覚を味わいます。
いろり会席+稲取キンメですこぶる心地の良い満腹となった、大川温泉での夕食…美味しいものをガッツリ満腹になるまで味わい、平らげることができた、素晴らしい食卓でした!
ごちそうさまでした。
画像が荒くなってしまいましたが、夕食後部屋へ戻り、露天風呂からの夜景を撮影。
部屋からは、方角的に大川温泉の北に隣接する城ケ崎の辺りの海岸線を見渡すことができます。
夜になると、眼下の海岸沿いにある看板等や、城ケ崎方面の建物の照明と、それらが海に映えたり空へ拡散する情景が、漆黒の闇に浮かび上がる、幻想的な眺望が広がっていました。
食後は、大浴場を満喫します!
大浴場のアプローチ(屋内です)も、凝った演出が施されています。
2つある大浴場はそれぞれ貸切制で、個人や少人数で広い浴場を貸切りにできるのは、中々に贅沢な気分になれますね。
利用状況は宿泊者のスマホからQRコードを読み込んで飛んだWEBサイトで、「空」となっていたら入浴できるシステム。
大浴場出入口のドアの鍵を掛けると、「空」が「満」に変わります。
大浴場は、チェックインタイムの15時からチェックアウトタイムの翌日11時までの間で、利用可能です。
2つある大浴場はそれぞれ、「月の雫」と「流れ星」という名が付けられていて、夕食後に利用したのは、「月の雫」でした。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
内風呂はどこか古代ローマ?風を感じさせる、個性的な意匠。
こちらも、客室露天風呂や「磯の湯」と同じ源泉なので、同じ色をしたお湯で満たされていました。
広さ的には、10人位が入浴しても十分に余裕がありそうに思える程の広さがあり、何とも贅沢に利用させていただきました♪
ただ…(見落としていたのかもしれませんが)大浴場には水栓が見当たらず、「磯の湯」と同様、70℃超の源泉かけ流しの状態;;
長時間湯に浸かるのは到底困難で(やけどしそうでした)、10秒程浸かって速攻で上がらざるを得ませんでした。。。
それでも、それ位に一瞬でも、体の芯まで温まりました(^^;)
大浴場にも、もちろん露天風呂があります。
内風呂からは、少々長いアプローチを経て、露天風呂へと至ります。
露天風呂へ到着。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
露天風呂は、木々や生け垣に囲まれた、露天風呂らしい風情のある雰囲気です。
ライトアップされた夜の露天風呂には、独特の情感がありますね。
内風呂のことがあったので、こちらでも入浴にあたり、まずは恐る恐るつま先を湯に浸けて温度確認…覚悟はしていましたが、やはり内風呂並みの熱さ…;;
そして水栓も見つけられずで、こちらでもサッと湯に浸かり20秒程で上がりました(内風呂より10秒程我慢しましたw)。
今回は、ほとんど雰囲気のみ味わう入浴となってしまった大浴場ですが、いいお湯であることには間違いなかったので、一瞬でも入れてよかったです。
一瞬の入浴でも十分火照った体を冷まして部屋へと戻り、適温に調節した客室露天風呂で改めて、心地良い湯浴みをジックリと満喫しました。
<「サフィール踊り子」と東伊豆・大川温泉満喫旅-06>>
<<「サフィール踊り子」と東伊豆・大川温泉満喫旅-04>
海のすぐ近くでありながら、山中に抱かれるような静けさに包まれた佇まいの温泉宿で、自家源泉から湧き出る熱々の温泉と、伊豆の美食を、心ゆくまで愉しみました。
<大川温泉観光協会>
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今回の大川温泉への旅では、こちらの温泉旅館「いさり火」に宿泊しました。
海辺まで迫る険しい地形の中に佇み、静かな雰囲気を纏った、素敵な温泉宿です。
予約時に最寄りの、伊豆急行の伊豆大川駅到着時刻を告げてあり、伊豆大川駅まで送迎車で迎えに来てくださいました。
客室数は12室と、こじんまりとしたお宿ですが、敷地内からは70℃を超す熱々の温泉が湧き、その自家源泉からかけ流しで温泉を引いた2つの大浴場を備え、更に、12の客室全てにも源泉かけ流しの露天風呂を備えた、温泉好きにとっては夢のような施設の充実ぶりを誇ります!
山の中腹のような立地のため、宿からは相模湾を眼下に一望することができます。
チェックインは、サンルームのような明るいこのロビーラウンジで、寛ぎながら済ませます。
チェックイン時には、お茶菓子も出していただけます♪
流石は茶所の静岡県、美味しい抹茶でのおもてなしで、気分も癒されます。
のどかな大川温泉では、時間の進み方もゆっくりに感じられました。
海の眺めも楽しみたかったので、最上階である4回の客室を予約しました。
広々とした室内で、ゆったり寛げそうです。
窓もワイドビューな大きなサイズで、素晴らしい眺望を堪能できそうです。
高台からの、オーシャンビューの眺め。
眼下に広がる相模湾を、斜面の緑の先に眺める絶景です!
この日は昼過ぎに一瞬陽が射しかけたのですが、再び雲に覆われてしまうという生憎の天気でした。
青空が広がっていたら、木々の緑と紺碧の海と空とで、更に素晴らしい風景を眺められたことでしょう。
宿ご自慢の客室露天風呂です。
先程も書きましたが、自家源泉からのかけ流しです!
湯量も豊富なようで、湯船のサイズは、大人2名が同時に浸かっても、ゆとりのある広さでした。
上記にリンクの公式サイトによれば、源泉の温度は何と73.3℃!!
加温することなく、源泉そのままの状態で、湯浴みを満喫できます^^
ひとつ前の記事に書いた、大川温泉の公衆露天風呂「磯の湯」へは、この後一休みしてから、入りに向かいました。
実は「磯の湯」のお湯も、こちらの「いさり火」の源泉を引いているとのことで、そういえばお湯の色が同じ感じですね。
「磯の湯」から戻った後、夕食までまだ時間があったので、早速この客室露天風呂に浸かり、心も体も癒されました。
源泉が70℃を超す高温のため、もちろん加水して適温に調整可能です。
露天風呂からの眺めは、ベッドルーム同様ににオーシャンビュー。
海へ向け険しく落ち込んでいく断崖の、迫力ある姿も眺めることができます。
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豊かな海の幸をはじめ、伊豆は絶品な食材の宝庫ということで、温泉と並んで楽しみにしていた夕食の時間となりました!
「いさり火」では、食事は客室により、ダイニングルームでの食事と部屋食とに分かれていました。
宿泊した客室はダイニングルームでの食事となっていました。
食卓には既に、先付と前菜が、美しく盛られてお出迎え。
6月(水無月)の、いろり会席の始まりです!
先付の、鱧皮梅肉和え。
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プリプリ感のある鱧の皮と、梅肉であっさりと味付けされた爽やかな風味が食欲を掻き立てて、後に続く料理への期待も高めてくれます。
きゅうりとの相性も、抜群です。
先付と一緒に、食卓に上がっていた前菜です。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
伊佐木棒寿司、合鴨ロース煮、北寄貝大根利休和え、鮎有馬煮、順才もずく、海老空豆真丈と、六品のバラエティ豊かな前菜が奇麗に盛り付けられて、見ていても楽しい。
海と山の、両方の幸の盛り合わせですね。
豪華絢爛な、華のある造里。
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大川産伊勢海老に、生しらす、モヘイダイ、赤羽太(アカハタ)、ウメイロの、豪華五品盛り合わせです!
海の幸の宝庫伊豆の面目躍如といった、食べてしまうのが惜しい位に素晴らしいお造りでした。
地元の大川をはじめ、近隣の港に揚がった、地魚にこだわったお造りは、美味しさも折り紙付き!!
魚毎に個性のある風味に舌鼓を打ち、新鮮な美味に酔いしれます♪
香り豊かな、生しらすの濃厚な味わいが特に印象に残りました!
山葵もそういえば、伊豆は特産地でしたね。
お酒は、梅酒をいただいていました。
当たり前ですが、梅酒は大きな梅の実がインパクトがありますねw
口当たりも良く、食を進めてくれます。
「いろり会席」ということで、いろりで焼いていただく、富士山サーモン串、鶏つくね串、和牛ステーキです。
富士山の水で養殖したニジマスである「富士山サーモン」、つくねの鶏は富士宮の「富士の鶏」…等々、静岡県産の食材を味わいます。
野菜も函南(かんなみ)という、熱海と三島の間にある所の農家から取り寄せたもので、地産地消にこだわった、美味しい料理が続きます。
いろりで、富士山サーモンと鶏つくねを焼きます!
ステーキは、鉄鍋ごといろりの上に置いて焼きましたが、撮影をすっかり忘れていました;;
富士山サーモンはスッキリとした上品な美味しさ、鶏つくねはコクのある味わいで、夢中で貪っていましたw
ここで、夕食のコースである「いろり会席」とは別に、事前に予約注文してあった一品料理の、稲取金目の煮付が満を持して登場(^г^)
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
伊豆の豊富な海の幸の中でも、知る人ぞ知る抜群の美味しさを誇るキンメダイ。
とりわけ、大川温泉と同じ東伊豆町の中心部である稲取で揚がった沿岸近海ものは別格で「稲取キンメ」とも呼ばれ、「稲取金目鯛」のブランドが商標登録されています。
高級魚なので、それなりのお値段ですが、奮発する価値は大いにありです!
甘辛の濃いめの汁でもシッカリと保たれるあっさりとした上品な美味しさ、柔らかくも絶妙な弾力のある食感は、虜になること請け合いです。
丸ごと一尾にするか切り身にするか迷いましたが、いろり会席のボリュームも考えた宿の方のアドバイスに従い、切り身にしました。
切り身にしても相当厚みがあり且つ当然お頭付きでもあり、会席との兼ね合いで完食できるか不安な程のボリュームでしたが、大変久しぶり(丸5年ぶり)に口にしたキンメの美味しさにすっかり心奪われ、別腹感覚で平らげていましたw
本当に、これ目当てだけに伊豆を訪れてもいいレベルの美味しさです!
会席料理は、まだまだ続きます。
ようやく中盤に差し掛かった感じですw
画像左側が中皿で、右側が揚げ物です。
中皿は、赤魚鯛パイ焼き、茄子とトマトのムサカ。
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洋食テイストの一品で、品数の多いコースでも、飽きを感じさせずに様々な味わいを楽しませてくれる心遣いが嬉しいですね。
元はギリシャ料理のムサカが出てきたのも、ちょっと驚きました。
アボガド・バジルドレッシングで、アクセントを付けた味付けが新鮮でした。
揚げ物は、海老真丈揚げです。
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海老の香り高い、絶品の真丈揚げです!
抹茶塩が、良く合っていました。
志々唐、茗荷甘酢漬けが付いてきていて、円やかな真丈との、対照的な風味の組み合わせを愉しみました。
ようやく、ご飯の登場。
お櫃には、ふっくら炊きあげられた、美味しそうなご飯が。
新潟産の、「こしいぶき」というお米とのこと。
わざわざ新潟産のお米を用いるのですから、ジックリと吟味されたのでしょうね。
御椀は、赤出汁。
梅ひじきと共に、香の物として、大根醤油漬け、しば漬け、壬生菜が、ご飯の友となります。
ここまで、山海の幸をふんだんに味わい尽くしてきたいろり会席、ようやく〆めとなり、後はデザートを残すのみです。
バラエティ豊かなデザート。
静岡メロン、パイナップル、レモンロールケーキ、白桃ムースケーキです。
デザートでも、静岡県や伊豆を意識させる盛り合わせで、最後までご当地の味覚を味わいます。
いろり会席+稲取キンメですこぶる心地の良い満腹となった、大川温泉での夕食…美味しいものをガッツリ満腹になるまで味わい、平らげることができた、素晴らしい食卓でした!
ごちそうさまでした。
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画像が荒くなってしまいましたが、夕食後部屋へ戻り、露天風呂からの夜景を撮影。
部屋からは、方角的に大川温泉の北に隣接する城ケ崎の辺りの海岸線を見渡すことができます。
夜になると、眼下の海岸沿いにある看板等や、城ケ崎方面の建物の照明と、それらが海に映えたり空へ拡散する情景が、漆黒の闇に浮かび上がる、幻想的な眺望が広がっていました。
食後は、大浴場を満喫します!
大浴場のアプローチ(屋内です)も、凝った演出が施されています。
2つある大浴場はそれぞれ貸切制で、個人や少人数で広い浴場を貸切りにできるのは、中々に贅沢な気分になれますね。
利用状況は宿泊者のスマホからQRコードを読み込んで飛んだWEBサイトで、「空」となっていたら入浴できるシステム。
大浴場出入口のドアの鍵を掛けると、「空」が「満」に変わります。
大浴場は、チェックインタイムの15時からチェックアウトタイムの翌日11時までの間で、利用可能です。
2つある大浴場はそれぞれ、「月の雫」と「流れ星」という名が付けられていて、夕食後に利用したのは、「月の雫」でした。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
内風呂はどこか古代ローマ?風を感じさせる、個性的な意匠。
こちらも、客室露天風呂や「磯の湯」と同じ源泉なので、同じ色をしたお湯で満たされていました。
広さ的には、10人位が入浴しても十分に余裕がありそうに思える程の広さがあり、何とも贅沢に利用させていただきました♪
ただ…(見落としていたのかもしれませんが)大浴場には水栓が見当たらず、「磯の湯」と同様、70℃超の源泉かけ流しの状態;;
長時間湯に浸かるのは到底困難で(やけどしそうでした)、10秒程浸かって速攻で上がらざるを得ませんでした。。。
それでも、それ位に一瞬でも、体の芯まで温まりました(^^;)
大浴場にも、もちろん露天風呂があります。
内風呂からは、少々長いアプローチを経て、露天風呂へと至ります。
露天風呂へ到着。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
露天風呂は、木々や生け垣に囲まれた、露天風呂らしい風情のある雰囲気です。
ライトアップされた夜の露天風呂には、独特の情感がありますね。
内風呂のことがあったので、こちらでも入浴にあたり、まずは恐る恐るつま先を湯に浸けて温度確認…覚悟はしていましたが、やはり内風呂並みの熱さ…;;
そして水栓も見つけられずで、こちらでもサッと湯に浸かり20秒程で上がりました(内風呂より10秒程我慢しましたw)。
今回は、ほとんど雰囲気のみ味わう入浴となってしまった大浴場ですが、いいお湯であることには間違いなかったので、一瞬でも入れてよかったです。
一瞬の入浴でも十分火照った体を冷まして部屋へと戻り、適温に調節した客室露天風呂で改めて、心地良い湯浴みをジックリと満喫しました。
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