時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

長野県小海町の高原へ-10~レンタカーで再訪 雪景色の道中

2016-12-27 01:05:40 | 中部/日本
 長野県小海町の高原を初めて訪れて約2週間後、今度は現地で滞在しながらのんびり巡ってみようと、京都からレンタカーを駆り、再訪しました。

 <<長野県小海町の高原へ-09>

 出発は、平成28年(2016年)11月の最後の週末でしたが、出発前日に日本列島を襲った寒波により、目的地である長野県小海町も「まさかの大雪(現地の方談)」。
 往路は、岐阜県に入って長野県へ近付いた頃から雪景色に変わり始め、長野県へ入ると、一面の銀世界へ;
 幸い降雪だけは免れましたが、前日に積もった雪が融け切らずに、通過した橋では凍結路面を普通のタイヤ(チェーン無し;;)でヒヤヒヤ走行。
 高速道路では、こまめにゆっくり休憩を取りながら、早朝に出発した京都から6時間半程掛かって、昼前位に小海町高原美術館へ到着しました。


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 中央自動車道の恵那峡サービスエリアにて、最初の休憩中。

 出発前夜にレンタカーを借り、この日は早朝5時過ぎに出発。
 京都東インターチェンジから名神高速道路に乗り、小牧ジャンクションを経て中央自動車道へ。
 2時間半程走って、ここ恵那峡サービスエリアへ至りました。

 空気は、ひんやり。
 前夜のニュースで、東京で11月としては観測史上初の積雪を観測した等、寒波が東日本や北日本を襲ったことを報道していました。
 この後、その寒波の置き土産の影響を受けようとは、この時はまだ思いもよりませんでした。



 恵那峡サービスエリアを出発し、しばらく東へと走ると程なく、全長8,650mの恵那山トンネルへと進入。
 トンネルを抜け、岐阜県から長野県へと入ります。
 長野県へ入るや、車窓風景が一変しました!
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 路肩や正面に見えていた山肌等は、雪で覆われていました。
 路面の濡れ具合から察するに、夜間では路面凍結もあったのでは…と、思わずにはいられませんでした;



 恵那峡サービスエリアを出発してから、途中何ヶ所かのサービスエリアやパーキングエリアでこまめに休憩を取りつつ進み、9時半少し前位には、諏訪湖サービスエリアへ到着。
 駐車スペースにはまだ、残雪もチラホラ。

 この日は雪は降ってはいませんでしたが、上空には、雪雲のようなうっすらとした雲が空を覆っていて、朝の陽射しは弱々しかったです。
 車を降りると、コートを羽織っていても、身を切るような空気の冷たさが応えました。



 サービスエリアの一角にあったスタバの脇は、除雪されておらず、雪が積もったままの状態…。

 階段やスロープもさることながら、それらを上がった場所が、雪でとんでもないことになっているような予感が;;



 スタバの脇は、諏訪湖を見渡すことができる展望スペースのようでしたが、ご覧のとおり一面雪に覆われていました!
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 残されていた足跡から、かなりの人の立ち入りがあったと思われますが、それでも地面が一向に見えて来ていませんね。
 加えて、画像右側の積雪の状態から、この辺りでも前日は、少なくとも20cm以上の積雪に見舞われていたことが窺えます。



 高台に位置している諏訪湖サービスエリアからは、諏訪湖のパノラマビューが一望の下に!
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 この日の朝は、このとおり、銀世界に囲まれた諏訪湖の眺めでした。
 画像左上方には、うっすらと対岸の街(岡谷)も、辛うじて視認できました。

 諏訪湖サービスエリア周辺も、厳しい朝の冷え込みでした;
 そのためか、諏訪湖の水温の方が気温よりも高かったようで、湖面からは湯気のような水蒸気が立ち上っているのが、見えていました。



 諏訪湖サービスエリアを発ち、標高1,000mを超える高地を走り抜け、八ヶ岳パーキングエリアにて、中央自動車道での最後の休憩。
 パーキングエリアの名称のとおり、八ヶ岳の姿を目にすることができるパーキングエリアです♪
 ここでも、まだかなりの積雪が残っていました。

 八ヶ岳パーキングエリアを出てすぐの長坂インターチェンジで中央自動車道を降り、清里方面へと向かう、山梨県道28号線へと入ります。



 山梨県道28号線の八ヶ岳高原大橋上を、ノロノロ運転;;
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 八ヶ岳山麓の川俣川渓谷を一跨ぎするこの橋は、高さ100m、全長490m(Wikipediaの画像)。
 清里へのバイパスでもあるこの県道随一の絶景スポットともいえそうな橋ですが、前日の雪と高原地帯の厳しい朝晩の冷え込みとによって、通行車で踏み固められた橋上の路面が、まさかのアイスバーン状態でツルンツルン;;
 この橋の直前までは、何の変哲もない普通の路面であっただけに、路面状態のあまりの急変ぶりに驚愕したのは、私だけではなかったようで、車列の前後のどの車も、軒並み極度にスピードを落としての、慎重な走行に徹していました(当然ですよね…)。

 更に、この橋を渡り終えると、県道は左へとほぼ直角に、大きくカーブして、長い上り坂となります;
 この上り坂も、轍のみが半分解凍されていた状態で、路面はほぼ白一色…レンタカーは、スタッドレスではないノーマルのタイヤで借りていたので、登坂車線を20km程の速度で、ゆっくりゆっくり進みました;;

 八ヶ岳高原大橋から上り坂にかけての、この区間が、往路最大の難関でした。
 2日後の復路までには、この状態が解消されていることを心の底から願ったのは、言うまでもありません(^^;)
 (復路は、この上り坂が下り坂となる訳ですので)



 難所を超えた後は、清里で国道141号線へ合流、高原をのんびり走って、野辺山で再び長野県入り。
 国道141号線は、JR小海線と概ね並走。
 時折踏切で交差しながら、進んでいきます。

 2週間前は、列車から道路の方を眺めていました。


 

 国道141号線から、長野県道480号線へと入り、松原湖畔を通り過ぎ、更に標高を稼いで進みます。
 途中にある、八ヶ岳のビュースポットで車を停めて、2週間前同様に、雄大な眺めを一望しました。
 下の画像が、2週間前の眺めです。
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 すっかり葉を落とした手前の木立…雪で一面覆われた遠景…わずか2週間で一気に進んだ季節の急変ぶりに、唯々驚嘆するばかりでした。
 八ヶ岳の上だけに分厚く掛かっていた雲が、とても印象的な風景です。



 京都からはるばるここまで、無事に走ってきてくれた相棒に敬意を表して、その雄姿?を、八ヶ岳とツーショット^^
 今回の相棒は、ホンダのフィットです。

 かなり走り込まれた感のある車両でしたが、滑らかな走行感がイイ感じでした♪

 目的地の美術館は、もう目前です!



 京都を早朝5時過ぎに発って、ほぼ6時間と少し…目指す小海町高原美術館へ、無事到着しました。
 駐車スペースに駐められていた車で、京都ナンバーは、相棒だけでしたw
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 京都東インターチェンジからここまで、グーグルマップ上での走行距離は、382km。
 自宅近くの駐車場からは、相棒のトリップメーターでは、ジャスト400kmとなっていました。
 相棒のフィットくん、お疲れさま!!

 標高1,300m程の高原に建つ美術館界隈の空気も、身の引き締まる冷たさ;
 当然、そこここに、残雪を目にすることができました。
 美術館の塀の上にも、帽子のように積もった雪が、そのまま残っています。

 この日は、夕方に宿へ赴くまで、この美術館で時間を気にせずに、12月25日(平成28年/2016年)まで開催の「君の名は。」展を観覧するつもりにしていました♪
 ですので、特段急ぐこともなく、観覧に先立ち、まずは美術館に併設のカフェレストランで、昼食を摂ります。

 <長野県小海町の高原へ-11>>



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2 コメント

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Unknown (kiki)
2016-12-27 19:52:03
ノーマルタイヤでの突然の雪道は緊張しますよね。さらにツルツル路面は冷や汗ものですね^^;無事に到着できて良かったですね。
長野は風景がとてもきれいでいい所。京都から中央道で6時間、奥飛騨とあまり変わらないから来年の雪見温泉は長野県にしようかなと思ってみたりします。
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kikiさん。 (taろう)
2016-12-27 21:33:44
レンタカー予約時に、スタッドレス装備を一瞬考えましたが、結局ノーマルタイヤで予約しましたが、まさか本当に11月で雪道走行する羽目になるとは、思いもよりませんでした;
復路は同じ区間が長い下り坂となる訳で、別ルートをとるか、真剣に考えました(^^;)
雄大な山の風景を誇る長野の魅力に、今回すっかり魅了されて、ひと足先に、雪のある眺めを今回楽しんできました♪
もちろん、雪見の露天風呂にも、浸かってきました!
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