時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

『君の名は。』 スタンプラリー&聖地巡礼@東京-03~渋谷・新宿・四谷界隈

2016-09-30 07:33:34 | 関東/日本
 上京初日はすっかり日も暮れましたが、河岸を移して聖地巡礼を続けます。

 <<『君の名は。』 スタンプラリー&聖地巡礼@東京-02>

 渋谷や新宿といった、東京を代表する繁華街の夜景…大勢の人々が行き交う中にも、夜の帳に包まれた大都会の、ホッと肩の力を抜いて寛ぐ、どこか柔和な空気を感じながら、街角を巡っていました。
 さらに都心部へと移動してみると、昼の賑わいが嘘のような静けさが支配する中、登場人物たちの足跡を辿りました。

 <映画『君の名は。』公式サイト>

 記事中の画像クリックで、別ウィンドウが開きます。

※ この記事にはネタバレの記述も含まれておりますので、ご注意ください。


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 渋谷駅前の、スターバックス。

 三葉(in 瀧)が、瀧憧れの奥寺先輩と仲睦まじくお茶を楽しみ、せっせと瀧の人間関係を変えていましたねw



 こちらも渋谷駅前ですが、玉川通り側の歩道橋上。
 瀧が一人で、橋上を歩いていました。

 この後、新宿へ移動です。
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 新宿西口の高層ビル群へやって来ました。
 劇中ではラスト近くのシーン、就職した二人が、ちらつく雪の中、互いに気付かずすれ違った(「何か」を感じて時間差で振り返りますが)歩道橋です。

 このビル群と、ちらつく雪、すれ違いの演出…『君の名は。』の監督、新海誠氏の過去作品「秒速5センチメートル」のシーンを彷彿とさせました。

 信濃町、渋谷、そして新宿、と、歩道橋をドラマチックに演出する、『君の名は。』です。



 歩道橋の袂にある、エクセルシオールカフェ。
 この日は祝日で、早い時間の閉店となっていました。

 瀧と三葉がニアミスした歩道橋と一緒に、作中の場面に入っていましたね。

 最初、このお店と新宿駅新南改札近くのスタバとを、勘違い;;
 この記事では画像がない、スタバの方のお店では、就活中の瀧(会社訪問や面接等の予定でビッシリの、スケジュール帳を開いていましたね)は窓際のカウンター席に座り、その背後のテーブル席では、三葉の仲良し幼馴染みである、勅使河原と早耶香(結婚間近…といった風でしたね)とが、偶然(当然気付くことなく)居合わせていましたね。
 早耶香が発した勅使河原のニックネーム「テッシー」の言葉にハッとした瀧が、声のした方を振り向くも、二人は既に店外へ…。
 この二人と瀧は、三葉と入れ替わっていた時に出会っていますが(もちろん、二人は「三葉」と認識していた訳ですが)、瀧はこの時の記憶を失っていて、それでも無意識に反応せずにはいられない切なさが、印象的な場面でした。



 新宿西口の高層ビル群にある、新宿警察署裏交差点。
 信号機の付いている部分が、環状に十字路を囲っている、とても目を引く交差点です。

 祝日だからか、21時頃ともなると、この界隈も人通りは疎ら。
 雨のそぼ降る悪天候の中、ビルの窓からの灯りに投影される薄雲のヴェールが、無機的な風景に情感を与えていました。



 「君の名は。×FUN!TOKYO!モバイルスタンプラリー」のサイトのトップや、ポスターの背景にもなっている、新宿大ガード東側からの眺め。

 訪れたのが夜となってしまったため、サイトの画像やポスターにある、高校生時代の二人のフレッシュなイメージとはかけ離れた、ムーディな雰囲気の漂う風景となりました。

 手前に見える横断歩道から右へ進むと、そこはもう歌舞伎町。
 先程までいた西口の高層ビル群の静けさに満ちた空間とは対照的に、歩道から溢れそうな位の人出で、大賑わいなエリアでした。

 ここでの撮影後、新宿駅へ。
 東口へ辿り着く直前に、それまで降ったり止んだりしていた雨が、本降りに;
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 新宿から、東京メトロ丸の内線で赤坂見附へ…地上へ上がると、弁慶橋の袂へ。
 このような風情の橋が、東京にも残っているとは…ちょっとした驚きでした。

 就活に苦戦中の瀧、奥寺先輩に誘われ5年ぶり2度目のデートで、この橋を渡っていました。
 玉砕した5年前とは違って、ナチュラルに会話も弾んだ雰囲気に感じられました…成長したね、瀧クンw



 外濠に沿って、四谷方面へと歩きます。

 外濠越しには、ホテルニューオータニを眺めることができます。
 劇中二人の歩いているシーンで、登場していました。



 瀧と奥村先輩、5年前、一緒(+友人の司)に糸守を訪れたこと等を回想する会話を、この辺りで交わしていましたね。

 今となっては、ほとんど記憶に残っていない、遠い思い出…二人の切ない、ノスタルジックな会話に胸打たれた風景は、夜になって、一層そんな空気を濃密に凝縮します。



 瀧と奥村先輩が、外濠越しに、四谷の方向を眺めていた場所。

 二人はここでも、5年前のデートのこととか、思い出話に花を咲かせていたのでしょうね。
 劇中では、二人の背中が、どこか寂寥感を帯びて観えていました。



 二人が立って、眺めていた場所から、四谷の街を眺めてみます。
 目の前にある金網のすぐ上の明るい部分が、四ツ谷駅の辺りですね。

 この辺りで、22時を過ぎました。
 時折、車が外堀通りを走り去るのみで、人の気配は相変わらず感じられません。



 四ツ谷駅赤坂口に到着。
 弁慶橋から、約30分を掛けて歩いてきました。

 奥村先輩との最初のデート時、待ち合わせ時間に遅れまいと、家からダッシュしてきた瀧が息をついていた場所ですね。



 この場所も、待ち合わせによく登場していましたね^^

 22時30分近く…昼間の喧騒が嘘のように静かな、四ツ谷駅赤坂口です。



 四ツ谷駅の待ち合わせ場所の、背景。

 外堀通りからも、一望できていましたね。



 ここで、初回デート時、瀧クン奥寺先輩の装いに思わず見とれるw

 四ツ谷駅は、『君の名は。』作中でも、主要なスポットの一つでしたね。
 色々なカットの元となった場所がそこここにあって、夜でもその場所を、簡単に見つけることができました♪



 時間を意味する組紐を介した、瀧と三葉との絆が「初めて」繋がったのも、ここ四ツ谷駅でした。

 3年の時間差で入れ替わっていたために、上京して電車の中で出逢えた瀧は、まだ三葉を「知らない」中学生であった衝撃。
 知る由もない状況で放たれた、「誰、お前?」という瀧の言葉(女の子から声を掛けられたのに、瀧ぶっきらぼう過ぎw)に三葉は傷付き、着いた四ツ谷で電車を降りしなに瀧から名を尋ねられ、答えながら咄嗟に髪を結っていた組紐を解き投げ渡す…。
 そうした経緯は、3年経ってすっかり忘れ去っていた瀧でしたが、受け取った組紐は、お守り代わりに手に巻いていた…ということで、三葉との入れ替わりや、彗星が落ちてその記憶すら失われても、互いに探し合い、いずれ「初めて」出会うこととなる「ムスビ」は、必然であった訳ですね。

 そういえば、四ツ谷に停まる、中央線の朱色と総武線の黄色のラインカラー…組紐の色に通じるような…考え過ぎか(^^;)

 これまで東京を訪れた折にも、ただ通り過ぎるだけであった四ツ谷の駅が、自分の中で、とてもドラマチックな場所となった、この夜の光景でした。

 <『君の名は。』 スタンプラリー&聖地巡礼@東京-04>>



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2 コメント

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Unknown (kiki)
2016-10-01 22:54:52
君の名は。邦画部門で大ヒットのようですね。映画を鑑賞したすぐ後に聖地巡りをすると記憶も鮮やか、より一層楽しめそうですね!
なかなか映画館に行く余裕がないのでDVDレンタル出るまで我慢です^^;
東京出張の際にはこの界隈によく行くのでDVD鑑賞後私もしっかり浸ってみようと思います♪
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kikiさん。 (taろう)
2016-10-02 00:43:17
kikiさんも、巡礼中の巡礼である、カミーノからお戻りになったようで、お帰りなさい!
また道中の記録を拝見させていただきますね^^
「君の名は。」、実は何度か観に行っているのですが(巡礼中も東京で観てたりします(^^;)、未だに客足は衰えていません。
聖地巡り、その場所へ行って、劇中のシーンに浸るというのも楽しいもので、年甲斐もなく満喫してきました。
ヒットの状況から、まだまだ上映が続きそうで、BD等の発売はまだまだ先かなぁ…と、買う気満々ですw
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