時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

淡路島&神戸 旨し旅-18~旨し旅らしく、神戸ビーフのステーキで〆!

2014-08-22 17:43:15 | 近畿/日本
 淡路島と神戸の旨いもんを求めて巡る旅もいよいよ大詰め、最後のイベントとなった最終日の最後の食事は大奮発の、神戸ビーフのステーキを堪能する夕食という、分不相応な挙に打って出ました!!

 神戸といえば、神戸ビーフ、神戸牛…と、思い浮かべる方も多いでしょう。
 旨し旅のフィナーレを飾るに相応しい、悦楽のディナーで、今回の旨し旅を締め括ります。

 <神戸ビーフ>

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 神戸ビーフを求めて予約をしたのは、「ビフテキのカワムラ 三宮店」。

 エレベーターで、ビルの6階にあるお店へ!
 エレベーターを降りるとすぐ、ゴージャスな雰囲気の店内となります。



 ステーキをガッツリいただく!ということで、ワインも赤のフルボディで。

 ドッシリとした、重厚な風味を味わいます。



 案内された席は、カウンター。
 神戸ビーフが調理されていく様子を、目の当たりにすることができそうです♪



 まずテーブルに運ばれてきたのは、「優良賞神戸ビーフの炙り 醤油ジュレ仕立て」。

 この旅最後の食事ですし、「豪勢に行こう!」と、優良賞神戸ビーフステーキのコースを注文しました^^
 メニューには、優良賞よりもグレードが上の、優秀賞、最優秀賞のコースもありましたが、既に品切れとのことでした…残念(T-T)



 表面を軽く炙っただけで、限りなく生に近い神戸ビーフ。
 美しいサシの模様に見とれながら、口へと運びます。

 口の中でサシが甘く文字どおり「蕩け」て、赤身の肉の風味と混ざり合う、素晴らしく柔らかな美味しさをジックリと噛み締めて味わいます!



 続いては、「特製テールスープ」。
 テール肉の出汁はあっさり風味で脂っこさも感じず、上品なコクを楽しみました。



 このコースでいただけるのは、ビーフだけではありません。
 目の前の鉄板でまず調理されるのは、このフォアグラのようです。

 見るからに濃厚な円やかさを堪能できそうなフォアグラを前にして、生唾を飲み込みましたw



 脂が華麗に飛び跳ねる舞を愛でながら、フォアグラの焼き上がりを待ちます。
 表面の焼き目が、美味しそう~(^г^)



 フォアグラステーキ、出来上がりました~!!
 なる程、ステーキな訳ですね♪

 香ばしく焼き上がった表面と、クリーミィに溶ける内部を同時に味わうのは、贅沢な幸せですねぇ。。。



 シーズンサラダも付いています。
 この日も晴天で暑い日中であったので、良く冷えたサラダの美味しさも一際でした。



 カウンターの鉄板では、焼き野菜に取り掛かっていました。
 「白いリング」が目に入って体が強張りましたがw、ここまで来たら覚悟を決める他ありません(^^;)

 やはり淡路島産の新玉ネギなのでしょうね。



 シェフは器用な手捌きで、焼き上がった野菜を綺麗に盛り付けていきました^^

 焼きものには客ごとに1名のシェフが付いて、最後まで調理を担当してサーブしていました。
 この時は、カウンターには3組の客が座っていたので、3名のシェフが大きな鉄板で腕をふるっていました。
 盛り付けも三者三様で、見比べてみるのも楽しかったです♪



 玉ネギのリングを皿に見立てる、楽しい演出の盛り付け^^
 ブロッコリと人参が、可愛らしくそのリングの中に収まります。

 震える手でw、玉ネギを口の中へ… あら美味しい?!
 強烈に鼻腔を刺激する、玉ネギ特有の臭みも感じることなく、寧ろフレッシュな美味しさを感じて、自分でもビックリでした!!

 やはり、淡路島の玉ネギは特別なんだと、納得。
 新玉ネギというのも、新鮮で美味しかった理由なのでしょうね。



 いよいよ、メインの真打ち登場です!!
 最早、単なる肉塊とは思えない、サシの入り具合が絶妙な美しさで魅せる、優良賞神戸ビーフ。

 一体どの様な美味しさなのか、期待が高まります!



 肉を焼く前にガーリックを炒めて、油に香り付けをしてから、優良賞(しつこいw)神戸ビーフの調理に掛かります^^

 味付けは、軽く塩を振るだけで、至ってシンプル。
 肉そのものの旨味を堪能できそうです♪



 カウンターでは、既にガーリックと肉の焼ける、素敵な芳香に包まれていますw
 肉の焼ける、食欲をどうしようもなくそそられてしまう、大好きな香りです。



 肉汁を肉の中に留めるように、素早く表面を焼いていきます。
 断面の赤色もまた、食欲をそそって堪りません!!

 間もなく盛り付けに掛かります♪



 薄切りにしたパンの上に、焼けた肉を並べていきます。
 このパンも、鉄板でさっとトーストにしてあります。



 優良賞神戸ビーフステーキです(^г^)
 艶やかにすら見える、この上なく美味しそうに仕上がった焼き色…本当に宝石のような肉ですね。。。

 ワクワクしながら舌の上へと運んで…ビフテキの豪快さと、優良賞たる神戸ビーフのジューシィで上品な旨味とのバランスがとれた味わいが、これまた絶妙な柔らかさを保った噛み応えを愉しむ度、口の中全体に広がります!!
 ひたすらに、唯々美味しい悦楽に身を委ねた、夢のような時間でした^^



 鉄板にアルミホイルを敷き、そこに置いたパンの上に載せられているので、冷めにくく、ゆっくりと味わいながらいただいても冷えてしまうことなく、美味しくいただきました♪

 最初、サシが多く入っているように見えたので、脂ですぐお腹いっぱいになってしまうのではないかと危惧しましたが、杞憂でしたw
 ここでも、美味しいものを前にして、食欲のリミッターが麻痺したようでした(^_^;)



 モヤシも炒めていただきました。
 アツアツのシャキシャキで、こちらも幾らでもいただけそうな勢いで平らげました!



 肉をすべていただいた後のパンには、肉汁がシッカリと染み込み、これもとても美味しい!!

 万能受け皿としての機能もさることながら、美食を余すところなく味わえる演出も、楽しいものですね。



 デザートも三種類と、たっぷりシッカリいただけます♪
 もちろん美味しく完食、この後出てきたコーヒーまで存分に余韻も味わって、夢見心地の滅多に体験できないゴージャスなディナータイムの幕が降りました。

 最後にガツンと豪勢に行くのも、旅のインパクトとなっていいものだなぁ…と、すこぶるゴキゲンな気分で旨し旅のフィナーレを飾れた、神戸ビーフを心ゆくまで味わったディナーでした。
 ごちそうさまでした。

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 ビフテキのカワムラ 三宮店さんは、三宮の駅へも歩いてすぐと、交通至便♪
 乗り換えなしで京都へ行けるJRの三ノ宮から、帰路に就きます。

 20時頃になると、かなり昼が長くなっている5月でも、すっかり夜の帳が降りています。
 今回の旅の行程最終日のこの日も、夜まで存分に楽しめた1日でした!

 この旨し旅では、本当に数々の淡路島と神戸の美味しいものに出会えることができて、とても満足のいった旅となりました。
 淡路島も神戸も数々の魅力に溢れていますが、殊に「食」の分野でも特筆すべき魅力を備えた土地であることを、改めて実感。
 京都からは充分近場なので、是非また美味しいものをいただきに訪れてみたいと強く思った、淡路島と神戸への旨し旅でした。


 「淡路島&神戸 旨し旅」 了



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2 コメント

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Unknown (タヌ子)
2014-08-24 07:52:48
旅行中読めなかった記事、一気に拝読しました。
神戸はやっぱり横浜とそっくり。
潜水艦の修理は見られないけれど、中華街は横浜の方が規模が大きいし、神戸までわざわざ行かなくてもいいかな…と思ったら、ここで大きな差を付けられてしまいました。
横浜にはブランド牛がない…
なんとも美味しそうなお肉。
口の端から滴り落ちてしまいそうな涎をすすりながらコメントを書いてます。
絶品フォアグラは先日頂いたので、我慢できますが、こんな霜降り肉は日本に帰らないと食べられない。
もやしすら高級食材に見える鉄板マジック(笑)
taろうさん、ご自分で玉ねぎを栽培したら、常に新玉ねぎが食べられますよ。
淡路島で種玉ねぎを買って、玉ねぎ嫌いを克服しましょう!
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タヌ子さん。 (taろう)
2014-08-24 11:00:06
夏のご旅行からお帰りになったのですね。
素敵な旅行記楽しみです^^
私は、タヌ子さんのプルンプルンな甘い記事にウットリしていましたw
神戸と横浜は、どちらも日本を代表する港町、ハイカラな雰囲気等、本当にに共通するものがありますよね。
横浜の悲劇は、やはり東京に近過ぎたのが原因かもしれませんね。
なんでも東京へ直行してしまうという…;
今では関東でも、神戸ビーフを食せるお店も増えているようですが、グルメなタヌ子さんには、長年培われた調理の腕前も込みで、本場神戸で神戸ビーフをご賞味いただきたいです(私も呼んでいただけるととても嬉しいw)。
脂質と赤身との、正に究極のマリアージュ…霜降りの底なしの魔力を思い知りました!
筋金入りの玉ネギ嫌いの私をアッサリ落とした淡路の玉ネギも、色つや風味と、全く他とは違うスペシャルな「玉ネギ」で、海の幸や神戸ビーフと併せて「スペシャル」尽しの旨し旅でした♪
自家栽培したいのは山々ですが、菜園用の土地のないのが悲しいところです(ToT)
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