時には、旅の日常

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クロアチア旅行+α2011-41~アドリア海クルーズに出発 テラシュチツァ<12>

2011-08-30 23:14:14 | テラシュチツァ/クロアチア
 テラシュチツァでの1日を満喫した翌日、いよいよこの旅行で一番楽しみにしていた、アドリア海(Jadransko more)のクルーズに出発です♪

 何と、小型のクルーザーを1日チャーターしての、終日クルージングなんです!!

 小型とはいえ船1隻を丸々1人で貸切りという、何ともゼータクな初めての体験を前にして、ドキドキワクワクが止まりませんw

 この日はサリ(Sali)を出航後、前日陸上から訪れたテラシュチツァ自然公園を海から眺めてから、テラシュチツァの南東に続く、コルナティ諸島(Kornatsko otočje)をそのエリアとする、コルナティ国立公園(Nacionalni park Kornati)を巡ります。
 紺碧のアドリア海と、特異な形をした石灰岩の島々とが織りなす、素晴らしい景色を1日かけて堪能します!

 という訳で、この後しばらくは、ほぼ海の風景ばかりのエントリーになると思いますが、よろしければお付き合いくださいませm(_ _)m


<テラシュチツァ関連リンク>

 テラシュチツァ自然公園(Park prirode Telašćica)

 テラシュチツァの地図

 テラシュチツァの地図(詳細版)

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 ドキドキしながら、クルーザーに乗船です!
 クルーザーに乗るのは、もちろん初めてです♪

 舫いを解いているのは、このクルーザーのオーナーであり、この日の操舵とガイドをしていただく、トミスラヴ・チャリッチ(Tomislav Čarić)氏(チャリッチ氏のサイト)。
 私がサリ滞在中宿泊した、アパルトマン(Apartman)のオーナーさんでもあります。



 いよいよ出航~^^
 朝のサリ港を、静かに出発します。



 朝から快晴だった前日とはうって変わって、どんよりした曇り空…天気で、海の色もまるで変わってくるので心配でしたが、チャリッチ氏の「そのうち晴れる、大丈夫!」との力強いお言葉を信じて、アドリア海へとサリ港を出ていきます。

 一艘のヨットが、一足早く出帆していきました。



 港を囲んでいる、サリのカラフルな家並みをバックに、エンジン(チャリッチ氏曰く、日本製 "very good !" とのこと)の出力を上げ始めます。



 しばらくの間、馴し運転のようにゆっくり進みましたが、サリからだいぶ離れてきました。



 サリ出航後、約10分程でスピードを上げて、まずはテラシュチツァ自然公園の海域へと向かいます。
 長く尾を引く航跡が、次第に大きなものになっていきます。
 視界を遮るものの皆無な海上からは、サリの家々の鮮やかなオレンジ屋根が、いつまでも見えていました。



 サリ出航時、先行していたヨットのようです。
 クルーの皆さん方が後端部に集まって、帆を上げようとなさっていました。



 前日、相棒のシトロエン(CITROËN)C4(この日は終日お休みw)で走り抜けた、ドゥギ島(Dugi otok)南東部の海岸に沿って進んでいきます。
 波静かな海を掻き分ける水音が、耳に心地良いです^^



 多分、前日高台から眺めた、ラソハチ入り江(Uvala Rasohač)。
 こうして海から眺めると、前日走っていた場所がどんな地形なのかが、良く判ります。



 ヨット以外にも、この海域では様々な船が、朝から行き交っています。
 高いマストがあるので、この船も帆を張るのでしょうか?
 サリの方向へと、すれ違っていきました。



 サリを出ておよそ20分、ようやく、ドゥギ島南東部の突端の1つが見えてきました!

 陸上からは道がないため、辿り着くのに時間がかかったり、困難だったりする場所も多いテラシュチツァ、こうした場所へのアクセスは、やはり海上がベストということが実感できました。
 公式サイトが海上アクセス推奨というのも頷けます。



 前日に、荒野でも目にしたテラシュチツァ自然公園の標識の立つ、チュシュカ岬(Rt Čuška)。
 このあたりは、ともすると海の上にいることを忘れてしまう位に、波らしい波も立っていない、穏やかな海です。

 今まで、ドゥギ島の海岸に沿って、南東方向へと航行してきましたが、この岬を回り込んで、南西へと進行方向を変えます。

 この後いよいよ、テラシュチツァやコルナティならではの、独特な風景が広がるエリアへと入っていきます!
 少しひんやりとしている朝の空気を顔に受けながらの、爽快な航海の出だしはすこぶる順調♪、「紺碧の海から眺める絶景に間もなく出会えるー!!」という、期待に胸躍るクルーズの始まりです!



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