北陸新幹線が金沢まで延伸開業した平成27年(2015年)3月14日まで、20日あまりの日数を残した2月の下旬、新幹線開業後は訪問者が激増するであろうこと必定と思われた金沢・富山を、駆け足で巡ってきました。
もちろん、狙いは、北陸の冬の味覚!
今回は加えて、1泊2日の短い日程で天候に恵まれて、素晴らしい風景を恣にする機会にも恵まれた、いい旅となりました♪
平成27年(2015年)2月下旬の週末、朝から快晴に恵まれた京都駅0番ホームに、金沢行の「サンダーバード9号」が到着しました。
京都を9時42分に出発する、この特急に乗車。
金沢への道中、スタートです!
京都→敦賀の区間は主に、琵琶湖西岸を疾走。
天気が良すぎて、とても日射しが眩しい逆光の車窓;
撮影後、流石にカーテンを閉めました。。。
10時34分、京都から52分で、敦賀へ到着。
程なく、向かいのホームへ、反対方向(金沢方面)から、緑色の機関車に牽引された、緑色の客車で編成された列車が、滑り込んできました。
前日に北海道の札幌を出発、大阪を目指して日本海岸を一路南下してきた寝台特急、「トワイライトエクスプレス」です。
「トワイライトエクスプレス」は、平成27年3月14日の北陸新幹線金沢延伸開業と入れ替わるように、その2日前(平成27年3月12日)の出発をもって、登場以来26年の歴史に幕を下ろしました。
この日は、ラストランまであと19日。
敦賀で機関車を付け替えるために、長時間停車する間、多くのギャラリーが記念撮影に興じているのを横目に、私の乗車する「サンダーバード9号」は、敦賀を出発しました。
敦賀を出発するとすぐに進入する北陸トンネル(全長13,870m)を抜けると、車窓風景は一変!
真っ白な雪が、日光を反射して、より一層輝くような眩しさを放っていました。
紺碧の空と、純白の雪…美しいコントラストです♪
雪深かった福井県から石川県へと入ると、雪景色が消えるのも、お約束w
先程まで、地面を真っ白に覆っていた雪が全く消え去り、遠くに見渡す山々の頂きにのみ、雪を見ることができます。
ひときわ高く聳えていた峰々。
白山でしょうか。
低い山々の黒い山肌が、雪に覆われた頂上部の高貴な姿を、一層引き立たせて見せてくれます。
やがて、開業間近の、北陸新幹線の車両基地が見えてきました。
画像右側手前に、北陸新幹線の車両も、見えていますね。
金沢までは、あと10km程の距離となります。
「サンダーバード9号」は、定刻の11時56分から10分ほど遅れた12時少し過ぎ頃に、終着駅である金沢へ到着しました。
向かい側のホームには、連絡している、越後湯沢行の特急「はくたか13号」の姿が。
北陸新幹線が延伸開業した今日では、開業前は大阪から富山までの区間を主として走行していた「サンダーバード」は、全てここ金沢打切りとなり(1往復のみ和倉温泉行)、「はくたか」も、北陸新幹線の列車名にその名称を譲って、在来線での運行を終了しています。
関西から高岡や富山へ乗り換えなしの直通は全廃、金沢での乗り換えが必須となり、金沢から富山、直江津を経て長野へ至る並行在来線の区間は、県単位に4つの第3セクター会社に分割されてJRから経営分離、運賃も値上げとなりました。。。
特急利用の割引切符も、金沢から北陸新幹線利用となり(乗車時間は富山まででも30分足らず)、こちらも値上げ。
所要時間は最速で約10分程度かそこらの短縮、接続によっては北陸新幹線開業前より時間が掛かる場合もある等、北陸新幹線の延伸による列車運転体系の変更により、関西から富山へのアクセスは、確実に悪化しました(怒)
北陸新幹線が金沢までやってくる日までの日数がカウントダウン表示されていた、金沢駅構内。
この掲示の左側の、シャッターが下りている部分が、新幹線乗り場の改札口となっているのでしょう。
シャッター部分を、正面から撮影。
上の隙間から、「新幹線のりば」との案内サインが読み取れますね。
サインの部分を、アップでw
やはり、この部分が、新幹線の改札口へ通じているようですね。
新幹線が既に開業している今日、この部分も普通に大勢の乗降客を迎えていることでしょう。
金沢駅のシンボル、鼓門の堂々とした佇まい。
新幹線開業を目前に控えて、既に人出も増えているように感じました。
まだ2月というのに、ポカポカ陽気の、春を先取りしたかのような暖かさであった金沢。
50年越しの執念?であった、北陸新幹線の開業を目前に控えて、人々の表情や街の雰囲気にもどこか悦びの感じられた金沢の街へ、繰り出します。
もちろん、狙いは、北陸の冬の味覚!
今回は加えて、1泊2日の短い日程で天候に恵まれて、素晴らしい風景を恣にする機会にも恵まれた、いい旅となりました♪
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
平成27年(2015年)2月下旬の週末、朝から快晴に恵まれた京都駅0番ホームに、金沢行の「サンダーバード9号」が到着しました。
京都を9時42分に出発する、この特急に乗車。
金沢への道中、スタートです!
京都→敦賀の区間は主に、琵琶湖西岸を疾走。
天気が良すぎて、とても日射しが眩しい逆光の車窓;
撮影後、流石にカーテンを閉めました。。。
10時34分、京都から52分で、敦賀へ到着。
程なく、向かいのホームへ、反対方向(金沢方面)から、緑色の機関車に牽引された、緑色の客車で編成された列車が、滑り込んできました。
前日に北海道の札幌を出発、大阪を目指して日本海岸を一路南下してきた寝台特急、「トワイライトエクスプレス」です。
「トワイライトエクスプレス」は、平成27年3月14日の北陸新幹線金沢延伸開業と入れ替わるように、その2日前(平成27年3月12日)の出発をもって、登場以来26年の歴史に幕を下ろしました。
この日は、ラストランまであと19日。
敦賀で機関車を付け替えるために、長時間停車する間、多くのギャラリーが記念撮影に興じているのを横目に、私の乗車する「サンダーバード9号」は、敦賀を出発しました。
敦賀を出発するとすぐに進入する北陸トンネル(全長13,870m)を抜けると、車窓風景は一変!
真っ白な雪が、日光を反射して、より一層輝くような眩しさを放っていました。
紺碧の空と、純白の雪…美しいコントラストです♪
雪深かった福井県から石川県へと入ると、雪景色が消えるのも、お約束w
先程まで、地面を真っ白に覆っていた雪が全く消え去り、遠くに見渡す山々の頂きにのみ、雪を見ることができます。
ひときわ高く聳えていた峰々。
白山でしょうか。
低い山々の黒い山肌が、雪に覆われた頂上部の高貴な姿を、一層引き立たせて見せてくれます。
やがて、開業間近の、北陸新幹線の車両基地が見えてきました。
画像右側手前に、北陸新幹線の車両も、見えていますね。
金沢までは、あと10km程の距離となります。
「サンダーバード9号」は、定刻の11時56分から10分ほど遅れた12時少し過ぎ頃に、終着駅である金沢へ到着しました。
向かい側のホームには、連絡している、越後湯沢行の特急「はくたか13号」の姿が。
北陸新幹線が延伸開業した今日では、開業前は大阪から富山までの区間を主として走行していた「サンダーバード」は、全てここ金沢打切りとなり(1往復のみ和倉温泉行)、「はくたか」も、北陸新幹線の列車名にその名称を譲って、在来線での運行を終了しています。
関西から高岡や富山へ乗り換えなしの直通は全廃、金沢での乗り換えが必須となり、金沢から富山、直江津を経て長野へ至る並行在来線の区間は、県単位に4つの第3セクター会社に分割されてJRから経営分離、運賃も値上げとなりました。。。
特急利用の割引切符も、金沢から北陸新幹線利用となり(乗車時間は富山まででも30分足らず)、こちらも値上げ。
所要時間は最速で約10分程度かそこらの短縮、接続によっては北陸新幹線開業前より時間が掛かる場合もある等、北陸新幹線の延伸による列車運転体系の変更により、関西から富山へのアクセスは、確実に悪化しました(怒)
北陸新幹線が金沢までやってくる日までの日数がカウントダウン表示されていた、金沢駅構内。
この掲示の左側の、シャッターが下りている部分が、新幹線乗り場の改札口となっているのでしょう。
シャッター部分を、正面から撮影。
上の隙間から、「新幹線のりば」との案内サインが読み取れますね。
サインの部分を、アップでw
やはり、この部分が、新幹線の改札口へ通じているようですね。
新幹線が既に開業している今日、この部分も普通に大勢の乗降客を迎えていることでしょう。
金沢駅のシンボル、鼓門の堂々とした佇まい。
新幹線開業を目前に控えて、既に人出も増えているように感じました。
まだ2月というのに、ポカポカ陽気の、春を先取りしたかのような暖かさであった金沢。
50年越しの執念?であった、北陸新幹線の開業を目前に控えて、人々の表情や街の雰囲気にもどこか悦びの感じられた金沢の街へ、繰り出します。
寝台列車、高級~格安まできっと需要あると思うのにどんどん無くなってしまうのはどうしてかな?と思います。やはり目的地には「早く到着」が優先なのかしら?
電車でのんびり行ってみたい。エキサイティングな長距離、残るはシベリア鉄道だけになるのかしら?アメリカのアムトラックはよく事故起こすし・・・・。
北陸新幹線の開業により明暗を分ける都市がありそうですね。
仰るとおり、日本ではまだまだ、スピード最優先の考えが支配的なのでしょうね(新幹線が関わると尚更)。
シベリア鉄道は、全行程ぶっ通し乗車でも、1週間かかるみたいですね…ロシアのビザ関係もややこしそうですし;
何日もシベリアの森林風景だったら、流石に飽きてしまいそうです(^^;)
北陸新幹線延伸によって、関西からは特に、高岡、富山方面への直通がなくなり、金沢での乗換が必須となりました。
多少の時短効果よりも、荷物持ちの旅行者としては、乗換の手間いらずの方が、サービスとしては良質であると思うのですが、鉄道会社的にはそうではないようです。。。
長野のスキー場は関西からの人の方が多いぐらいなのだから、その辺ももう少し考えて欲しいですよね。
ますます長野のスキー場のホテルが倒産してしまうのではないかと心配になります。
琵琶湖って本当に大きいですね。
一瞬、あれ?なんで海沿いを走ってるんだろう?って思ってしまいました。
昔のローカル線の旅は、停車時に駅にお弁当を買いに降りる余裕もあったのに、列車の旅もスピード時代になってしまいましたね。
まぁ、富山から先の、長野や軽井沢方面へは、確かに生きやすくなったのかなぁ、とは思いますが(馴染みがないので行く気になるかは別問題ですが)。
北陸行の旅に車窓から眺める琵琶湖ですが、流石に日本最大の湖、時間帯によっても光の表情が変化する、様々な眺めを楽しませてくれます♪
今や、駅弁を買うために、下手にホームへ降りたりしたら、置いてきぼりを喰らいかねない位に、停車時間も短くなってしまいましたよね;
鉄道の旅も、スローライフなテンポが見直されても良いと思います。