晩秋の四国瀬戸内巡り-11～高松・海鮮割烹での夕餉

　小豆島で5時間程で巡り、高速艇で高松に到着した頃には夕刻となっていて、お腹も空いてきました。

　ホテルで一服した後、夕食を摂りに高松の街へ繰り出します♪

　せっかくの四国行、瀬戸内の海の幸を存分に味わおう！と意気込んで、予約してあるお店へと向かいました。

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　高松の広々としたアーケード街。
　多くの人々が行き交い、賑わいを見せる綺麗な商店街でした＾＾

　11月の下旬ということもあり、来月へ向けての飾り付けも既にバッチリ！

　それにしても、地方の都市でこのアーケード街の規模の大きさには、正直驚きました（＾＾；）
　しかも、郊外型の大規模SCに押されて分の悪い都心にあってこの賑わいぶり…高松が羨ましくなってしまいました。

　十字路を覆ったドームに飾り付けられた、幻想的なイルミネーションも素敵です♪

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　お洒落なアーケードの飾り付けに見とれながらそぞろ歩いていると、目指す「海鮮割烹 なかむら」に到着しました。

　瀬戸内の恵みに胸躍らせつつｗ、店内へ！

　まずは、突き出しから。
　一口サイズながら、今後出てくるものへの期待がグンと跳ね上がる美味しさ＾＾

　本当に、こうした少しの量のものをいただくと消化器のエンジンがかかるのか、食欲が増してきますね♪

　マグロ、サヨリ、シマアジ、イカのお造りです。

　箸をつけるのが勿体ないデスね～ｗ
　魚毎に異なる風味や歯応えをダイレクトに味わう幸せ…日本人に生まれて良かった！と思えるひと時です。

　以後、次々と海の幸が繰り出されてきます！

　黒メバルの煮付け。
　濃い口の味付けながら、あっさりとした風味の身とのバランスが絶妙で、みるみる白骨化ｗ

　茶色の焦げ目も食欲をそそる、サワラの西京焼き。
　本当に、西京味噌との組み合わせ、サイコ～♪
　スッキリした味わいのはじかみ生姜も、円やかな西京焼きの付け合わせにピッタリです＾＾

　煮魚、焼魚に続いては、揚げ魚！
　メゴチとキスの天ぷらです。
　衣のサクサク感と身のモチモチ感が堪らない美味しさでした！！

　これまた立派なハマグリで…いかにも海の滋味といった旨みが凝縮した身と、たっぷり出汁の出た汁の滋養が体に染み渡った、悦楽のお吸い物でした。

　まだまだ続いて、タイ釜飯です。
　蓋を取った瞬間、釜から溢れ出た高貴な芳香にKO！！

　熱々の鯛飯で、立ち上る湯気でコンデジのレンズが曇る曇るｗ

　艶々なご飯粒、タイに加えて風味付けには最強なキノコや根菜という無敵の組み合わせ…美味しくない訳がありません（＾г＾）
　お焦げの香ばしさで、最終的に止めをさされましたｗ

　この、ご飯とお吸い物だけでも（おかわり自由ならばｗ）完結していると断言できる、恐るべき美食のタッグでした！

　お漬物と一緒だと、どこか朝食みたいですね。
　こんな朝ご飯をガッツリいただきたいものです（´▽,｀）

　〆としては十分すぎる程のボリュームだったタイ釜飯を平らげて、デザートとなりました。

　ニンジンのムースです。
　ニンジンの土臭さだけを上手に取り去った上品な味わいで、魚三昧の余韻を楽しみました♪

　もちろん満腹となりましたが肉と違って胃にもたれることのない快適な満腹感に大満足の、高松での夕餉でした！

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　2時間程をかけて瀬戸内の海の幸を堪能した後、再びアーケード街を抜けてホテルへと戻ります。

　アーケードのイルミネーションが、多くの店が1日の営業を終えて薄暗くなった商店街に、幻想的に浮かび上がっていました。

　建物の灯りとマッチした素敵な飾り付けのイルミネーション。

　幸せな満腹感で眺める素敵な光景に益々心潤わせながら、（満腹なのにｗ）足取りも軽くホテルへと戻りました。