時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

日帰り東京弾丸旅行-2~慌ただしく渋谷滞在、最終「のぞみ」でとんぼ返り

2012-06-21 19:54:05 | 日本
 先月の日帰り東京行、往路は飛行時間45分で、大阪の伊丹空港から東京の羽田空港へと、まさしく「飛んで」参りましたw
 羽田空港からは、渋谷へと向かいます。

 渋谷へ到着の頃には、既に時間的には夕刻近く、通りすがりに目に入ったお店で少し早い目にお腹を満たしてから、目的地へ。

 東京へ来た目的を果たした後は、最終の「のぞみ」で京都へと戻り、慌ただしい1日(半日?)を終えました。

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 大阪・伊丹空港を定時の14時ちょうどに出発した、ANA28便東京・羽田空港行。
 約45分の飛行の後、東京・羽田空港に到着しました。

 離陸するまで10分近くかかるのと、着陸してから空港のターミナルまで辿り着くのに、やはり10分近くかかった(ターミナルから遠い滑走路に着陸)為、搭乗してから降機するまでは、1時間以上かかることになります。
 実際に、降機してこの画像を撮影した頃には、時刻は15時10分頃になっていました。



 渋谷駅ハチ公口前。
 相変わらず、凄い人出…人酔いしそうでした;

 羽田空港から品川まで利用した京急線が、相互乗り入れ先の京成線内で発生した人身事故の影響で、ダイヤが乱れていて、危うく羽田空港国内線ターミナル駅で40分近く待たされそうになりましたが、遅れてやって来た前の電車に何とか乗ることができました;
 ダイヤの乱れを初めて知ったのは、ホームの発車時刻案内が乱れているのを見た時で、日中に先発と次発との間隔が40分も空いた案内を、羽田空港国内線ターミナル駅で見るのは、通常ならあり得ないことなので、少し不思議な感じがしました(^^;



 京急線のダイヤの乱れもあり、渋谷に着いたのは16時30分近くでした;

 酷い空腹ではありませんでしたが、時間の都合でこの時を逃すと、帰りの新幹線(21時台)まで食べ物にありつけないことになるので、通りすがりに偶然目に入った、こちらの「ブラックブラウン」で、夕食をいただくことにしました。
 看板にあるとおり、スパゲッティが主体のお店のようですが、肉の煮込み料理等の写真も付いたメニューに釣られ、気が付くと階段を下りていましたw

 渋谷駅から東急本店へ向かう途中の、文化村通りに面したビルの地下にあるお店です。



 注文したのは、その釣られたメニュー、「牛肉のトマト煮シチュー風」。
 ライス、スープ、ドリンク付きのセットにしました。

 まずは、コンソメのカップスープが出てきました。



 程なくして、メインである、牛肉のトマト煮シチュー風が、ライスと共に登場。

 思っていたより野菜が多くて、ビーフが見えません(^^;



 見えていませんが、ビーフ、しっかりと入っています!
 よく煮込まれていて、美味しくいただきました♪

 「とりあえず食べられれば…」と思って入った店で、評判を聞いて選んだ店ではなかったのですが、料理は親しみやすいお味で、ボリュームもまた、満足のいくものでした^^

 今回注文はしませんでしたが、スパゲッティの値段が大体500円前後(500円を下回るものもある)という、驚異的なコストパフォーマンスを誇るお店のようです。
 私がいただいた、牛肉のトマトソース煮込みは少しお高め…といっても、単品で680円!
 加えて、渋谷というロケーションを考えると、驚くべきお店です!!



 食後のアイスコーヒーで、一服。

 渋谷という土地柄から、学生風の若いグループから、買い物帰りの女性の方々等、様々な客層で賑わっていました。
 メニューを選べば、ワンコインで渋谷で一息つける、貴重なスポットにもなり得るので、このお店のことは、覚えておこうと思います。

 偶然ながら、いいお店を見つけることができて、ラッキーでした!



 夕食を終え、ブラックブラウンさんからすぐの所にある東急本店に隣接した、この日の目的地、Bunkamuraに到着しました。

 Bunkamuraのオーチャードホールで開催される、某映像作品絡みのライブイベントのチケットが運良く(2日前にギリギリのタイミングで)確保できたので、地理不案内な渋谷までおのぼりさんとなった次第です(^^;

 役者さんの朗読劇や、劇中音楽の生演奏、作品の先行上映等、作品を色々な角度から楽しめたイベントを存分に堪能しました!

 こうしたイベントに参加するのも実に久々のことで、心なしか気分も若返ったような思いがしましたw
 いつもの生活とは違う刺激を受けられて、こうした体験もいいものですね!!

 撮影は厳重にNGでしたので、画像はありませんが、このオーチャードホール、Bunkamuraのサイトに「世界有数のコンサート、オペラ、バレエのためのホール」と銘打つだけあって、素晴らしい設備で、ゴージャスな雰囲気満点!
 本格的な施設で、18時からの2時間半もの間、楽しい時間を過ごしました^^



 20時30分のイベント終了後は、ゆっくりもしていられません…;
 京都に到着する、最終の「のぞみ」が品川を出発するまで、あと1時間もありません;
 夜の帳が下りて、更に混雑の度が増した渋谷の街を、人波をかき分けつつ、渋谷駅へと急ぎます。

 …本当に、たまに来る度、東京の人の多さには圧倒されてしまいます…。



 渋谷駅前まで戻って来ました。
 駅から続々と吐き出されてくる人々で、目の前の道路の反対側で信号待ちをしている人だかりは、見る見るうちに膨れ上がっているようでした;

 Bunkamuraを出るまでと、渋谷駅への道中とが、混雑で時間をとられると踏んでいたので、ここまで来れば、あとは山手線が突発事態でストップしない限り、品川で最終の「のぞみ」には間に合う目途がつき、安堵しました。。。



 渋谷から山手線で15分程で品川に到着、最後まで慌ただしく、新幹線との乗り換え改札を通過します。



 品川の新幹線ホームでも、多くの方々が、乗車口で長い列を作っていました。



 乗車するのは、品川21時27分発の、のぞみ267号新大阪行。
 京都と新大阪への、最終電車となります。

 入線してきた電車の自由席は、既に通路にまで人が立っている状態、指定席も売り切れで、次の新横浜で私の座っていた車両も、完全に満席となったようでした。

 その後、名古屋でかなりの方が下車して、3分の1程の席が空きました。



 のぞみ267号は、名古屋から40分弱、品川から約2時間をかけて、定刻の23時31分に、京都へ無事到着しました。

 反対側の、東京方面のホームは既に最終電車が発車した後で人影はなく、こちら側のホームでも、のぞみ267号が発車するや、この日の営業終了作業にとりかかっていました。

 ほぼ午後半日の日帰り東京旅行、自宅へ帰り着いた頃には日付も変わり、身体的にはかなりハードでしたが;、美味しくお得な食事もでき、ライブイベントも楽しめて、短時間にいいことがギュッと凝縮されたような、充実したひと時を満喫することができました(^o^)

 普段の生活とは異なる刺激を得て、晴れ晴れとした気分になれるので、たとえ日帰りでしんどくても、旅はやめられないな…と、改めて実感した今回の東京行でした。
 今後も、色々とアンテナを張って、こうしたイベントに絡めた旅行もしていきたいものです^^

 駆け足の日帰り旅行記にお付き合いくださり、ありがとうございました。



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6 コメント

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Unknown (タヌ子)
2012-06-22 08:58:26
普段目にするものといえば、人間よりも牛の方が多い多い生活なので(笑)写真だけでも人酔いしそうです。
渋谷で500円以下のスパが食べられるお店があるなんて、信じられません。
でも、それでもやっていけるということは、他のお店はボロ儲けってことですね(笑)
野菜いっぱいのビーフシチューもヘルシーで美味しそう。
昨年帰国した際、人身事故の多さに驚きました。
東京では人身事故が起きない日はないのではないでしょうか。
人身事故防止の設備が全ての駅に設置されるといいですね。
京都から日帰りで東京でのイベントを楽しむ。
ちょっとハードだけど贅沢なことですよね。
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タヌ子さん。 (taろう)
2012-06-22 19:29:28
京都のような都市でも、東京とはテンポや人の数等、比較にならない程の差があり過ぎて、たまに東京を訪れた時の戸惑いが、年々大きくなっていくように感じます;
まぁ、少し経てば慣れるのですが…(^^;
夕食をいただいた渋谷のお店は、メニューの値段を見て、ビックリでしたが、きちんとした洋食をいただけて、こうしたお店が渋谷でも長く続いていることを知って、嬉しかったです。
ビーフの煮込みは、野菜が予想以上に多くて、ビーフをガッツリいただいても、胃がもたれることはありませんでした^^
過密ダイヤに加えて、ホーム上も人が溢れそうになっている東京の駅では、人身事故が頻発するのも無理はありませんが、徐々にホームドアの設置も進んでいるようで、痛ましい事故も減っていくといいですね。
京都から日帰りで、21時近くまで目一杯東京で楽しめるのは、本当に幸せなことだと思います。
そして、その立役者である、新幹線サマサマです!
出張時と行楽時とでは、同じ疲労でも感じ方が全く違うというのが、実に不思議ですねw
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Unknown (kiki)
2012-06-22 22:36:46
渋谷駅の人混み、どこから溢れ出てくるのか不思議なくらいですよね^^;
京都に住みなれてしまった私にはもう関東に住むことは多分無理かも。来月仕事で東京出張ですが今から憂鬱ですもの(笑)
BunkamuraでN響、すごく音が良さそうですね。芸術鑑賞から最近かなり遠ざかってしまってる生活なので気分転換&taろうさんの仰る通り若返りに何かのイベントでも行ってみようかしら?
私も新幹線最終便、いつも常連です!実家から帰る時は新横浜発21:40分頃のにいつも飛び乗ります♪車内はちょっとお酒臭いんですよね~^^
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kikiさん。 (taろう)
2012-06-22 23:02:18
このおびただしい人の群れを遠巻きに眺めながら、彼等個々人のそれぞれが目指す先があるのですから、そう思うと、何だか凄いことですよね!
私の身体も、最早毎日この人の洪水に耐えられる自信がありません;
仕事と遊びでは、同じ疲れるでも、気持ちが全く違いますよね…来月のご出張、どうぞお気を付けて行ってらっしゃいませ。
Bunkamuraのオーチャードホール、高い天井に抜群の音響効果で、素晴らしいホールでした!
このようなイベントは、日常とは異次元に身を置くような感覚で、気分をリフレッシュさせてくれることが実感できました^^
深夜の特急は、皆酒類を買い込んで乗車、車内販売でもう一杯…と、おきまりのパターンですよねw
それでも、夜の大阪→三重方面の近鉄特急の惨状に比べれば、新幹線は快適そのものです(^^;
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Unknown (プー太郎)
2012-07-03 18:57:46
ティーンの頃、渋谷駅を出て人ごみの中に突入していくと自由爽快な気分になったことが今では信じられない気持ちです。友達と渋谷駅からパルコの方へ行きNHKそして原宿までほっつき歩くのがとても楽しく感じられました。
イギリスは食に関しては不便な所ですがクラシック音楽を聞くにはかなり良い環境にあります。
私の住む地域では手ごろなお値段で優れた音楽家の演奏を聴くことが出来ます。
日本からのお客様も演奏だけでなく観客全体の雰囲気がとてもよいと喜んでくれます。
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プー太郎さん。 (taろう)
2012-07-03 19:52:53
渋谷に来たのは、実に久々であり、完全に浦島太郎状態でした…(^^;
加えて、洪水の如く駅から吐き出されてくる人、人、人の濁流に気圧された感じでした;
目的地のホールまでは、歩いたというよりも、この人の流れに身を委せていた、と言う方が当っているかもしれません。
日本も、音響効果に優れたホールが随分と増えましたが、リーズナブルに演奏を楽しむことにかけては、イギリスはじめ、欧州に遠く及びませんね。
国民の文化的な生活水準の向上に価値を見出さないとしか思えない、日本政府の施策を、恨めしく思うこともしばしばです(-_-;)
雰囲気等、ソフト面はもう、積み上げ、培ってきた時間の長さで、欧州の独壇場でしょうね。
そうした本物の実感を求めて、日本からも多くの方が渡欧して楽しまれるのでしょう…私もいつかは、そうした本物の雰囲気の中で、演奏を堪能してみたいです。
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