時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

東伊豆縦断旅行-05~稲取でいただく豪快寿司

2014-11-27 21:48:15 | 中部/日本
 一日目の夕刻、宿泊地である稲取に到着、旅館にチェックイン後一休みしてからお楽しみの夕食、せっかく海辺の街に泊まるのであるからと、寿司をいただきに出掛けました!

 海の幸の宝庫である伊豆ならではの、お目当ての魚にもありつくことができて、漁師町らしい豪快な握りに舌鼓を打った、稲取の寿司でした。

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 下田から稲取へと移動、旅館でひと休みしてから、稲取での夕食に訪れたのは、稲取漁港や魚市場の近くにある寿司店、「魚八寿し」。

 暖簾にも、「魚市場前」と銘打たれていますね。



 握りの前に、まず出てきたのは、サザエ。
 コリコリした歯応えの新鮮な身で、胃袋をウォーミングアップw



 せっかくの伊豆でのお寿司、お任せで季節の地魚を握ってもらいました~^^

 魚八寿しさんは、ネタの大きさもウリの一つ。
 荒削りな勢いを感じる、豪快な印象を受ける握りです♪



 アジとカツオです。

 スッキリした風味のアジと、しっかりしたコクのあるカツオを、美味しくいただきます。



 ブリとサワラ。

 冬に、タップリと脂の乗った「ふくよか」なブリを、北陸でいただいているので、どうしてもスリムな印象を拭えませんが、9月なので仕方ありません。。。
 サワラは、上品なお味でした♪



 イカとヒラマサ。

 イカにはウニが載っていて、両者の旨味を同時に楽しみました。
 夏から秋にかけて旬を迎えるヒラマサは、脂も乗っていて、仄かな甘味のある風味を噛み締めていただきました^^



 メジとアワビと、伊豆での一番のお目当ての、キンメ!

 メジは流石にマグロだけあって、口当たりの良さと豊かな風味が美味しいですね。
 アワビが出て来るとは予想外で、伊勢エビ同様普段口にする機会のないネタを、ここぞとばかりに貪ります!
 コリコリした歯応え、最高でした♪

 そして、キンメ!
 一目で分かる、ウロコ付きのネタ。
 軽く炙られたネタの感じが、もう堪りません!
 口の中で蕩けるような食感の、脂の乗った伊豆のキンメダイでした(^q^)



 味噌汁は、キンメのアラ汁でした。
 絶品のキンメの出汁が、余すところなく溶け出ていた美味しさの、味噌汁です♪

 ボリュームも相当なもので、飲み応え&食べ応えのある一品でした。



 伊豆にいるのだから…!と、追加でキンメを握ってもらいます^^

 キンメは、この華のある姿も素晴らしい!
 脂の持つ優しい甘味も、私の心を蕩かします…。



 食欲をそそられる、ピンク掛かったキンメの身。

 「伊豆のキンメは特別」と、色々な人から聞かされてきましたが、実際にいただいてみて、そのように言われるだけのことはあると、納得しました。



 スッキリした味わいが魅力的であったアジも、口直しに追加で注文。

 握りを口へ運ぶひと時の幸せ感…寿司をいただく度、飽きることがありませんねw



 やはり、キンメを最後まで味わいたくて、またまた注文してしまうという無謀さ(^^;)

 この、素晴らしい色合いの光沢を放つネタの美味しさに、トコトン浸り尽くした、稲取での夕食でした。

 魚八寿しさんは稲取でも有名店のようで、食べログのコメントでも評価の分かれるお店ですが、海の幸(特にキンメ)を豪快に味わい倒そう!という向きには、良いお店であると思います。
 「シャリが柔らかい」という声もありますが、これも好みによる所が大きいでしょう。

 自分的には、サビが今一つであったのが惜しまれますが(山葵の本場でもあるのですから!)、全体的には伊豆の海の幸を満喫できて満足できた、魚八寿しさんの豪快なお寿司でした。



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2 コメント

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Unknown (タヌ子)
2014-12-05 00:42:24
お魚と言うとどうしても日本海側方面に気持ちが行ってしまい、太平洋側のお魚はなかなか思いつかないのですが、伊豆や三浦のお魚は美味しいですよね。
きんめのお寿司には今まで出会ったことがない気がします。
同じような身の色のお魚でもこんなに種類がある日本。
また寿司と言えばサーモンと異常に水っぽい鮪の赤身の国に戻るのかと思うとちょっと憂鬱。
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タヌ子さん。 (taろう)
2014-12-05 22:58:39
日本海側の魚が絶品なのは事実ですし、特に冬本番のこれからは日本海の季節なので、どうしても魚好きの関心は、北陸や山陰方面へと集中しがちになりますよね(^^;)
冬ではありませんでしたが、今回の旅行で、伊豆の魚の美味しさにも目覚めましたw
伊豆のキンメは、食通の間でも折り紙付きらしく、寿司をいただいてみて、その伊達ではない評価に納得しました。
上品な甘味を帯びたネタがシャリと絡み合う美味しさは、目の前の海で揚がる伊豆ならではの味!
寿司屋や居酒屋では、メモを取らなければ、魚の名前を憶えきれません;
そろそろお戻りですか…寿司のレベルがそれ程悲惨とは!
魚の美味しさにも、貪欲になって貰いたいものですね。
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