「道の駅ふかうら かそせいか焼き村」できれいな海を眺めつつ、10時のおやつよろしくw、焼きたてのイカ焼きに舌鼓を打ってから、再びレンタカーを走らせること約15分…岩棚の海岸が広がる奇勝の地である、千畳敷海岸へと辿り着きました。
<<秋の青森・津軽&函館巡り-05>
江戸時代の地震により隆起した海底が浸食によって、様々な奇岩を生み出した、千畳敷海岸です。
晴れ渡った青空の下、その名のとおりの、広々とした個性的な風景を観賞しました。
<千畳敷海岸>
「道の駅ふかうら かそせいか焼き村」から、レンタカーを駆ることおよそ15分程で、千畳敷海岸へ到着しました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
寛政四年(1792年)の地震により隆起した海底の岩盤が浸食されて、様々な奇岩が林立している、景勝の地です。
浸食により形成された奇岩により描き出された、ちょっとした異世界のようにも見える光景。
明るい日差しの下では、荒涼としている風景も、のどかな雰囲気を帯びていますね。
岩棚の先端では、日本海の荒波が絶えず打ち寄せては、盛大な波飛沫を上げていました。
勢いよく打ち付けてくる波によって、岩棚の奥深くまで、海水が入り込んできます。
この、海水の通り道となっている溝も、こうした自然の営みによって、造り出されてきたのでしょう。
浸食は、現在進行形で進んでいるのですね。
岩棚の一番先端へと、来てみました。
圧倒的なボリューム感を誇る日本海の海原が、その圧力でもって、岩棚の先端に迫り来るようなプレッシャーを感じます!
この日は、かなり風もあって、波の勢いも強く、あまり先端ギリギリまで行ってしまうと、波にさらわれてしまいそうでした;
岩が濡れているのは、もちろん波飛沫によるものです。
押し寄せる波に洗われる、千畳敷の先端部。
穏やかな晴天とは対照的な、荒々しい美しさに見とれてしまいます。
水平線上にうっすらと見えているのは、津軽半島です。
風に吹き寄せられているのか、今にも溢れ出してきそうな様相の、日本海です。
これから冬へ向けて、益々荒海としての姿を現してくるのでしょうね。。。
飛沫を上げながら、沖から岩棚の奥深く進入してくる海水。
水底の深さや様子等により、青の色にも微妙な変化をつけた、美しいグラデーションを見せています。
打ち寄せる度に姿や勢いを変えて迫ってくる波には、見飽きるということがありませんでした。
岩棚が広がる中、突然飛沫が勢い良く吹き出る場所がありました。
かなり短い間隔で、間欠泉のように、盛大に海水を吹き上げていました。
その場所へと近付いて、吹き上がる様子をしばし見物。
千畳敷に数ある奇岩の一つである、潮吹岩です。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
狭い岩の隙間へ、勢い良く海水が浸入してきて、その隙間から豪快に吹き上がる様は、見応え十分!!
晴天で、白い飛沫がいっそう輝いて見える、とても美しい眺めでした♪
潮吹き岩に、更に接近!
飛沫の柱が崩れゆく光景です。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
静止画にすると、飛び散って連なるように空中を舞う飛沫の、一つ一つの形が鮮明となって、不思議な躍動感を感じます。
「ボン!」というくぐもった轟音を伴って潮吹いた水柱の先端へ行く程に、細かい粒子のように散乱してゆく、透き通った飛沫の踊る、幻想的な美しさには、ただ感動あるのみです!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
海水は、かなり手前の方まで勢い良く流れ込んで噴出するため、「潮吹く方向には立っていない」と油断していると、飛沫を被ってしまいます;
ハイ…見事に被りました(爆)
高貴なまでに白い輝きで、見る者を魅了させてしまう飛沫。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
潮吹岩の周囲の水溜まりは、吹いた潮によるもの。
青空の色を映して、美しい景色に華を添えていますね。
風が強いとはいえ、まだまだ海の穏やかであろうこの時季でさえ、ここまで豪快な潮吹きが見られるのですから、厳冬の頃には、どれだけ凄まじいものであるか…是非見てみたいものです!
千畳敷海岸の東側は、西側に比べて、全体的に平坦な感じです。
この辺りの地形は、海岸段丘となっていて、海岸からすぐに、テーブル上の台地となっています。
千畳敷海岸をパノラマ一望。
奇岩の作り上げた、絶景が広がります。
潮吹岩がまた、豪快に潮を吹いていますね。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
かつて弘前藩主が領内の巡視に立ち寄った際、ここに千畳の畳を敷き二百間(約364m)の幕を張って、この眺めを楽しんだとされたことから、「千畳敷」の名が付けられました。
お殿様も、この眺めを目にして、風流を楽しむ気持ちになったのでしょうね。
それにしても、畳千畳とは…豪勢です!
ここ千畳敷でも、イカを干していました^^
日本海は、南から北へと至るまで、どこでも美味しい海の幸が豊富な、宝の海なのですね!
店先には、すっかり干し上がったスルメが、美味しそうに吊り下げられていました。
イカ焼きやスルメ等は、西津軽の日本海沿岸の名物となっているようですね。
「道の駅ふかうら かそせいか焼き村」で一杯分のイカ焼きを食した直後であったので、流石にここでは、見るだけに留めました(^^;)
海岸と駐車場との間は、護岸上がちょっとした散策路に整備されていました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
ここからの、海の眺めも抜群に美しい!!
千畳敷海岸には、潮吹岩の他にも名を付けられた、数々の奇岩があります。
荒削りな岩の造形と、それを彫り上げた、波打ち寄せる日本海の青い海原、澄み渡る秋の蒼天…目に映るどれもが強い印象を脳裏に刻み込んだ、千畳敷海岸の風景でした。
<秋の青森・津軽&函館巡り-07>>
<<秋の青森・津軽&函館巡り-05>
江戸時代の地震により隆起した海底が浸食によって、様々な奇岩を生み出した、千畳敷海岸です。
晴れ渡った青空の下、その名のとおりの、広々とした個性的な風景を観賞しました。
<千畳敷海岸>
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
「道の駅ふかうら かそせいか焼き村」から、レンタカーを駆ることおよそ15分程で、千畳敷海岸へ到着しました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
寛政四年(1792年)の地震により隆起した海底の岩盤が浸食されて、様々な奇岩が林立している、景勝の地です。
浸食により形成された奇岩により描き出された、ちょっとした異世界のようにも見える光景。
明るい日差しの下では、荒涼としている風景も、のどかな雰囲気を帯びていますね。
岩棚の先端では、日本海の荒波が絶えず打ち寄せては、盛大な波飛沫を上げていました。
勢いよく打ち付けてくる波によって、岩棚の奥深くまで、海水が入り込んできます。
この、海水の通り道となっている溝も、こうした自然の営みによって、造り出されてきたのでしょう。
浸食は、現在進行形で進んでいるのですね。
岩棚の一番先端へと、来てみました。
圧倒的なボリューム感を誇る日本海の海原が、その圧力でもって、岩棚の先端に迫り来るようなプレッシャーを感じます!
この日は、かなり風もあって、波の勢いも強く、あまり先端ギリギリまで行ってしまうと、波にさらわれてしまいそうでした;
岩が濡れているのは、もちろん波飛沫によるものです。
押し寄せる波に洗われる、千畳敷の先端部。
穏やかな晴天とは対照的な、荒々しい美しさに見とれてしまいます。
水平線上にうっすらと見えているのは、津軽半島です。
風に吹き寄せられているのか、今にも溢れ出してきそうな様相の、日本海です。
これから冬へ向けて、益々荒海としての姿を現してくるのでしょうね。。。
飛沫を上げながら、沖から岩棚の奥深く進入してくる海水。
水底の深さや様子等により、青の色にも微妙な変化をつけた、美しいグラデーションを見せています。
打ち寄せる度に姿や勢いを変えて迫ってくる波には、見飽きるということがありませんでした。
岩棚が広がる中、突然飛沫が勢い良く吹き出る場所がありました。
かなり短い間隔で、間欠泉のように、盛大に海水を吹き上げていました。
その場所へと近付いて、吹き上がる様子をしばし見物。
千畳敷に数ある奇岩の一つである、潮吹岩です。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
狭い岩の隙間へ、勢い良く海水が浸入してきて、その隙間から豪快に吹き上がる様は、見応え十分!!
晴天で、白い飛沫がいっそう輝いて見える、とても美しい眺めでした♪
潮吹き岩に、更に接近!
飛沫の柱が崩れゆく光景です。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
静止画にすると、飛び散って連なるように空中を舞う飛沫の、一つ一つの形が鮮明となって、不思議な躍動感を感じます。
「ボン!」というくぐもった轟音を伴って潮吹いた水柱の先端へ行く程に、細かい粒子のように散乱してゆく、透き通った飛沫の踊る、幻想的な美しさには、ただ感動あるのみです!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
海水は、かなり手前の方まで勢い良く流れ込んで噴出するため、「潮吹く方向には立っていない」と油断していると、飛沫を被ってしまいます;
ハイ…見事に被りました(爆)
高貴なまでに白い輝きで、見る者を魅了させてしまう飛沫。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
潮吹岩の周囲の水溜まりは、吹いた潮によるもの。
青空の色を映して、美しい景色に華を添えていますね。
風が強いとはいえ、まだまだ海の穏やかであろうこの時季でさえ、ここまで豪快な潮吹きが見られるのですから、厳冬の頃には、どれだけ凄まじいものであるか…是非見てみたいものです!
千畳敷海岸の東側は、西側に比べて、全体的に平坦な感じです。
この辺りの地形は、海岸段丘となっていて、海岸からすぐに、テーブル上の台地となっています。
千畳敷海岸をパノラマ一望。
奇岩の作り上げた、絶景が広がります。
潮吹岩がまた、豪快に潮を吹いていますね。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
かつて弘前藩主が領内の巡視に立ち寄った際、ここに千畳の畳を敷き二百間(約364m)の幕を張って、この眺めを楽しんだとされたことから、「千畳敷」の名が付けられました。
お殿様も、この眺めを目にして、風流を楽しむ気持ちになったのでしょうね。
それにしても、畳千畳とは…豪勢です!
ここ千畳敷でも、イカを干していました^^
日本海は、南から北へと至るまで、どこでも美味しい海の幸が豊富な、宝の海なのですね!
店先には、すっかり干し上がったスルメが、美味しそうに吊り下げられていました。
イカ焼きやスルメ等は、西津軽の日本海沿岸の名物となっているようですね。
「道の駅ふかうら かそせいか焼き村」で一杯分のイカ焼きを食した直後であったので、流石にここでは、見るだけに留めました(^^;)
海岸と駐車場との間は、護岸上がちょっとした散策路に整備されていました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
ここからの、海の眺めも抜群に美しい!!
千畳敷海岸には、潮吹岩の他にも名を付けられた、数々の奇岩があります。
荒削りな岩の造形と、それを彫り上げた、波打ち寄せる日本海の青い海原、澄み渡る秋の蒼天…目に映るどれもが強い印象を脳裏に刻み込んだ、千畳敷海岸の風景でした。
<秋の青森・津軽&函館巡り-07>>
でも、悪天候の黒い空の下で見る水柱は、更に迫力を増して、見るものを怯えさせるほどかもしれませんね。
岩はキメが粗く、溶岩のようにも見えますが、海水の浸食によって小さな穴が沢山開いたのでしょうね。
自然のスペクタクルを楽しむために、畳千畳…
家来達が畳を運ぶ光景、蟻の行列のようだったのでしょうね。
見てみたかったです。
好天時でさえ、これ程の迫力があるのですから、悪天時には、仰るとおり、迫力を超えて恐怖感しか感じないかもしれませんね…冬の荒れる日本海の姿も眺めてみたいですが、雪国での冬季の運転はとても無理なので、鉄道の旅となりそうです。
JR五能線が道路と並行しているので、いつか乗車してのんびり旅を堪能してみたいです^^
一度の地震で海底を隆起させる大地の力、堅固な岩盤をも削り取る水の力、と、自然のパワーの凄さを、改めて思い知った、千畳敷海岸でした。
風雅な粋を楽しむ点では、昔の人の方が勝っていたと思いますが、畳を敷き詰めたという故事が残る程、当時のお殿様も、この眺めに感動ひとしおであったのでしょうね。
もちろん、今日よりもたくさん、且つ肥えていたであろうイカも、心ゆくまで堪能していたのではないかと、勝手に想像しています(^^;)