時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

2012富山への旅-6~雪の中の帰途

2012-03-24 18:15:35 | 日本
 大満足の鮨三昧な今回の富山旅行でしたが、残念ながら帰途に就く時が来てしまいました…。

 天気も下り坂、時間が経つにつれて雪の降り方も強まってきていたので、夕刻を待たず早めに京都へと帰ることにしました。

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 富山駅前の路面です。
 路面から、スプリンクラーのような放水で雪を溶かす…遙か昔;、学校の社会科か地理かの授業で、豪雪地帯にはこのような設備があるようなことを習ったような記憶を思い出しました(^^;

 他にも、歩道でも路面に溢れるような感じで水を出している場所もありました。



 富山の街には、路面電車も走っています。
 ちょっとレトロな雰囲気を漂わせる電車から、このように今風なデザインの新型の電車まで、バラエティ豊かな車両が雪の舞う中を行き交っていました^^



 お昼より少しだけ早めに、富山湾鮨を駆け足ながら心ゆくまで食べ納めてから、12時半頃には富山駅に戻ってきました。

 雪の降りも本格的になってきて、気温も朝から上がっていない感じでとても寒く感じました><



 空から大量に舞い降りてきた細かな雪が風の吹くままに煽られて、踊っているかのように刻々と変化する幻想的な白い模様をホーム上に描いていました。

 …それにしても、さぶい…(TT)
 早く乗車したいです(写っているのは乗車する電車ではありません);



 電車とホームの屋根との間の隙間から、吹きこぼれるように雪が舞い込み続けています。
 ホームに到達した雪は、気温が低いからか、溶けることなくしばらく白い姿を見せていました。



 発車時刻の15分位前になって、ようやく京都まで乗車するサンダーバード26号大阪行が入線してきました!
 富山始発です。



 最後部の車両の正面下部には、雪がこびり付いたままでした;



 右の電車が乗車するサンダーバード26号、左の電車は名古屋へ行く、しらさぎ10号です。
 しらさぎ10号の車両がない所では、屋根はあってもホームは白く雪化粧…しらさぎ10号の車両がこのホームの雪除けの楯となっていたのですね^^



 サンダーバード26号の先頭車両は、グリーン車でした!
 横3列のシート配置で、ゆったりしています。

 …まだ誰も乗車していません。



 サンダーバード26号は、定刻の13時10分に富山を出発しました。
 昨日の往路と同様に、石川県に入ると雪も小止みになりましたが、福井県に入ると再び雪が激しくなりました;

 2月の末近くですが、車窓には全く寒々とした、まるで真冬のような風景がずっと流れていました。



 屋根に積もったまま残っている雪の厚さが50cm以上ありそうな民家も…。

 高速で走る電車のスピードに、降り続ける雪も車窓を流れるように見えています。



 福井を過ぎ、敦賀に近付くにつれて、益々雪深くなってきました!
 とてもあと数日で3月になるとは思えない眺めです。



 敦賀を出てしばらく走ると、右の山と正面の山との間に、琵琶湖の湖面が見えてきました。

 既に滋賀県に入っていますが、福井県との県境付近は、まだまだ雪がかなり残っています。
 地面も真っ白です。



 琵琶湖の西岸を走ることからその名が付いた湖西線を更に10分程走ると、ようやく地面から雪が消えて、雪のない景色が当たり前になりました。

 しばらくは琵琶湖の湖面を眺めながら走り続け、京都に向けて南下するにつれて沿線の家々が次第に増えていき、線路も琵琶湖から幾分離れた場所を走るようになります。
 やがて長いトンネルに入って琵琶湖に別れを告げ、京都府に入って山科を通過後、東山の下を更にトンネルで通過して京都に到着します。



 16時9分の定刻に、サンダーバード26号は富山から2時間59分の所要時間で、京都駅に無事到着しました!
 大阪へ向けてラストスパートのサンダーバードとは、ここでお別れ。
 雪の中、お疲れ様でした~(^o^)

 ほんの数時間前まで、富山で鮨を貪っていたのが夢のようw…幸せな眠りから醒めて、現実へと立ち返った気分…それでも、富山での楽しい体験の余韻を感じながら改札口へと向かいました♪

 富山…本当に、思っていた以上に素敵な土地でした^^
 これからも、機会を見つけては通い詰めたいものですね!!



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