時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

東九州・佐伯へ 一泊二日寿司三食の旅-13~京都までの帰路も美味しく

2014-10-06 22:08:32 | 日本
 佐伯から、京都への帰路に就きます。

 大分で特急を乗継ぎ、次いで小倉で山陽新幹線に乗り換え、一路京都へ。
 小倉までの日豊本線の美しい車窓風景や、山陽新幹線車中で美味しい弁当に舌鼓…等々、5時間を超える移動時間にもかかわらず、疲れも感じさせない、最後まで充実した旅でした^^


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 14時39分発の、大分行特急「にちりん14号」が、佐伯駅に到着しました。

 いよいよ佐伯との別れの刻が来てしまいました。。。
 一泊二日の滞在ながら、素晴らしい寿司の数々、美しい海の風景等、印象的な思い出が心に刻み込まれて大変に名残惜しいですが、再訪を誓いながら、京都への帰路に就く電車に乗り込みました。



 「にちりん14号」は、定刻に出発。
 「招き寿司職『猫』w」に見送られて、佐伯を後にします(´-`)/~



 この日も、午後も好天に恵まれ、紺碧の空と海がとても美しい車窓風景を楽しむことができました♪

 明るい日射しが眩しい程の、南国・九州らしい眺めでした。



 佐伯~大分の区間は概ね、入り組んだ海辺に沿って走る区間でカーブも多く、特急といえどもスピードを抑えて走行します。
 そのため、このような美しい景色を十分な余裕をもって眺められました^^



 海と山と、両方の風景を同時に体感できる、リアス式海岸の海岸線に沿って、「にちりん14号」は大分を目指して、日豊本線をひた走ります!

 夏の日射しに映える、山の緑も綺麗ですね。



 日豊本線は、このように造船所のすぐ前も通過します。
 一瞬で通り過ぎてしまいますが、その迫力は充分に感じ取ることができました♪

 大分県南部は、水深の深い湾の多いリアス式海岸の地形を生かした造船業も盛んです。



 美しい自然や、ダイナミックな産業といった、変化に富んだ車窓風景を飽きることなく眺め続けて1時間…「にちりん14号」は、15時40分に終点の大分に到着しました。
 大分で、ホーム反対側で待っていた博多行の特急「ソニック44号」に、5分の接続時間で連絡しています。

 左が佐伯から乗車してきた「にちりん14号」、右が大分から乗車する「ソニック44号」です。



 15時45分に大分を出発した「ソニック44号」は、しばらくの間、別府湾に沿って走行します。

 広い道路、雄大な景色…この辺りの眺めには、リゾート気分を掻き立てられますね^^



 「ソニック44号」では、車内販売が行なわれていました。
 せっかくなので、九州ゆかりのものを求めてみました!
 「日向夏シャーベット」です♪

 バランスの取れた、スッキリ爽快な甘酸っぱさで、ボリュームもタップリ^^

 初めのうちはカチカチに凍っていて、プラスチックのスプーンではまるで歯が立たない固さでした;
 それでも、柔らかくなり始めるや、一気に解凍が進んでビックリ!
 心ゆくまで、清涼感に溢れた個性的な酸味を味わいました。



 満足のうちに「日向夏シャーベット」を平らげて一息入れているうちに、「ソニック44号」は17時3分の定刻に、小倉へ到着しました。

 大分からは、1時間20分強の行程でした。



 「ソニック44号」は小倉で進行方向を変え、博多へと向かいますが、私は今回この小倉で下車します。

 小倉からは、いよいよこの旅最後の行程に掛かります!



 小倉駅の乗換改札を通って、山陽新幹線のりばへと移動。

 誰にも見向きもされていなかった、お気の毒な山陽新幹線公式キャラクター…だそうです…。
 せっかくJR西日本も公認してこのような立て看板?を設置していることですし、1枚記念に撮影してしまいました(^^;)



 小倉からは、「のぞみ」で京都まで一直線!
 何度かの九州への旅行に出る毎に、山陽新幹線の有り難みを実感しますね。



 「のぞみ54号」東京行が、ホームへと入ってきました。

 「のぞみ54号」も定刻どおり17時22分に小倉を出発。
 京都への、ラストスパートです!



 夕方の時間帯の新幹線…ということで、座席に落ち着くや、少々早めの夕食タイムです^^

 小倉で乗継ぎの際に購入した、「鹿児島産黒豚味噌焼き弁当」~♪
 小倉クラスの大きな駅ともなると、九州中の駅弁を販売しているのですね。

 パッケージを解く間も、もどかしかったですw



 肉厚のポークさんが、ご飯の上にてんこ盛り(^г^)
 味噌の風味が良く絡んで、ご飯と一緒に掻き込む気分はサイコー!

 お昼には極上のお寿司をたらふくいただいたというのに、数時間後にはもう肉をガッツリ余裕で受け入れてしまう人間の消化器官は、実に偉大ですw



 小倉出発からきっかり2時間半の19時52分、「のぞみ54号」は京都へ無事に到着。
 往路同様、佐伯から約790kmの距離を、5時間15分程の所要時間で走破しました。
 佐伯への旅全行程、ここに終結です!

 連休最終日の夜の京都駅新幹線ホームは、九州から京都へ到着した私と入れ替わるように、京都滞在を終えてこれから東京方面へと帰る人達でごった返していて、「のぞみ54号」も、これらの人々を乗せて、慌ただしく京都を出発していきました。

 体調を崩したことから、大幅に旅程を短縮・変更した今回の佐伯行でしたが、目的地を佐伯に絞ったことで、結果的に充実した内容で満足度もとても高い旅となりました。
 一泊二日で寿司を食べ倒すという結構無茶な願望を、思っていた以上の素晴らしさで応えてくれた佐伯の、今ではすっかりファンとなっています^^

 素朴な自然も豊かに残る周辺の地域にも、一泊二日の短い行程では回りきれずに積み残した場所も数多く、今度はもう少し日数にゆとりを持って訪問したいと思いつつ、山海の実りも豊かになる秋口以降に再訪してしまおうかとも、色々考え倦ねている今日この頃ですw
 今一つインパクトのある観光資源に欠けて、ガイドブックにも掲載されることも少なく、九州の外の人間には中々情報も集めにくい佐伯周辺ですが、海の幸や美しい自然にも恵まれて、「知る人ぞ知る」魅力に溢れた地域であることが、今回の旅で分かりました。
 今年中に叶うかはともかく、必ず再訪して、その時にはもっとたっぷり時間を取って、その魅力を存分に味わってみようと思います。


 「東九州・佐伯へ 一泊二日寿司三食の旅」 了



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2 コメント

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Unknown (タヌ子)
2014-10-10 07:12:46
フランスでもソルベは人気で、レストランのデザートでもよく見かけますが、日本のシャーベットはどこか違うんですよね。
最近のものは食べたことがないけれど、私のイメージのの中では、ソルベに比べるとちょっとクリーミーで優しい感じ。
カチカチに凍っているシャーベットを両手で温め、外側の溶け始めた部分から少しずつ食べて行くのが好き(笑)
本来温かい状態で食べる物が冷めてると美味しさが半減すると思うのですが、日本のお弁当って冷めても美味しく食べられるところが素晴らしい。
きっとお弁当開発部の人たちが、冷めても美味しく食べられる日々研究してるのでしょうね。
とても体調が思わしくなかったとは思われない食べっぷりに拍手!
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タヌ子さん。 (taろう)
2014-10-10 22:46:25
私はアイスでは、どちらかというとバニラ系の甘いものよりも、フルーツ系のシャーベットやソルベ、グラニテの系統が好みです。
日向夏のシャーベットは、タヌ子さんのイメージどおり、食感がクリーミー系でしたね^^
風味の方は、日向夏の甘酸っぱさが良く効いた、あっさり爽やかなお味ででした。
買い求めて蓋を開けた直後は、「どうしてこんなにカチカチに…;」という程の、恐らく金属のスプーンでも歯が立たない位の固さでしたが、外側からリアルタイムで程良く溶けた状態を美味しくいただけて、すっかりご満悦状態でしたw
昨今では、コンビニ弁当の進化が凄まじいですが、駅弁も地方毎のご当地弁当に工夫を凝らしたものが随分増えてきて、食の宝庫の九州でもご多分に漏れず、小倉や博多といったターミナル駅での品揃えには圧倒されます!
爆睡から目覚める程の激痛に苛まれた結石でしたが、幸い出発までには症状も治まって佐伯の寿司等を満喫できて、本当に良かったです♪
この旅から帰って数日後に、石も体外へ排出されました\(^o^)/
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