日本共産党三木町委員会

安心して住める町 住んでいて良かった町 いつまでも住みたくなる町「町民が主人公」の町をつくるため全力をつくします。

12月議会 渡辺議員一般質問

2008年12月17日 | Weblog
激動の2008年、首相が二代にわたり短期間で辞任し、国民を唖然とさせた年となりました。そして、米国を発信源とした経済危機は世界中を震撼させています。政治や経済の混乱は、日本にも大きな影響を及ぼし、三木町をも飲み込もうとしています。
2009年度を展望した、新年度予算編成方針が提案され、編成作業が進んでいることと思います。「人と自然にやさしいまち・三木」をめざした予算編成について、質問いたします。
はじめに、予算編成の動向であります。編成方針が作成された10月初旬は、麻生内閣が成立し総選挙も近いと噂された時期でもありました。しかし、この間、原油の高騰から一転、世界的な経済不況が訪れ、雇用不安など情勢は厳しいものとなっています。
1 経済動向などの見通しなどをとおして、予算編成のあり方をお尋ねします。
2 道路特定財源の一般財源化にたいして、注視していくとありますが、町として世紀の大事業と位置づけている公共下水道事業、農業集落排水事業等への活用を検討すべきではないでしょうか。
3 新たに必要な歳出を行う際は、他の経費の削減で対応するとありますが、福祉や教育施策の削減につながらないよう配慮を願います。4 基本方針で謳う、まちづくり6つの目標の中の、3点目である「人にやさしい福祉のまちづくり」については、特に重要であり、厳しい財政事情のなかでの町運営は理解しているところですが、他市の動向を見ながら検討するとの考え方では、三木町らしい街づくりがなくなっていくのではと危惧しています。温かい福祉の街づくりを期待しています。
5 全般的な事項の中の3に触れられている、町税等滞納者への行政サービスの制限については、納税の意義を啓発することこそが重要で、制限を加えていく方法は、厳しい生活にあえいでいる町民のみなさんの理解が得られないのではないでしょうか。見直しを要望いたします。
6 全般的な事項の中の7に触れられている、住民参加による、住民との協働によるまちづくりの展開とありますが、どのような計画をお持ちでしょうか。
7 歳出に関する事項の1人件費で、人員の適正化に努めるとありますが、現在問題となっている、非正規職員いわゆる事務補助員等への置き換え、負担増になっていないか心配しております。状況を教えてください。

国民健康保険加入者の保険税未払いに伴う、保険証返納の状況であります。報じられているところでは、「無保険」になっている中学生以下の子どもが全国で3万3千人いる。三木町での状況はどうなっているのか。緊急対応が国から発せられているようですが、対応をお聞きします。

障害者及び母子医療制度の一部有料化について、近隣市町では9月補正予算等で、見直しを図った所もでていると聞いています。状況を教えていただくとともに、三木町での無料化に向けた再検討を要望いたします。