リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

ダム放水の効用

2006-09-03 18:15:27 | アユの流し目/雑記帳

ノリの為にダムから放水するという。
ノリの生育期は冬だ。
たいがいの場合冬は降水が少なくて河川は渇水となる。その渇水期にダムから放水するとなると、秋霖前線の降雨時に貯めておくとかするのだろうか?

 しかし、秋の雨は、アユ、アマゴ、ヤマメ、イワナの産卵床の形成にとって重要だ。その放水をカットして貯水したらこれは困ったことになる。

 この研究、すこし注意して情報を収集しておこうと思う。

ノリ色落ち対策にダム放水 養分補給で水産庁が研究 (共同通信) - goo ニュース

☆テキスト版

ノリ色落ち対策にダム放水 養分補給で水産庁が研究

2006年 9月 3日 (日) 17:11

 水産庁は3日、海水の栄養分不足で養殖ノリが黒くならない色落ち被害を減らすため、森林の土壌の養分を含んだダムの水を放水して河川の流量を増やし、応急的に海に栄養を補給する研究に乗り出す方針を決めた。

来年度予算の概算要求に研究委託費として4000万円を計上。伊勢湾、瀬戸内海、有明海での調査を検討している。

色落ちは、雨不足で河川の水量が減り、ノリの栄養分となる窒素やリンが補給されなかったり、海で赤潮が発生して植物プランクトンが栄養分を食べてしまうことが原因。有効な対策はなく、2000年度に有明海、03、05年度には瀬戸内海で色落ち被害が発生。兵庫、岡山、香川の3県では昨年度のノリの売り上げが前年度比で2-3割減少した。
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夢の大阪オリンピック | トップ | イシドジョウ 未調査で堰建設 »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
・・・・。 (maegawa)
2006-09-05 21:29:52
秋の雨は、アユ、アマゴ、ヤマメ、イワナの産卵床の形成にとって重要。その放水をカットして貯水したらこれは困ったことになる。

できれば、やめてください・・・。どうしてもするなら、貯水はやめましょう・・・。

返信する

コメントを投稿

アユの流し目/雑記帳」カテゴリの最新記事