内容紹介(アマゾンより) 中日新聞・東京新聞で好評連載(2015年4月~18年5月)されたコラム「川に生きる」を書籍化。さまざまな生き物がすむ川から見た、自然と人間との関係を鋭い筆致で描きます。西日本豪雨災害などから、川と人との共存が注目されている今、世界の河川をめぐってきた著者が、長良川をはじめ、世界や日本の河川で何が起きているかを紹介します。 書籍化にあたり、長良川・川下り紀行も掲載。カヌーイスト・野田知佑氏も推薦を寄せています。 . . . 本文を読む
中日新聞・東京新聞で好評連載(2015年4月~18年5月)されたコラム「川に生きる」を書籍化。さまざまな生き物がすむ川から見た、自然と人間との関係を鋭い筆致で描きます。西日本豪雨災害などから、川と人との共存が注目されている今、世界の河川をめぐってきた著者が、長良川をはじめ、世界や日本の河川で何が起きているかを紹介します。書籍化にあたり、テーマ別に再構成、補足改訂をおこなっています。長良川河口堰起工式に向けて行った。我が国最初の川下りデモの記録・「全長良川流下行」も掲載。カヌーイスト・野田知佑氏も推薦を寄せています . . . 本文を読む
都会と現地(田舎!)の「出会い」によって守られた板取川の支川「西ヶ洞」。ダム建設翻弄される石木川の生活を記録した映画「ほたるの川のまもりびと」が初夏には全国各地で上映されます。ダムに消えようとしてる川が、あらたな「出会い」によって守られますよう。そう願って最終項としました。ご精読ありがとうございました。 . . . 本文を読む
必ず起きる南海トラフ地震。二時間ほどで来襲する地震津波の際に、激震直後の河口堰のゲートは支障なく上がるのか。二重三重の安全装置があると説明されていた河口堰のゲートが、事故があったという事実は記憶しておきたい。 . . . 本文を読む
シラスウナギ漁が歴史的な不漁だ。その原因について考えてみた。日本そして東アジアからのウナギのすむ川が無くなってきているのでは無いのか?その原因は、いろいろあるだろうが、日本の研究者は、なぜか、そもそも、シラスウナギが川を遡上しているか否か?その議論をしないのだ。ということで、問題作を提示します。 . . . 本文を読む
工事が開始された後の長良川河口堰。川を知る魚類学者の証言から追加で設置された「せせらぎ魚道」が大きく機能することになった。もし「せせらぎ魚道」がなかったなら、長良川河口堰の影響はさらに大きくなっただろう。水野信彦先生についてです。 . . . 本文を読む
1987年。長良川河口堰が建設が始まる前の年のことだ。環境コンサルタントとしての初めての仕事として長良川の生物レポートを作製した。KSTという60年代の報告書を評価し、新たな調査を提案し、実施計画まで作成したが、翌年調査計画は破棄され、河口堰の建設が始まった。私と長良川との出会いでもあった。 . . . 本文を読む
ダムは水を溜めるだけでない。ダムは川の持つ働きの中で重要な土砂を運び、国土を形成する機能を損なうこともある。当たり前のように川原には土砂があると思われるかも知れないけれど、土砂は長い年月をへて、川がが造り、運んだモノなんだ。 . . . 本文を読む
日本中どこでも川の部品の名前は、「瀬」とかあ「淵」で共通している。おかしいと思っていたことがあった。奄美に通うようになって、奄美や沖縄には違う呼び名があることを知りました。そこで、ボクは二風谷にアイヌ民俗研究家を訪ねたのでした。 . . . 本文を読む
「世界自然遺産」候補地となって奄美群島は国立公園に「昇格」されることとなった。しかし、土木開発主体の有り様は何も変わらず、自衛隊基地、巨大旅客ターミナル建設など、あらたな開発が始まろうとしている。本来なら、「危機遺産」登録を求めたいくらいだ。 . . . 本文を読む
奄美大島で行われた「はじめての自然系」フォーラムの開催について書いています。その後、リュウキュウアユ関連の集まりは沖縄でも、また、鹿児島市、名瀬市(奄美)で行われました。それぞれ、北部ダム工事事務所(国)、日本魚類学会、鹿児島県、が主催者となりました。特定の生物の保護をめぐってそれぞれの組織が、公開の討論会・発表会を開いたのは余り前例はありません。その先駆けとなったのが「リュウキュウアユフォーラム」でした。 . . . 本文を読む
長良川では銀化アマゴのことをシラメという。そのシラメが海には行ってサツキマスとのなるのだが、河口堰が障害となって海に行けなくなっている可能性がある。我ら、サツキマス研究会の調査。 . . . 本文を読む