リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

本年もよろしくお願いします。

2015-01-02 11:39:21 | アユの流し目/雑記帳

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

                                                                         さて私儀、

昨年は、3月11日の還暦をもちまして (旧性) 新倉俊子と婚姻関係を結びました。式も宴席も記念写真すらないというなしなしなし婚でございますが、人生の一つの区切りとして、新たな生活を始める年といたしました。

 生活の基盤は従来とおなじく岐阜に置いております。長良川、琵琶湖の今についての記録は続けていたいと思っております。そして25年間続けております長良川でのアユの産卵を見る会は、本年も行う予定です。開催は11月の第一土曜日、是非長良川河畔におこしください。


 一昨年より、大学時代にお世話になりました愛媛大学名誉教授 伊藤猛夫先生の遺された資料をご遺族からお預かりすることになりました。

資料は膨大な内容ですが、例えば、河口堰が建設される前の長良川のアユの生態、ダムが建設される前の四国の河川(特に吉野川水系、仁淀川水系)の魚類相と河床地形など、今日では知ることが出来ない貴重な「川の記録」が遺されていました。今後は、長良川につきましては私が、その他の河川につきましては徳島大学のチームが資料の分析を行っていく計画です。

 伊藤先生の資料を得て、改めて思いを新たにしたことがあります。それは、「川の記録」の保存と公開という課題です。

 今まで記録してきた長良川を中心とした映像資料、特に1990年代のアナログデータをデジタル化してネット上にアーカイブするという作業を鋭意進めております。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

                                   新村安雄


 朝日の中で網を上げる親子を撮影していた。

 撮影時には気がつかないことだったが、親子の網をじっと見つめているカワゴンドウが少年のすぐ近くに写っている。
 メコンに棲むそのイルカは、音も無く姿を現して、一瞬ののちには消えていった。

 撮影地 ラオス カンボジア国境付近のメコン川

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