あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

「歌仲間」「似た者同士」という視点

2022-09-13 | ライブレポ

月1回「ぞうさんカフェ」の

オープンマイクは参加者に大人気。

日程が公開されると即座に

10数組がエントリーする。

象だらけ。

象・象・象。

時々ブッダ(笑)

象・象・象・ガネーシャ♪

ワケあってガネーシャには

阿弥陀仏と同じくらい

シンパシーを感じる。

私はこの一か月、

歌うのもギターを弾くのも

久しぶりな感覚で参加した。

ノンアルビール2杯行きました。

歌っている時の顔があれま

ものすごく険しい(爆)

選曲が「暗い歌シリーズ」

でもあったのだけれど、

もっと朗らかに歌えないものか。

つくづく思ったね。

パフォーマンスマスする皆さん

楽しそう。

自分のテンションとの

ギャップが際立ってた。

また忘れるかもしれないけれど

もっと力みなくそして

朗らかに歌おうと思った。

「ぞうさんカフェ」のステージは

普段では味わえない

独特の緊張感がある。

応援してくれる雰囲気と

適度な緊張感が

参加者に人気なのだろう。

ギター弾き語りが多数だけど

クラシックギターと踊りという

異色のパフォ-マンスも。

躍りの女性はなんと80代!

ステージ上でガラリと変身される。

今回はちょっと早めとはいえ

終了は22時過ぎ。

この方、片道2時間かけて帰る

そうだ。

神社が好きで一人でこっそりと

躍るそう。

「国褒めの歌」を神社でこっそり

歌う私とシュミが同じだった。

私は80代でも歌っているだろうか?

普段はお偉いさんだろうと思う人も

ステージでは皆同じ。

「縦社会の住人」に甘んじる人とは

違う人たち。

一生懸命練習して緊張しながら

一生懸命表現する。

恥じもかくしキャリアは無関係。

パワーを重んじる人にとっては

できないことよね。

〆はオーナーの植田さんがご挨拶。

「ミチコープレーション」の社長

としてもご活躍。

「世界一田舎の出版社」を自認

されている。

このほど新刊が出るそうで

楽しみだ。

夜も更けた。

日本一山奥にあるかもしれない

ライブレストランでの盛り上がりは

奇跡的だと思う。

一歩外に出たらあたりは

ひっそりと静まり返っている。

町内で参加するのは私と

時々もう1人か2人。

人は「場所」「地域」で住みわけて

いるだけじゃない。

「世界観」でも住み分けている。

これからはそれこそ縦社会や

血縁関係とは違う思想や感性が

似ている人同士で「世界」を

作っていくのだろうな。

雨が上がり雲がま~るく空いた。

中秋の名月がその間から

晴れやかな顔を見せてくれた。

「きれい~!!」

ミチさんが声を上げる。

真夜中、一緒に月を見て

感動を分かち合う。

これを幸せというのでしょう。

幸せは足元に?この場合は空に?

あるものだ。

固まっていた私の心が

ひと月ぶりにほどけた瞬間だった。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2022年秋 ライブ告知 | トップ | 勢いにのって「ワンコインラ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿