アカにつける薬

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密約暴露の本当の目的

2010年03月10日 | 過去記事倉庫
民主党は、いつまでアメリカに喧嘩を売る気だろうか?

今さら「密約」の暴露なんて。
要するに「自民党は国民をだましていた」という方向に世論を誘導して
参院選を民主党有利に持って行こうとしてるんだと思う。

本当にそれだけなんだと思う。

これまで密約問題を表に引きずり出して
「国民はずっとだまされていたんだ」
「だから基地なんかもういらない」
といってきたのは、日米安保破棄を叫ぶ左翼団体です。

密約暴露に拍手喝采しているのは、中国ですよ。

密約密約と言うけれど、小沢幹事長がやってきた談合や賄賂政治のような
私利私欲にまみれた、黒い密約とは次元が違う。

沖縄返還を実現するため、
朝鮮半島有事の際に日本を守るため、
日本の国益を考えて、その時その時のリーダーが、都度判断してやってきたこと。
外交には、表に出せないことはいっぱいある。
そんなことは、マスコミだってわかっているでしょうに。

インド洋給油からは撤退するわ
普天間基地移設は白紙に戻すわ
密約は暴露するわ

アメリカを逆なでするようなことばかり。
その結果としてのトヨタバッシングであり、
ワシントンポストの反日社説なのだと思います。


日本国民の世論を意図的に「反米」に誘導しているのが、
民主党左翼政権、日本のマスコミです。
これ以上アメリカに喧嘩をうるようなことを続けていると、
アメリカのほうから日本を見捨てて出ていっちゃいますよ。

その時に、日本は自分の力で自国を防衛できるんでしょうか?
自衛隊の軍事力は、そこまでしっかりしているんでしょうか?
(民主党は逆に自衛隊予算を削り、採用人員を削り、防衛力縮小に向かっています)

自分の国は自分で守れるだけの軍事力を持つまでは、
まだまだアメリカの助けが必要なんです。
米軍が本当に出ていってしまってから、慌てて
「お願いだから、日本にいてください」
と泣いて頼んだって、もう遅い。

密約暴露は、「2010年安保闘争」を目指す左翼(60・70年安保の残党)の戦略です。
そして民主党は、7月の参院選を有利に運ぶために、
その戦略に乗っかっているだけです。

まさに亡国の道です。