来年に延期になった東京オリンピックの事前合宿で、本校の体育館を使って練習する予定のフランスフェンシングチーム。コロナ禍で練習することすらままならない選手たちに、町が本校2年生の応援メッセージを撮影してYuoTubeにアップ(その動画はこちらで)したところ、在日フランス大使館のオリンピック担当書記官であるサミュエル・ドュクロケさんがいたく気に入ってくださり、本日の来県に併せて本校を訪問し、2年生に講話をしてくださることになったのです。
話は、ドュクロケさんの自己紹介に始まり、フランスの中学校生活、食文化、人気のスポーツ、フランス国内での日本文化の普及度合い等々、時にはクイズを交えながら進みました。
生徒たちは、ドュクロケさんの話に耳を傾けながら、提示されたプロジェクタに映し出された写真に見入っていました。フランス文化はもちろん、ドュクロケさんが終始フランス語で話されので(もちろん通訳の方が日本語に直してくれました。)、日頃なじみの薄いフランス語の響きにも触れる機会となりました。また、ドュクロケさんのフレンドリーな性格にも助けられ、和やかに会は進みました。
在日フランス大使館の書記官から話をしていただくという、本当に貴重な「国際理解教育」の機会を与えていただいたことに、心より感謝します。