僕はですね、
作品とは、全て完結したものを、自ら理解しようと努力した上で、
どうだったかを判断するべきだと思っています。
例えば、
寺山修司さんの「書を捨てよ 町へ出よう」は、
評論であり、演劇であり、映画です。
その当時、「書を捨てよ とは何事か!」というバッシングもあったようですが、
この「書を・・・」はコピーでもキャッチフレーズでもなく、
作品なのですね。
要するに、そこだけで判断しちゃダメな訳で、
ちゃんと、本や芝居・映画を観た上で、それを評価しないといけないのに、
ほんの一部だけの情報で、良い・悪いを判断するのは、
とっても怖いことだと思うんです。
ドラマ「女王の教室」など、当初は批判が目立った作品も、
完結してみれば、とても評価されるケースも多いです。
テレビドラマは、最終回までで、ひとつの物語です。
そこまで見届けて、どうだったか判断しても、良いのではないでしょうか?
もちろん、「観ない」という選択肢もある訳ですから、
まだ、終わっていないものに対して、
放送中止!というのは、
少し乱暴な気もします。
あくまで、僕のお子様な考えですので、
気分を害してしまった方がおられましたら、
ごめんなさい。