知り合いのお母様のところへ訪問アロマに行ってきました
「ケアハウスに入居している母が最近何もすることがないと・・・
元気がないんです。アロマでもやってあげたら気分も変わるかしら???」っと
娘さんからの相談から始まりました。
元気のない原因が分かりませんが一度、アロマ訪問に伺うことにしました
お会いしてみると何とも可愛らしいお茶目なおばあちゃまでお話をしていても楽しいこと・・・・
さぞかしお友達も沢山いたのでしょう。
50過ぎてからハイキングを始め、10年前まで山歩きをしていたというのですから・・・
ということは80歳ぐらいまで・・・・テクテク歩いていたことになります。
住宅事情から住み慣れた場所から離れ、娘さんのそばへ
その時点で仲良しの山のお友達とも別れ、山歩きとも別れ・・・・
辛かったでしょうが一人暮らしを心配する娘さんの気持ちもわかります。
今何がしたいかお尋ねしたら
「散歩して色々歩きたい!」って。でも気持ちが前へ向かないそうで・・・
とにかく下肢のトリートメントをゆっくり行い、その間もしっかり補聴器をつけて色々話が耐えません。
そのあと下肢の体操をしてみました。
それを見た娘さんが驚いてました。
「え~一人でそんな事できるの~?」
普段は娘さんに甘えてか手を借りてばかり・・・・
自分でやらないとどんどん出来なくなる!っと心配してイライラする娘さん・・・・
顔を合わすと口げんかになってしまうそうで・・・
住み慣れた場所から離れた環境の変化は、おばあちゃんの行動範囲を狭め
やる気を失い、その結果下肢の筋力を弱めたように思います。
下肢の筋力が低下すれば、さらに行動範囲が狭まります。
今の状態で一人での外出が心配なら誰かに付き添ってもらえばいい・・・
リハビリも必要なら一人でしっかり歩けるような指導をしてもらえばいい・・・
娘さんが一人で抱え込まないで誰かの力を借りればいい・・・・
このあばあちゃまの場合きっと少し援助してあげるだけで
自分のやりたい「散歩」が出来、楽しい日々と健康が取り戻せるはずです。
皆誰だって年はとる。
少子化の時代・・・お年寄りを社会皆で支えていかないと・・・・
そのための介護保険じゃないのかな~
娘さんが言ってました・・・
「どんな時に介護保険が使えるのか・・・・
どんな風に使ったらいいのか・・・
誰に相談したらいいのか・・・・全然分からない」
情報が行き渡らず・・・・
介護保険の使い方が分からず埋もれているお年寄りやその家族は多いのかもしれない。
必要なところに必要なケアを・・・・・
今後も・・・・
訪問アロマも訪問看護も地域に根付くような活動になるよう頑張っていきたいと思います。