アロマナース 森の聲だより

がん緩和ケアとアロマタッチケア

アロマタッチケアセミナーⅡでアロマでケアすることを学んだ看護師さんが

次は看護の中に取り入れるためのアロマタッチケアを

学ぶためにⅢを受講して下さいました 

1回目の本日は「がん緩和ケアとアロマタッチ」です。

以前は緩和ケアというと治療しても効果が得られなくなった状態で

それから緩和ケアを行うイメージがありましたが

今は治療をする早期の段階から緩和ケアは始まるようになってます。

http://www.kanwacare.net/kanwacare/point02.php

 

在宅看護を必要とする段階は

本当に最期の段階でのかかわりが多いのですが

そのほんの少しのかかりでも

アロマケアでほっと安心して頂けた方が多かったかと思います。

「本当に気持ちがイイ、またアロマに来てね」っと言って4日後に亡くなられた方

亡くなる数日前、アロマケア中に何も言わずポロポロ涙を流した方

辛いのにアロマケアの最中は辛さを忘れ、ウトウトされている方

「お母さんに何かしてあげたい!」っとアロマケアを覚え一生懸命していた娘さん

今後は緩和ケアの定義を考えると

早期の段階からアロマケアを始めたほうが効果的かと思います。

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WHOでの定義は・・・・

緩和ケアは、生命を脅かす疾患による問題に直面する患者とその家族に対して、痛みやその他の身体的、心理的、社会的な問題、さらにスピリチュアル(宗教的、哲学的なこころや精神、霊魂、魂)な問題を早期に発見し、的確な評価と処置を行うことによって、 苦痛を予防したり和らげることで、QOL(人生の質、生活の質)を改善する行為である

  • 痛みやその他の苦痛な症状から解放する。
  • 生命(人生)を尊重し、死ぬことをごく自然な過程であると認める。
  • 死を早めたり、引き延ばしたりしない。
  • 患者のためにケアの心理的、霊的側面を統合する。
  • 死を迎えるまで患者が人生をできる限り積極的に生きてゆけるように支える
  • 患者の家族が、患者が病気のさなかや死別後に、生活に適応できるように支える
  • 患者と家族のニーズを満たすためにチームアプローチを適用し、必要とあらば死別後の家  族らのカウンセリングも行う。
  • QOL(人生の質、生活の質)を高めて、病気の過程に良い影響を与える。
  • 病気の早い段階にも適用する。延命を目指すそのほかの治療(例えば化学療法、放射線療法など)を行っている段階でも、それに加えて行ってよいものである。臨床上の様々な困難をより深く理解し管理するために必要な調査を含んでいる。
  • 今後は緩和ケアにアロマタッチケアを取り入れながら

    身体的、心理的、霊的な側面を総合にみていきながら

    「生きる意味を」ともに考える看護を目指してくださると思います。

    2回目は認知症とアロマタッチケアです。

    次回もお楽しみに・・・・


    二拠点生活始めたフリーのアロマナースの日々のこんな活動!

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