悠斗の玩具系駄文日記?

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奇跡の島 アニマルアドベンチャー 感想

2012-03-03 20:23:42 | Weblog
というわけで水無月です。
今年もやってまいりました映画ドラえもん のび太と奇跡の島~アニマルアドベンチャー~の感想~

今回もネタバレが含まれております。
見たい方だけスクロールしてください。






















今回のテーマは「絶滅動物」と「のび太とパパ」。
…なんだろうけどなぁ。
まずは悪かった点。

・奇跡の島の設定関連
劇中で語られたところによると、6万5000年前に隕石が降り出来た島で、ゴールデン・ヘラクレスという不死のカブトムシの力によって守られているそうな。
で、それによって絶滅動物たちが生きることが出来、多くの科学者たちにより絶滅動物の保護区になっているとか。

…なんですが、作中で登場した科学者がケリー博士のみ。
他はロッコロ族という人間たちが住んでいます。

ロッコロ族に関する説明は特になし。
ゴールデン・ヘラクレスもただの伝説ではなく実在という超展開。
しかも敵に隔離されて力が失われると絶滅動物たちが苦しみだすという…オイオイ
この島マジでなんなんだろう…


・のび太
終盤、スネ夫たちが人質にとられ、救出に行かねばならないのですが
ドラえもんのおもな道具は修理中、ロッコロ族にも武器なんかないと知ってうろたえまくるのび太。
いつもの勇気はどうした…


・家族の絆に関する描写がくどい
のび太とパパがそれぞれ別のシーンで似たようなことを語るのですが、かなりくどく感じました。
緑の巨神伝でもあったのび太が生まれた日の映像もあり。まぁ、緑~では以前の映画版を元にした内容だったのが、今回は原作準拠になってましたが。
こういった話をする割にのび太とダッケ(記憶を失った子供時代のパパ)の友情描写は微妙。

というか、触れ合うシーンが少ないんですよねぇ…一緒に風呂に入ったくらいか?
上記の助けに行くシーンになると仲良くなってるし。
太陽王の時のティオくらいには触れ合ってほしかった。


・その他細かいツッコミ
敵がコロンがゴールデン・ヘラクレスの居場所を知ってると知ったのはいつ?人質にするだけじゃなかったの?
そんな簡単に捕まるのかゴールデン・ヘラクレス…
最終決戦がイマイチ盛り上がらないのも残念。去年と同じ巨大戦なのに…


では続いてよかった点。

・冒頭の描写
のび太とパパがカブトムシを買ってくるシーンなのですが、ここはなかなか良かった。
あとここで新・鉄人兵団の時の金魚ものび太がねだって買ってもらったもの(そして今はママとドラが世話をしている…)ということが判明。
以前も、前の映画に登場したアイテムがさりげなく出てきましたが、今回でしっかり時系列がつづいてる様子を描写してくれました。
「去年買った金魚」と言う小ネタも挟んでましたね。


・家族の絆について語るシーン
上記でくどい、と言いましたがパパとママが語るシーンではドラが聞き耳を立てており、パパたちがドラも家族に勘定しているのに感激。
また、上記のとおり原作準拠なのが地味にニヤリさせられます。迷ゼリフもしっかり再現。


・声優陣
特にゴンスケ。
今回ゴンスケを演じられたのは龍田直樹さん。藤子ファンなら分かるはず。
そう、「21エモン」でゴンスケを演じられた方なのです!
いや~やっぱりゴンスケといえば龍田さんだなぁと実感。21エモンDVD-BOXで久々に見たのとまったく変わらぬ演技でした。さすが!

他にも山寺宏一さん、二又一成さんなど味のある声優も。新しいところでは水樹奈々さんも。


・絶滅動物たちの描写
登場した数こそちょっと少なめに感じましたが、雲の王国で登場した動物たちも多数。
また、サーベルタイガーのシーンの音響効果は凄かったですね。ここはぜひ劇場で見ていただきたい。


・カブ太
のび太がパパに買ってもらったカブトムシですが、地味に重要な役回り。
ぶっちゃけダッケより活躍してんじゃね?という気も。


・ひみつ道具
今回、名前こそ呼ばれないもののたくさんのひみつ道具が登場。
あんな道具からこんな道具まで。知ってるとニヤリとさせられます。Yロウとかあったのはクスリと来ました。


と、こんなところでしょうか。
総評としては、割といい作品だとは思ったのですが、ひっかかる部分も多いなぁという感じ。
まぁ、人魚~よりは良くなってる気もするってところかな。

さて、来年の映画ドラえもんは!
・ドラえもんの鈴が消失
・大量のひみつ道具
・のび太が探偵のかっこ(予告のみかも?)
ということで来年もオリジナルのようですね…さてさてどうなることやら。

というわけで本日は以上!でわでわノシ

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