プロフェッショナル~仕事の流儀~
というテレビ番組を御存知でしょうか?
「プロフェッショナル」とよばれ、活躍している人たちを取材し、簡潔なドキュメンタリーにまとめたテレビ番組です。
単なる、その人たちのお仕事に対する姿勢だけでなく、そこまでに至る道のり・背景も綺麗に盛り込んでいるので、
その人の「プロフェッショナル」としての印象だけでなく、「人間」としての生き方を表現するとても素敵な番組です。
様々なフィールドでの色々な人たちの色々な顔を拝見することができます。
実際、私の場合、知識が疎いので、
見るまで、そういう職業の存在・その人の名前すら知らない・考えた事がない ということが多々ありますが、見終わった後には忘れないくらい深く心に残ります。
今回私が見たのは、
弁護士の 松村 謙一さん
森林再生のエキスパート 湯浅 勲さん
ご存知の方はいますか?(失礼ながら私はこの番組を見るまで存じてなかったです)
松村さんは、倒産しそうな企業を救う専門の弁護士の方。
湯浅さんは、日本の衰えている森林(無計画な人工林などにより)の命を救い蘇らせる方です。
長々と書いてもあれなので、
簡潔に…。
お二方とも素敵です。
この番組の最後はいつも
「プロフェッショナルとは?」という質問で締めくくります。
お二方のこの質問に対する考えは、
村松さん
「私どもに頼ってきた方・困り切って頼ってきた方を見捨てないで守り切る。なんとしてでも守り切るという強い使命感」
湯浅さん
「心の底からその仕事に思い切ってうちこめるかどうか。自分の命をかけてとか、人生をかけてとか、そういうことをやっても、それで心の底が納得してる人」
「プロフェッショナル」
響きはなんだか、気高で背伸びで、手がなかなか届かないような感じがしますが、
私は、どんな職業でも、湯浅さんの考え・姿勢を持てば「プロフェッショナル」といえるとおもいます。職業として存在するものでなくてもいいのです。
子育て、叔父叔母の介護、家事、…どれも、あてはまる。
「心の底から納得して取り組み・打ち込むこと」。
これが、キーワードだと思うのです。
そして、この姿勢は、必然と、
自分として生きること へのプロフェッショナルに繋がるとおもいます。
この番組の主題歌、
Progress スガシカオさんことkokua
も番組の流れととても合っていて良いです。
(でも、正直、司会者の方々の会話・質問のセンスはイマイチですが…><)