実は高校ぐらいから悩んでたことがある。
人の話が聞き取りにくい、もしくは聞こえないことがあった。
だから自分は耳が遠いのだろうなってそのときは考えた。
友達には聞きとれるまで聞いたり
仕事でも何回も聞いたり。
聞く姿勢がないんじゃないの?って
会社では影で言われたこともある。
儂はそんなつもりはない。
ちゃんと話を聞きたいし、不真面目にやっているわけじゃない。
一時そのことと、他のことで精神的にやられて
ヤバかったときもあった。
鬱みたいになってパニック障害になったり
自傷したりと夏場に半袖一枚で出掛けられなくなったりw
今思うと若さゆえにやらかしまくってたなぁってなりますな。
耳が聞こえにくすぎて
10代で補聴器が欲しいって母に言って叱られたこともあった。
耳鼻科いっても不調はないし
聞こえ方も悪くなく状態は良好だった
だから結局自分が聞く気あるのに、何かしら身体が聞く気がなくてそうなってるのかもって凹んだりした。
だけどここ数年、気づいたことがあって
人の話を聴きながらなぜか回りで流れてる曲(好きなものじゃないのに)を覚えてた。
というか回りの音を拾っていることに気づいた。
別にそっちに耳が傾いてるわけじゃない。
話している人の方を向いて、話を聞く体制をとっている。
回りのガヤガヤした音がメインみたいに聞こえてしまう。
説明しにくいんだけどなんていうか、変な風に聞こえすぎている。
ここ数年、会社で行われている健康診断で
聴力の検査は異常無しで耳が悪いというのはない。
なのに聞き取りにくいのが不思議だったんだけど
回りの音を拾ってしまうって言葉が一番自分の中で『これだ!』って思った。
で、ネットで調べたけど
APD=聴覚情報処理障害 というものがあるらしく
その症状の一例が自分と似ていたからびっくりした。
『聞こえているのに聞こえない』
すごくわかる。
特に色んな音のするところでは聞き取りにくくて
聞いても聞き間違えたり。
着信があっても聞こえない。
大音量にしてても聞こえないんです。
音の出るところをポケットから出していても聞こえない。
なんだろう、病名(症状)がわかってすっきりしたような
病気とされてしまうのが怖いような。
だけど、日本にはまだまだAPD=聴覚情報処理障害 について認識が低く
医者ですら知らない人もいるそうです。