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☆髙橋未来虹、森本茉莉、山口陽世……日向坂46、新成人メンバーのポテンシャルを探る☆

2024年01月14日 19時58分00秒 | 日向坂46
こ~んばん~わ


 新年を迎え、今年もまた多くの新成人が成人式を迎えた。今年は日向坂46からは髙橋未来虹、森本茉莉、山口陽世、平尾帆夏、山下葉留花の5人が新成人を迎える。三期生と四期生のメンバーが並んでおり、新たな未来を予感させる世代だ。

■髙橋未来虹がダンスでグループを牽引

 2022年から初めての後輩となる四期生も加入し、先輩として風格も漂ってきた感のある髙橋。10thシングル 『Am I ready?』に収録されている三期生楽曲「愛のひきこもり」では初のセンターを経験したほか、昨年11月22日から26日にかけて東京・こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて上演された舞台『ラフテイル・オブ・アラジン ~Aladdin and the Magic Lamp Story~』でヒロインにあたる王国の姫・バドゥール役を務めるなど、着々と力をつけている。身長170cmを超えるスタイルの良さが活かされたしなやかなダンスはグループの中でも特に目を引くものがあり、新年一発目の公式ブログでは「私の目標は、"パフォーマンスの要となる"。歌とダンスを磨いて、表現することを心から楽しむ一年にしたい」と語っていたように、2024年はパフォーマンスの中心を担っていく予感がする。また、昨年12月には公式Instagramも開設しており、より外向きの発信が増えていくことだろうし、演技を始めとしたソロ活動にも期待が高まる。

■森本茉莉、バラドルとしての覚醒に期待

 今年は森本にとっても飛躍の年となるはずだ。おひさま(日向坂46ファンの呼称)の中ではよく知られているように、森本といえば冠番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京系/以下、ひなあい)においてMCのオードリーの若林正恭の発言を発端に「激ヤバさん」とイジられるなど、日向坂46屈指の強烈な個性の持ち主。きっかけは森本の兄が必死に貯めていた貯金箱から何度もお金を盗んでいたというエピソードだった。今のところ、森本のヤバさは内輪だけにとどまっているが、さまざまなバラエティ番組への出演が叶った際にはきっとバラドルとして覚醒することは間違いないだろう。一刻も早く外番組で活躍する森本の姿が見てみたい。最近では舞台『幕が上がる』のさおり役で後述する山口とともにW主演を務めたことも記憶に新しい。上村ひなのを除く三期生は2021年に放送された日向坂46主演のドラマ『声春っ!』(日本テレビ系)へは出演しておらず、今回の舞台が初めての演技への挑戦。舞台の語り手として登場した森本は等身大の高校生を見事に演じてみせ、今後の期待を感じさせた。

■山口陽世、野球好きアイドルとして独自路線へ

 山口は、7thシングル『僕なんか』収録されている三期生楽曲「ゴーフルと君」ではセンターも経験し、にこやかな笑顔で魅了している。そんな山口といえば2023年は野球好きとしての活躍が目立っていた。昨年4月に横浜スタジアムにて開催された『4回目のひな誕祭』では横浜DeNAベイスターズのユニフォームを身にまとい、前・横浜DeNAベイスターズ監督のアレックス・ラミレスと始球式を行なったほか、同年6月には横浜DeNAベイスターズ vs 北海道日本ハムファイターズにおいて2度目の始球式を経験。日向坂46を代表する野球好きメンバーとして、山口の才能が知れ渡っている。そして『さくらひなたロッチの伸びしろラジオ』(NHKラジオ第1)のレギュラーMCとしても活躍しており、トークにも磨きがかかっている印象。欲を言うならば、始球式だけではなく、もっと山口のトーク力が活かせる野球番組も見てみたいところだ。

■平尾帆夏、ラジオMCとしての期待

 昨年の勢いという意味でもっとも目覚ましかったと言えるのは四期生の平尾帆夏だろう。9月には地元のラジオ番組『日向坂46 平尾帆夏のひら砲らじお』(エフエム山陰)がスタートし、パーソナリティとしての経験を積んでいるところだが、『日経エンタテインメント!日向坂46 Special 2023』(日経BPムック)では、「『おもてなし会』でライブのMCをしたとき、好きなことがみつかりました。(佐々木)久美さんから学んで『しゃべれるアイドル』になって、全体ライブでもMCを担当できるようになりたいです」と意気込んでいた。平尾の聴き心地のいい声質と安定感のあるトークはまさにラジオ向き。15分という短い枠ではあるが、今後30分枠に拡大することも期待できる。また、2ndアルバム『脈打つ感情』収録の四期生楽曲「ロッククライミング」では初のセンターを務め、まさにロッククライミングのように地道に階段を駆け上がっている。四期生のアンバサダーとしてグループの魅力を発信してくれることに期待したい。

■山下葉留花、秘めたるポテンシャルに注目

 高校卒業後に住宅設備系の会社に就職し、その後グループに加入するという経歴を持つ山下葉留花にも注目したい。加入当初はしっかり者のお姉さん的な立ち位置かと思われたが、『ひなあい』では徐々に個性を発揮している。たとえば、初登場の際には会社員時代のエピソードとして、A4用紙を1箱発注しようとしたところ、10箱も発注してしまったという“A4用紙大量誤発注事件”を明かした。また「山口陽世さんの山口の“口”のなかに2人で入ろうという話をしました」という意味不明な発言でMCのオードリーを困らせたこともあり、見た目と中身のギャップには彼女の底しれぬポテンシャルを感じさせる。昨年は膝の負傷により4月1日・2に開催された『4回目のひな誕祭』を欠席するという不運にも見舞われてしまったが、今年こそは聖地“横浜スタジアム”で輝く山下の笑顔が見たい。

 今年の新成人には日向坂46の未来を担う可能性に満ち溢れたメンバーが揃っており、チャンスがくれば一気に化けそうな逸材ばかりだ。2024年は大人になった彼女たちがグループを引っ張っていくことだろう。

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