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日向坂46、数々の名場面を生んできた『TOKYO IDOL FESTIVAL』の歴史 フェスならではのセットリストで伝えるグループの魅力

2023年08月03日 20時52分00秒 | 日向坂46

こ~んばん~わ


 日向坂46が8月4~6日に東京・お台場の青海周辺エリアにて開催される『TOKYO IDOL FESTIVAL 2023』(以下、TIF)に出演する。2019年以来、毎年出演を果たしている日向坂46だが、今年は8月6日のHOT STAGEでトリ(グランドフィナーレに出演の僕が見たかった青空 除く)を務めることが発表されている。


日向坂46『Am I ready?』(TYPE-A)

 国内で初となる“アイドルに特化した大規模同時多発的音楽フェス”として、2010年に東京・品川でスタートした同フェス。2011年からは現在まで開催されているお台場へと場所を移し、毎年恒例のアイドルファンが集結するイベントとして盛り上がりを見せてきた。2020年以降のコロナ禍においても、開催時期をずらしたり、オンライン配信を行ったりと、試行錯誤しつつもその年のアイドルカルチャーを反映してきた。今や『TIF』はアイドルの登竜門としての位置づけにもなっており、これを機にブレイクしていくアイドルも少なくない。それは日向坂46にとっても同様だ。けやき坂46時代から数えると、今年で7度目の出演となっており、日向坂46にとって馴染み深いイベントと言える。夏=『TIF』というイメージもおひさま(=日向坂46ファン)の間でも浸透してきているように思う。

 日向坂46のメンバーが初めて『TIF』のステージに立ったのが2017年。当時はグループ名も「けやき坂46(ひらがなけやき)」として、欅坂46との合同ステージという形で入れ替わりで出演。当時はまだ欅坂46の妹分的な立ち位置だったこともあり、欅坂46の名前を借りてのステージだったが、2017年は『ひらがな全国ツアー2017』を開催するなど、グループとして自立しようとしていた時期だった。この年、ファンの間で語り草となったのが佐々木久美の“TIF激怒事件”だ。これまでメンバーに対して怒ることがなかった佐々木久美が、パフォーマンスのミスに反省の色を見せないメンバーに対して感情をあらわにした。この映像はドキュメンタリー映画『3年目のデビュー』で詳細に映し出されており、メンバーの意識が変わるきっかけとなった。初の対外試合となった『TIF』への出演は、けやき坂46にとってどれだけ印象に残るパフォーマンスを見せられるか、という思いも佐々木久美のなかにはあっただろう。しかし、結果としてこの事件はけやき46のグループとしての団結力が生まれるきっかけとなった。


 けやき坂46単独での出演となった2018年。出演前の大きなトピックとしては二期生の加入があり、初の日本武道館公演を成功させるなど、けやき坂46が広く知れ渡ったタイミングだ。こうした実績を積み重ねた上でHOT STAGE単独出演はグループを広めるまさに絶好の機会だった。2017年との大きな変化と言えるのが、一期生曲「おいで夏の境界線」と二期生曲「半分の記憶」といった期別曲がセットリストに組み込まれたことだ。それはつまりグループの層が厚くなったことを意味している。この年の最後の曲として披露された「NO WAR in the future」はこれ以降毎年のように披露されており、フェスならではのファンの掛け声も見どころとなっていた。


 2019年はけやき46から改名後、日向坂46として初めて『TIF』に出演し、SMILE GARDENステージのトリを務めた。この年からは三期生の上村ひなのが参加し、「ドレミソラシド」「キツネ」「JOYFUL LOVE」といった現在でもグループを代表する楽曲を披露。これまで数々の歴史を作ってきた伝統の屋外ステージには多くのおひさまが詰めかけ、コロナ禍前最後の『TIF』を盛り上げた。2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、従来とは異なるオンライン形式で開催され、時期も10月に移された。メインステージであるHOT STAGEに登場した日向坂46は、活動を休止していた影山優佳が2017年以来の出演となった。上村を除く三期生が初めて参加し臨んだ2021年は、配信とリアルイベントのハイブリットで行われ、新たな『TIF』のあり方を模索する形となったが、日向坂46らしいパフォーマンスを届けた。


 2022年は3年ぶりに夏開催が決定し、「TIFアイドル総選挙」といった新たな試みが行われるなど、有観客と配信の双方を取り入れる形で開催された。コロナ禍の鬱憤が徐々に晴れつつある頃でもあり、ようやく夏の風物詩が戻ってきたという実感があった。この年の目玉は何と言っても2018年ぶりに期別曲を交えてのセットリストが披露されたことだ。日向坂46のファン以外も多数訪れる『TIF』の性質上、グループを代表する楽曲が多くなる傾向があるが、この日はライブ映えする曲だけではなく、各期のパフォーマンスをじっくりと楽しめるセットリストで、日向坂46の魅力を伝えることに成功した。

 2023年の今年は8月6日のHOT STAGEでトリを務めることが発表されている。出演メンバーはアナウンスされていないが、もし四期生の12名が参加するとなると対外イベントへの出演は今回が初めてとなる。単独でのイベントだけを見ても、四期生は『おもてなし会』と『4回目のひな誕祭』など数えられるほどでまだ経験は浅い。仮に『TIF』への出演が決まった場合には、これまで積み上げてきた成長を見せるいい機会でもある。これまでの流れからすると、期別曲をパフォーマンスする可能性も高く、四期生初のオリジナル曲となった「ブルーベリー&ラズベリー」や正源司陽子センター曲の「シーラカンス」、藤嶌果歩がセンターを務めた「見たことない魔物」の披露に期待がかかる。

 今年は4年ぶりに観客による歓声とジャンプが解禁され、過去最大の来場者数を記録した2019年の盛況ぶりがある程度は戻ってくることが予想される。まだ模索中の段階ではあるが、これまで数々の伝説を生み出してきた『TIF』で、今年はどんなドラマが生まれるのか。8月末に開催が控える全国ツアー『Happy Train Tour 2023』への弾みをつけるという意味でも、まずは『TIF』を成功させたいはずだ。日向坂46のとっても重要な位置づけである『TIF』でどんな姿を見せてくれるのか、楽しみにしたい。

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