乃木坂46黒見明香 情報びっしり「黒見ノート」 アイドル界屈指の“詳しすぎる”野球解説

こ～んばん～わ


　“詳しすぎる”野球解説で知られる乃木坂46黒見明香（20）が、メジャーリーグとプロ野球（NPB）の後半戦の見どころを語った。「ABEMAベースボールリポーター」として活躍中で、ドジャース大谷翔平投手（30）の好調の要因も分析。選手たちの情報をびっしり書き込んだ「黒見ノート」を片手に、今日も目を光らせる。


直筆の「黒見ノート」を頭に載せる乃木坂46黒見明香

　6冊以上書きためた「黒見ノート」はだてではない。今月24日には「マイナビオールスターゲーム2024」の生中継にゲスト出演。昨年の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」の宮崎キャンプの取材メモを引っ張り出して準備した。「やっぱり直接目で見たものって、映像とは違うと思うので。意識して書き込んでいます」と力説した。移動時間は選手のインタビュー動画などを見て、ノートにしたためるという。

　特にメジャーリーグに関する知識はアイドル界屈指だ。7月も引き続き好調を維持している大谷について「まず、打点が増えたことがかなり大きいと思います」と切り出した。「エンゼルス時代のネビン監督は大谷選手に任せるところが多かったと思うのですが、ドジャースのロバーツ監督はよりいろんな意見交換をしている印象です。タイムリーが増えたのも、そういった周囲からの影響もあるのかなと感じました」とよどみなく解説した。

　今季は開幕前に結婚を発表するなど、大谷のプライベートにも大きな変化があったことを受け、「（妻の）真美子さんと一緒にチームのイベントに参加したりすることで、より周囲の選手との絆も深まっている部分があるのかもしれません」と推測。「これまでは、いい意味で野球一本というか、野球少年からそのまま成長してきた大谷選手、という印象でした。私たち野球ファンにとっても、大谷選手の普段の姿とか、新しい一面を見せてもらえるきっかけになったと思います」と笑みをこぼした。


選手の魅力や個性、プレー内容がびっしりと書き込まれた「黒見ノート」を手に笑顔を見せる乃木坂46黒見明香

　メジャーリーグでは他にも多くの日本人選手が活躍している。中でもカブス今永昇太投手（30）が注目という。「シーズン前からすごく期待していて。審判からボールをもらう時に毎回帽子を取ってあいさつしていたり、落ち着きがすごい。投球フォームも特徴的ですよね」。個人的に楽しみなチームはレッズ。「すごくファンが熱いイメージがあって、後半戦さらに来ると思います」と予想した。

　NPBも後半戦がスタートした。「今季から阿部監督に代わった巨人が特に注目です。捕手の起用方法も変わったと感じています」と分析。ファンとの交流イベント「ミート＆グリート」では、DeNAの話題が出ることが多いという。「今永選手が抜けた投手陣もすごいですし、ベテランの宮崎（敏郎）選手らベテランの選手も活躍されていますし。三浦監督に代わってからずっと見ているファンの方はすごく楽しいんだろうなと思います」と顔をほころばせた。

　乃木坂46には黒見の所属する「乃木坂野球部」もあり、野球好きのメンバーも多い。今年9月にも“聖地”東京・神宮球場での恒例のライブを控えている。「もちろん乃木坂野球部のことをもっと多くの人に知ってほしいし、これからも野球のすばらしい魅力をたくさんの方に届けたいです」。知識と取材に裏打ちされ、1度話し出すと止まらない野球トークは、純粋で真っすぐな志の表れだ。


直筆の「黒見ノート」を手に写真に納まる乃木坂46黒見明香

◆黒見明香（くろみ・はるか）　2004年（平16）1月19日、香港生まれ。東京都出身。18年8月「坂道合同オーディション」合格後、坂道研修生を経て20年2月に4期生として乃木坂46に加入。早実卒の現役早大生。YouTubeチャンネル「ABEMA　野球」で、野球に関わるさまざまな取材や企画を行っている。163センチ。血液型O。

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