こ~んばん~わ
櫻坂46が、9月12日、13日に東京・国立代々木競技場 第一体育館にて『三期生ライブ』を開催する。同ライブのチケットは即日完売。10月8日、9日には大阪城ホールにて追加公演の開催も発表されるなど、三期生の勢いが止まらない。
櫻坂46が、9月12日、13日に東京・国立代々木競技場 第一体育館にて『三期生ライブ』を開催する。同ライブのチケットは即日完売。10月8日、9日には大阪城ホールにて追加公演の開催も発表されるなど、三期生の勢いが止まらない。
2023年に加入した三期生にとって、単独ライブを開催するのは『新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za』以来2回目。今回の『三期生ライブ』のポイントは、三期生にとって1年の集大成を示すライブとなること、そして11月23日、24日にZOZOマリンスタジアムにて開催される『櫻坂46 4th YEAR ANNIVERSARY LIVE』に向けてグループとしての勢いをさらに加速させることにある。櫻坂46としては『新メンバーオーディション』を開催し、四期生の加入も目前に控えている状況で、三期生がグループにおける立ち位置を明確にする公演でもあるだろう。三期生の山下瞳月が表題曲センターを務めた9thシングル『自業自得』を経て、どのように成長した姿を見せてくれるのか、このライブ期間は三期生にとって重要なタームになっていくだろう。
加入からわずか2カ月で『櫻坂46 三期生「おもてなし会」』の舞台であるぴあアリーナMMの舞台に立った三期生。同公演は2023年1月からYouTubeにて公開されてきたドキュメンタリー映像「私たち、櫻坂46三期生です」で見せた三期生の成長の証をパフォーマンスで示す形となった。「私たち、櫻坂46三期生です」では、研修生期間の課題曲として11人が苦労してきた楽曲である「BAN」のパフォーマンスを、センターを務める石森璃花を中心に、櫻坂46として活動していく覚悟を感じさせる鬼気迫るダンスで見せた。その後4月からスタートした全国5都市11公演にわたるツアー『櫻坂46 3rd TOUR 2023』では、先輩たちとともに1万人を超える規模の会場を経験。三期生が積み上げてきた集大成として位置づけられるのが、同年11月3日から12月3日にかけて乃木坂46・櫻坂46・日向坂46による合同イベント『新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za』だった。印象的だったのは、谷口愛季がこれまでの期間を振り返り、成長を実感していたと語ったMC。向井純葉の「私は毎公演観ることで、個々の良さも伸びていると思うし、何より三期生全体のパフォーマンスから伝わるものが、どんどん大きくなっているなって。これからもっともっと頑張って、みんなでいろんな三期生を見せていけたらいいなと思いました」という前向きな言葉からも、三期生が着実に自信と経験を積み重ねていることを実感させられた。
櫻坂46 LIVE Blu-ray & DVD『3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE at ZOZO MARINE STADIUM』ダイジェスト映像
三期生にとって初のアニバーサリーライブである『櫻坂46 3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE』では、先輩たちに入り混ざっても、遜色のないパフォーマンスを示した。中でも筆者が息を呑んでしまうほど見入ってしまったのが、初日に披露された山下センター曲「静寂の暴力」だった。「BAN」披露後に静寂に包まれるZOZOマリンスタジアム。中央のステージからメインステージへと静かに歩み出す山下をただ黙って見守っている光景は異様でさえあった。一瞬の静止からピアノのイントロが始まると、これまで静止していた鼓動が再び動き出すようななんとも言えない高揚感を覚えた。メンバーとBuddies(櫻坂46ファンの呼称)で作り上げた美しい瞬間であり、間違いなくこれまでの三期生のベストアクトだったように思う。
三期生にとって初のアニバーサリーライブである『櫻坂46 3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE』では、先輩たちに入り混ざっても、遜色のないパフォーマンスを示した。中でも筆者が息を呑んでしまうほど見入ってしまったのが、初日に披露された山下センター曲「静寂の暴力」だった。「BAN」披露後に静寂に包まれるZOZOマリンスタジアム。中央のステージからメインステージへと静かに歩み出す山下をただ黙って見守っている光景は異様でさえあった。一瞬の静止からピアノのイントロが始まると、これまで静止していた鼓動が再び動き出すようななんとも言えない高揚感を覚えた。メンバーとBuddies(櫻坂46ファンの呼称)で作り上げた美しい瞬間であり、間違いなくこれまでの三期生のベストアクトだったように思う。
2024年には『櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?-』で初の東京ドームという大舞台を経験した三期生が、自分たちだけで戦う次なる挑戦の場として選んだのが代々木第一体育館だ。代々木第一体育館は、欅坂46時代からグループが何度も立ってきた思い出の地でもある。三期生単独では1万人を超える規模のステージを経験するのは初めてであり、大きなチャレンジと言えるだろう。
『三期生ライブ』で期待したいポイントとしては、『新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za』からのパフォーマンスの成長である。そこから三期生楽曲としても、8thシングル『何歳の頃に戻りたいのか?』収録の村山美羽センター曲「何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう」、9thシングル『自業自得』収録の向井純葉センター曲「引きこもる時間はない」と期別曲も増えており、表現の幅を増やしてきた。ただ、残念なのは「引きこもる時間はない」でセンターを務める向井、小田倉麗奈が代々木第一体育館公演の欠席を発表していること。11人全員でのパフォーマンスを楽しみにしていただけに、今回の発表は残念でならないが、残りの9人が2人の思いも背負って熱いステージを届けてくれるはず。
9月12日からいよいよ三期生の伝説が始まろうとしている。追加公演となる大阪城ホールは2日間で最大3万2000人を動員できる会場で、三期生単独公演としては最大のキャパとなるわけだが、今の三期生ならば新しい景色を見せてくれるはずだ。
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