櫻坂46松田里奈２年ぶり紅白出場への意気込み語る「見ている全ての方に熱をお届けしたい」

こ～んばん～わ



NHK紅白歌合戦での全力パフォーマンスを誓った櫻坂46松田里奈


　櫻坂46のキャプテン松田里奈（24）が、2年ぶりの出場となる大みそかの「第74回NHK紅白歌合戦」（午後7時20分）への意気込みを語った。欅坂46からの改名から3年、シングル3枚をリリースし初の海外公演も実現。飛躍の2023年を振り返った。

　2年ぶりの紅白出場。「改名してすぐの時（20年）も出させていただいたんですけど、正直当時、自分たちの力で出られた気がしなかったんです。だから今年は櫻坂46としての積み重ねを認めていただけたような気がして、自分たちとしても出場をつかめたという実感があります」と喜んだ。

　昨年、欅坂46時代から6年間続いていた紅白出場が途切れた。「やっぱり悔しい気持ちはありました。でも、ファンの方に暗い気持ちを伝えたくなかったし、1つの良い経験だという風に感じて、悔しいと思えたことにもある意味安心しました」と振り返った。

　「多分、メンバーもそれぞれ悔しい思いをしていたと思うんですけど、グループ全体の雰囲気が落ち込んだわけではありませんでした。『よし、これからも頑張るぞ！』って感じで。変わらず自分たちのやってきたことを続けて、櫻坂46の魅力とか色を見つけるために全力で目の前のことに向き合っていこう、って」

　今年はパリやマレーシア、フィリピンでもステージに立った。先月には千葉・ZOZOマリンスタジアムでグループ初のスタジアム単独公演も成功させた。「ファンの方の応援と、いつもサポートしてくださるスタッフの皆さんのおかげで、チャンスにしがみついて、やって来られました。今年は特に一歩踏み出せているような感覚がありました」と感謝した。

　今年1月には初めての後輩となる三期生11人も加入。最新シングル「承認欲求」では4人が選抜入りするなど、早くも頭角を現している。「すごく三期生に刺激をもらっています。背筋が伸びるような感覚です」と明かした。一方で先輩の一期生は土生瑞穂（26）、小林由依（24）と卒業や卒業発表が続いた。「正直、まだいてほしいっていう気持ちが強いです…（笑い）。やっぱり寂しいです」と吐露した。

　櫻坂46としての存在を確立した3年。改名後しばらくはグループの武器や個性を探りながら活動に臨んでいた。「セカンドツアーあたりから、櫻坂46ってこんな感じなのかも、という感覚があって。それが今年のサードツアーで確信に変わるというか、みんなで1つになって自信をつけられた雰囲気がありました」と説明した。

　あらためて櫻坂46の魅力とは。「カッコよさのあるライブだったり、カッコいいパフォーマンスが似合うようなグループであれたらいいなと思います」。バラエティーなどで見せる「素」の姿も印象的だ。「先輩後輩関係なく、ふざけるところはふざけるし、でもパフォーマンスになるとスイッチが入るので、ギャップをお見せできているのであればうれしいです」と笑顔で呼びかけた。

　復活の1年を締めくくる紅白となる。「待ち望んでくださったファンの方々のためにも、見ている全ての方に『このグループすごいな！』って思ってもらえるような熱をお届けしたいです！」と誓った。

◆松田里奈（まつだ・りな）1999年（平11）10月13日、宮崎県生まれ。18年8月「坂道合同オーディション」合格。同年11月欅坂46（現櫻坂46）に二期生として加入。元銀行員。21年1月から副キャプテン、昨年11月からキャプテン。TBS系「THE TIME，」木曜レギュラー。159・5センチ。血液型O。


NHK紅白歌合戦での全力パフォーマンスを誓った櫻坂46松田里奈

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