乃木坂46×櫻坂46、YouTubeでの共演相次ぐ 3坂道山下の会、ゲラ×ゲラ……コラボ動画のメリットは？

こ～んばん～わ


ここ1カ月で乃木坂46のYouTubeチャンネル『乃木坂配信中』と櫻坂46のYouTubeチャンネル『櫻坂チャンネル』のコラボを筆頭に、坂道シリーズ同士のコラボ動画が相次いでいる。

　乃木坂46と櫻坂46のYouTubeチャンネルが開設されて以降、しばらくはグループの垣根を超えた交流はなかったが、昨年10月に乃木坂46の遠藤さくらと櫻坂46の山﨑天が沖縄を旅行するVlog動画が各グループのYouTubeチャンネルで公開されると大きな反響を呼んだ。そこからしばらくは乃木坂46と櫻坂46の間でのコラボはなかったが、5月11日、12日に東京ドームで卒業コンサートを行った乃木坂46の山下美月に向けて、名字が“山下”という共通点がある櫻坂46の山下瞳月と日向坂46の山下葉留花が卒業祝いを届けるという動画が公開。ついに3坂道の山下が共演を果たした。

 

【3坂道山下の会】乃木坂46山下美月さんに卒業祝いのプレゼント作ってみました！【乃木坂配信中＆櫻坂チャンネルコラボ前半】

 

【3坂道山下の会】乃木坂46山下美月さんご卒業おめでとうございます！【乃木坂配信中＆日向坂ちゃんねるコラボ後半】

　『日向坂ちゃんねる』にて公開された「【3坂道山下の会】乃木坂46山下美月さんに卒業祝いのプレゼント作ってみました！【乃木坂配信中&櫻坂チャンネルコラボ前半】」と、『櫻坂チャンネル』にて公開された【3坂道山下の会】乃木坂46山下美月さんご卒業おめでとうございます！【乃木坂配信中&日向坂ちゃんねるコラボ後半】」では、葉留花はバッグをプレゼントするために手芸用品店へ、瞳月は粘土を使ったプレゼントの材料を集めるために生活雑貨店へ。最初はぎこちなさを見せていた2人だったが、マイペースに距離を詰める“はるはるワールド”全開の葉留花に、瞳月はたじろぎながらも互いを“はるはる”（葉留花）、“しーちゃん”（瞳月）と呼び合うなど、次第に心を開いていく。葉留花が「私、とんこつラーメン大好きで……」と切り出すと、瞳月も「私も（一緒に）行きたいです」と意気投合。YouTubeでの企画を通して仲を深めていった。

　卒業コンサート1日目に訪れた2人はライブを鑑賞後、美月のもとを訪れると、「日向坂46の山下です」「櫻坂46の山下です」「乃木坂46の山下です」とそれぞれ自己紹介をし、緊張しつつもプレゼントを手渡した。瞳月が「山下さんが描くうさぎがすごい好きで、生誕祭で使われてたうさぎとにんじんを作りました」と報告すると、山下は「さすが瞳月ちゃん、前からのやつを知ってくれている！」と嬉しそうに語っていた。この瞬間はおそらく最初で最後の“山下の会”になるはずで、貴重な共演シーンと言えるだろう。

 

【ゲラ×ゲラ＝？】乃木坂と櫻坂のゲラが部屋で1時間過ごしたらどうなる！？【櫻坂チャンネルコラボ 前編】

 

【ゲラ×ゲラ＝？】櫻坂と乃木坂のゲラがボートで2人っきり【乃木坂配信中コラボ 後編】

　2024年5月29日には「スペシャルコラボ祭り第2弾その6」と題して、『乃木坂配信中』と『櫻坂チャンネル』のコラボが実現。前編となる「【ゲラ×ゲラ＝？】乃木坂と櫻坂のゲラが部屋で1時間過ごしたらどうなる！？【櫻坂チャンネルコラボ 前編】」では乃木坂46の岡本姫奈と櫻坂46の向井純葉という何でも笑ってしまう、いわゆる“ゲラ”な2人が、会議室で1時間ただただ過ごすという企画が行われた。向井と言えば、『そこ曲がったら、櫻坂？』（テレビ東京系）の企画「三期生 私って何キャラ？ランキング」の第1位に「何でも笑うゲラキャラ」が挙げられるなど、三期生屈指のゲラとしても知られるムードメーカー。コラボ動画の中でも、向井が会議室に入ってくるや否や、岡本と向井のゲラが発動し、お互いを見つめ合いながら笑い合う。その後の企画でも終始笑いの絶えない2人だったが、向井の出身地である広島県の場所が分からず、最終的に「たぶん沖縄に近いってことだよね」と結論づける岡本や黒ひげ危機一発で負けてしまいアフロを被ることになった岡本にツボる向井など、見どころが満載だった。

　その後編では、外に飛び出しボートに挑戦した2人。岡本が「メンヘルな話をするけどさ……」と“メルヘン”を“メンヘル”と言い間違えると、さっそく2人のゲラが発動。向井はずっと見ていた岡本と一緒に共演していることについて「なんか夢みたい。こんなお話ししてるだなんて」と嬉しそうに語ると、岡本は「純葉が櫻の子では初めてかも」と櫻坂46で初めての友達ができたと明かした。

　グループの垣根を超えたコラボ動画の利点は、お互いの知られざる一面が見えること、そして新たな交流が生まれることだろう。グループで活動している以上、関係が同じグループの中で完結してしまうことは避けられないが、こうしてYouTubeの企画を通して新たな関係性が生まれるのはメンバーにとっても、ファンにとっても嬉しいはず。動画のコメント欄を見ていると、それぞれのグループのファン同士の交流が生まれており、お互いの魅力を知るいいきっかけとなっているようだ。もちろん、普段のグループ活動が優先となるはずなので、こうしたコラボはなかなか実現できるものではないことは理解しているが、定期的にコラボ動画を更新してくれることに期待したい。

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