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乃木坂46樋口日奈、涙の卒業 11年の活動に幕「また会えるように頑張る」

2022年11月01日 17時27分00秒 | 乃木坂46
ここ〜んばん〜は
 
 

乃木坂46を卒業した1期生の樋口日奈(10月31日/東京国際フォーラム ホールA)


同期の秋元真夏が卒業する樋口日奈へメッセージ=『乃木坂46 樋口日奈 卒業セレモニー』より


『乃木坂46 樋口日奈 卒業セレモニー』より


「同志」とともに「やさしさとは」を歌唱(左から)鈴木絢音、齋藤飛鳥、樋口日奈、秋元真夏


10月5日に卒業セレモニーを行った和田まあや(右)がサプライズ登場=『乃木坂46 樋口日奈 卒業セレモニー』より


和田まあやと抱擁する樋口日奈=『乃木坂46 樋口日奈 卒業セレモニー』より


『乃木坂46 樋口日奈 卒業セレモニー』より


『乃木坂46 樋口日奈 卒業セレモニー』より


『乃木坂46 樋口日奈 卒業セレモニー』より


『乃木坂46 樋口日奈 卒業セレモニー』より


『乃木坂46 樋口日奈 卒業セレモニー』より


『乃木坂46 樋口日奈 卒業セレモニー』より


『乃木坂46 樋口日奈 卒業セレモニー』アンコールでは“みかん大作戦”のサプライズも


『乃木坂46 樋口日奈 卒業セレモニー』アンコールでは“みかん大作戦”のサプライズも


『乃木坂46 樋口日奈 卒業セレモニー』より


『乃木坂46 樋口日奈 卒業セレモニー』より

 
 アイドルグループ・乃木坂46の1期生、樋口日奈(24)が10月31日、東京国際フォーラム ホールAで行われた『乃木坂46 樋口日奈 卒業セレモニー』をもってグループを卒業し、11年におよぶアイドル活動に終止符を打った。
 
 
 樋口は2011年8月、乃木坂46の1期生オーディションに13歳(中2)で合格。1期生最年少の齋藤飛鳥(24)や、和田まあや(24)らとともに“年少組”と呼ばれていたが、現在では上から3番目の年長メンバーとなり、後輩からは「みんなのお姉ちゃんみたいな存在」(3期生・梅澤美波)と慕われていた。

 セットリストは樋口自身が考え、「やりたいことをたくさん詰め込んで、私の乃木坂での年表みたいな感じのライブ」になると説明。自身のセンター曲で19thシングル「いつかできるから今日できる」(2017年)アンダー曲「My rule」でスタートすると、5期生とは2ndシングル「おいでシャンプー」(2012年)収録のアンダー曲「狼に口笛を」、4期生とは初選抜入りした8thシングル「気づいたら片想い」(2014年)をパフォーマンス。現在の4期生、5期生が加入してからの年月を重ね合わせて選曲したことを明かした。
 
 樋口が「同志」と語った1期生の秋元真夏、齋藤飛鳥、2期生の鈴木絢音とは、7thシングル「バレッタ」(2013年)収録曲「やさしさとは」を歌唱。アンダーメンバーとは「私を奮い立たせてくれた曲」と語るあの日 僕は咄嗟に嘘をついた」と、「私に責任感を持たせてくれた1曲。初めてセンターに立たせてくれた大事な曲」という「シークレットグラフィティー」をパフォーマンス。「シークレットグラフィティー」の途中からは観客のクラップのみを伴奏にアカペラで歌い、ファンの感動を誘った。

 3期生と披露したのは、3期生曲「思い出ファースト」。「大好きな曲で、最後に絶対やりたいと思っていた」と明かした。久保史緒里は、乃木坂46のオーディションを受けたきっかけが、樋口も出演していた『アンダーライブ』の東北ツアーだったことで知られているが、同公演の秘話を回想。「後ろから2列目の席だったんですよ。だけど、トロッコで一番近くに来てくださったメンバーが樋口さんだったんです。その輝きを見て『私もこうなりたいな』と思ったので、メンバーになって樋口さんを笑顔で送り出せるとことがすごくうれしいなと思います」としみじみ。樋口は「今知った。なんか運命みたい」と感激していた。

 乃木坂46加入前から樋口にあこがれていた阪口珠美は、終始目をうるませ、「ひなちま(樋口の愛称)さんのことが大好きです。心から大好きで、つらいときもいつも寄り添ってくだって、こんなに心から信頼できる方に会えたのがうれしい」と言いつつ涙が止まらず。「あしたから私は大丈夫かなってすごく不安になっちゃうけど、これからもずっとずっと大好きなので、ずっとずっとついていくので、どうか受け止めてください」と全力で告白した。

 樋口は「もちろんだよ~。メンバーじゃなくなるから、違った関係性でまた話せることも増える気がする。いつも変わらぬ愛をありがとう」と言って笑いあった。そんな坂口と歌いたかったというのは、坂口センターのアンダー曲「口ほどにもないKISS」。曲中には涙目の坂口の頭をなで、歌い終えるとハグを交わしてファンの涙を誘った。

 「まさか11年間、乃木坂46にいられると思っていなかった」という樋口は、一足早く今月5日に卒業セレモニーを行った同期の和田まあやについて語り始めた。「まあやは今日ここにはいないですけど、アンダーライブで全国を回ったり、初選抜も一緒だったり、兄弟みたいに共に過ごしてきました。そんなまあやのことも心において、次の曲を歌いたいなと思います」と語ると、涙をぬぐった。

 ここで和田が「おーい!ここだよ~」と明るく登場するサプライズ。会場が拍手に包まれた。樋口は「皆さんをびっくりさせようと思ってまあやの話したんだけど、来るってわかってるのに泣いちゃった」と大笑い。「どうしても、まあやとやりたい曲があったんですよ」といい、2人でライダースジャケットを着ると、「孤独兄弟」をパフォーマンス。オリジナルは同期のお姉さん組、白石麻衣と橋本奈々未のユニット曲とあり、樋口は「うれしいね。お姉ちゃんメンバーの曲を当時の年少メンバーが歌えるって」と喜びをかみしめていた。
 
 本編ラストを前に、11年間の活動を振り返った樋口は「乃木坂での活動を通して、たくさんの人の人生にかかわれたこと、たくさんの人に私の人生にかかわってもらったこと、本当に本当に幸せに思います。これからも少しでも多くの人に、元気や笑顔を与えられるような、そんなきっかけの一部になれるように、強く生きていきたいなと思います」とあいさつし、大切な節目ごとに歌われてきた名曲「きっかけ」で締めくくった。
 
■秋元真夏がメッセージ「ちま自身のことだけを考えて、本当に幸せになって」
 
 アンコールでは淡い紫のドレスをまとって登場した樋口は、自身のセンター曲「誰よりそばにいたい」を1人で歌唱。続いて、「ロマンスのスタート」では、体調不良のため一部のグループ活動を休止している4期生の清宮レイが合流。さらに、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』に出演中の3期生・山下美月も滑り込んだ。樋口は「ありがとう! 幸せです、みんなに囲まれて」と声を弾ませた。

 最後に同期の秋元がメッセージ。「ちま(樋口)は本当に“優しさのかたまり”みたいな人。私だけじゃなくて、メンバーも、ファンの皆さんも全力でうなずいてくれるくらい、本当にその言葉で表せる人」と表現。「こんなに愛でみんなを包み込める人に出会ったことがない。ここまで自分を犠牲にしてもみんなのことを守って、頑張ってきてくれたから、ここから先、私たちメンバーの願いは、ちまが、ちま自身のことだけを考えて、本当に幸せになってほしい。それを約束して、また次の道に進んでもらえたらうれしいと思います」と涙まじりに伝えた。

 ラストナンバー「乃木坂の詩」を歌い終えた樋口は「本当に最高な思い出をいっぱいありがとうございました。また皆さんと会えるように頑張るので、忘れないでもらえたらうれしいなと思います。そして、私も皆さんと一緒に乃木坂をこれからも応援していこうと思うので、まだまだここにいるメンバーのこと、どうかよろしくお願いします」と、今後の乃木坂46をファンに託し、11年間の活動に幕を下ろした。

 グループ活動と並行してファッション誌『JJ』専属モデルを務め、フジテレビ系ドラマ『教場II』出演、舞台『フラガール -dance for smile-』に主演するなど、俳優としても活動の場を広げてきた樋口は、今後も芸能活動を続ける。

■『乃木坂46 樋口日奈 卒業セレモニー』セットリスト
OVERTURE
01. My rule
02. 左胸の勇気
03. 狼に口笛を
04. やさしさとは
05. 気づいたら片想い
06. あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
07. シークレットグラフィティー
08. 思い出ファースト
09. インフルエンサー
10. シンクロニシティ
11. 口ほどにもないKISS
12. 孤独兄弟
13. きっかけ
【アンコール】
14. 誰よりそばにいたい
15. ロマンスのスタート
16. 乃木坂の詩
 

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