天空の城、竹田城跡で雲海が見られるのは、晩秋から冬にかけた晴れた日の早朝ということになっています。
竹田城跡は350mくらいの山頂にあり、麓には円山川が流れています。昼間に温められた空気が放射冷却で温度が下がり、川の水温との差が大きくなると、川から霧が発生します。それが立ち昇り山頂にある城跡を包みます。
朝6時過ぎ、本丸から南二の丸と南千畳を見下ろした雲海風景
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10年ほど前、竹田城跡は今ほど有名ではなかったので、観光客も少なく踏み荒らされることもなかったので、地面が剥き出しになっていますが、今は保護のため順路上に黒い不織布シートが敷かれています。
向かいの立雲峡から竹田城を見た風景
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8時過ぎになるとだんだん霧がはれて、町並みが見えてきました。
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残念ながら、晴天ではなく余りいい写真は撮れませんでしたが、霧が川面から発生し、次第に濃くなり、雲海となって立ち上ってくる様子を本丸の上で見ることができて感動しました。