むくむく[ バイト][本 /漫画]

●バイト

くたびれたー。
心と喉が。
基本的に誰とも喋らない、声出さない生活してるからさー。
知らない人に話しかけるの心の力が減るわ。
喉は大声出すから。
このバイト続けたらカラオケがうまくなるかもしれないね。

逆に、８時間の立ちっぱなしにもほとんどむくまない足腰は偉い。
よくストレッチしておこう。

お客さんに「チーズ似合いますねｗ」言われた。
うっせ！
おまえをチーズフォンデュにしてやろうか！


●本/漫画

Chris Grabenstein「HELL HOLE」
出版されたのが2008年の小説なので、アメリカの今っぽさみたいなのを感じられて楽しい。
内容はしかし結構重かったな。
語り手が“普通の今時の若者”なところがいいから、あんまり大掛かりな話になっていかないでほしい。

G.K.チェスタートン「ブラウン神父の懐疑」
読み始めたけど、どうも入れなくてすぐに止めちゃった。
前も読みきれなかったんだ。
チェスタートンは江戸川乱歩も高く評価してて、読まないのは惜しい作家だと思うんだけど、うーん。

「ONE PIECE」の空島後～スリラーバーク前まで読んだ。
ワンピ面白いなああ！
ルフィとウソップの喧嘩に、メリーの最後に、ロビンの過去に、いちいち震えた。

膨らむ気泡[ バイト][電車]

●バイト

今日もチーズを売りに。
売れるといいなー。
あと、時間がどんどん立つといいなー。
19時まで。
漠然とした不安が消えぬよ。


●電車

昨夜、中央線で見かけた三十代くらいの男性。
黒の革ジャンにサングラスでビール缶を片手に、

「ぶっ殺す！ぶっ殺す！DV野郎が！男なら強いやつに向かってけ！軟弱ほうけい野郎！オカマ！優しいだけの男についてくのかよ雌豚！雌豚野郎！」

と、豊富な悪態をつき続ける。
どうも自分をふった女性とその相手のことらしい。

それから「おばさんシャブ中？」と空に向かって問い掛け、
「これが渋谷かよっ」と中野で呟き、
持っている傘が何度も床に落ちるのに「しつけえよ！」と怒鳴りつけていた。

春だね！